大阪マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

大阪マラソン

大阪マラソンは2022年からびわ湖毎日マラソンと統合されて、トップアスリートが参加する真剣勝負のマラソン大会になりました。とはいえ市民ランナーにとっては1年に1回のお祭りであることには変わりなく、倍率も高くて「いつかは走りたい」大会のひとつ。

ここではそんな大阪マラソンの特徴や大会概要などの情報をまとめてご紹介していきます。

目次

大阪マラソンの特徴

大阪マラソンは2020年が新型コロナウイルスの関係で延期、第10回大会は秋大会となる2021年ではなく2022年2月27日に開催されましたが、トップランナーだけの大会になってしまい、市民ランナーはスタートに立つことはできませんでした。2023年も2月開催となっており、現時点では市民ランナーも出場できます。

種目
・フルマラソン
・チャレンジラン(7.2km)

一般のランナーが参加できる種目はフルマラソンのみです。2019年に新コースになり、スタートは大阪府庁前から変わりませんが、フィニッシュが大阪城公園になっています。観光スポットを詰め込んだコースになっているので、見どころが多くてコースはフラットで走りやすいといった特徴があります。

そして何よりも大阪ならではの沿道の声援があるのが、大阪マラソンの魅力になります。沿道からの声援が力になり、ときにはランナーに笑いを届けてくれるのも大阪ならではです。ただし、参加者が多いということもあって、ややキャパオーバーな感じもあります。

ちなみに大阪マラソンの倍率は4〜5倍程度。東京マラソンほどではありませんが、国内のマラソン大会としては高倍率で狭き門のひとつです。ふるさと納税での参加枠やチャリティーランナー枠もありますので、確実に走りたい方はそちらからのエントリーも検討しましょう。

AブロックやBブロックならタイムを狙うこともできますが、それ以降のブロックは渋滞を抜けるまでがまんが必要になります。記録を狙うのもありですが、大阪の景色を楽しみつつ、全エイド制覇を目標にして走るほうがいいかもしれません。勝負というよりはエンターテインメント、ランナーのお祭りだと考えて走るのがおすすめです。

もちろん記録狙いでも構いません。その場合にも前半は抑え気味に走りましょう。25km以降からアップダウンが始まるので、体力を残しておかないと失速してしまいます。無理して渋滞をすり抜けするのではなく、周りのペースに合わせて走りましょう。

大阪マラソンの関門時間

大阪マラソンは関門の情報を公開していません。このため、どれくらいのペースで走ればいいのか現時点で判断することはできませんが、完走率がとても高いことを考えると、キロ7〜8分くらいのペースで走り続ければ、問題なく完走できるはずです。

ただし、前半にゆっくり走りすぎると、後半に走れなくなってきたときに余裕がなくなってしまいます。完走目標という人は、オーバーペースにならないように意識しつつも、できるだけ前半のうちにタイムの貯金を作っておきましょう。

大阪マラソンの気温・天候・完走率

最低気温(℃)最高気温(℃)天候完走率(%)
201313.220.3晴れ95.3%
201416.026.1晴れのち曇り94.1%
201514.920.5晴れ97.6%
201610.519.5曇りのち晴れ97.8%
20175.413.1曇り97.8%
20186.017.3晴れのち曇り96.9%
20194.417.1曇りのち晴れ95.8%
20207.014.1晴れのち曇り
20224.911.1晴れ
20232.38.9晴れ95.3%

これまでの大阪マラソンは秋マラソンということで、4時間前後で走るランナーには比較的コンディションが良く、雨が降ることもほとんどない最高の市民マラソンでしたが、第10回大会以降は2月開催になるので、最高気温が5〜10℃くらい下がります。上記の2022年が2月27日の天気と気温です。

最低気温は5℃前後、最高気温が10℃前後になることが予想され、サブ3を狙うにはかなり理想的なコンディションになります。ただ、5時間以上かけて走るとなると寒さ対策が必要になります。しっかりと温かい格好をしてスタートラインに立ちましょう。

完走率は97%前後ですので、きちんと練習しておけばリタイアすることはないはずです。ただし気温が下がってしまうと低体温症のリスクも上がり、完走率がやや下がる可能性もあります。大丈夫だろうと高をくくって練習をサボることなく、コツコツ積み重ねておきましょう。

逆に熱中症リスクはありません。それでも乾燥しやすいので、エイドでは1口ずつでもいいのでこまめに給水するのがおすすめです。

大阪マラソンの評価・口コミ

2019年に新コースに変更になった大阪マラソンですが、評価が大きく分かれました。大会会場が混雑しすぎていて荷物預かりまでたどり着くのも大変というのはこれまでも指摘がありましたが、これは変更なく、さらにはスタート直後に大渋滞になるというので危険だという声もありました。

ゴールから荷物預かりまでの距離も長くて、雨が降ると心配との声も。旧コースよりも折り返しが多いのが、走っていてストレスに感じている人もいるようです。逆に折り返しが多くて、他のランナーとすれ違えるのが楽しいという人もいるので、ここも評価がそれぞれ違います。

ただトータルとして新コースになったことも含めて、2019年大会はかなり低評価の大会になってしまいました。さらにパンデミック明けの2023年はエイドの食べ物が足りなくなるなど、さらに評価を落としています。とはいえ、ここまで低評価になったことを考えると、何らかの対策はしてくるはずです。

過去大会のレポート

大阪マラソンは人気の大会ですので、参加者がそれぞれにブログでレポートを書いています。その中でも参考になるものをいくつかピックアップしてご紹介していきます。

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大阪マラソンアクセス

大阪マラソンは受付会場と大会会場が違います。受付会場はインデックス大阪で、大会会場は大阪城公園となっているので間違えないように中止しましょう。事前受付が必須ですので、前日の19時30分までにインデックス大阪に到着するようにしてください。

遠征するという場合には、飛行機で伊丹空港か関西国際空港を目指すか、新幹線で新大阪駅を目指すことになります。飛行機の場合は空港から受付会場、大会会場まで思った以上に時間がかかるので、余裕のあるスケジュールを組みましょう。ちなみに飛行機はスカイスキャナーで検索すると最安値が見つかります。

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交通費を少しでも抑えたいという人は、夜行バスでの移動もおすすめです。神戸・京都行きの夜行バスも含めれば、選択肢がかなり広がります。夜行バスなら東京から片道1万円以下というものもありますので、楽天トラベルなどで検索してください。

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大阪マラソンの宿泊予約

大阪マラソンは大阪城公園が当日のメイン会場ですので、当日の移動を少しでも楽にしたいなら大阪城周辺のホテルが便利ですが、どこに宿泊しても地下鉄で簡単に移動できるので、観光がメインの人は梅田や心斎橋周辺のホテルでも問題ありません。

スタートが9時台ですので、京都や神戸に泊まるというのもOK。ただ、走った後に戻るのが大変ですので、自分の走力や予算を考えて宿泊場所を選びましょう。

大阪にはホテルがいくつもありますが、さすがに2万人の参加者がいると、条件のいいホテルはすぐに埋まってしまいます。宿泊そのものができなくなることはありませんが、出場予定の人は楽天トラベルやBooking.comを使って早めにホテルを確保しておきましょう。

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