東京オリンピック代表は誰の手に?「マラソングランドチャンピオンシップ」

2020年東京オリンピック男女マラソン代表選考レースとなる「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」のコース発表会見が、東京都内において行われました。

誰が東京オリンピックの日本代表になるのか、多くのランナーが注目していると思いますが、今回発表されたのはコースと開催日です。注目すべきはそのコースで、選考レースでも東京オリンピックのマラソンコースをほぼトレースする形になっています。

何万人も走るレースではないのに、東京の道路を封鎖するわけですから、東京都と陸連の思い入れの強さが分かりますよね。

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「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」では男女3枠ずつある東京オリンピックマラソン日本代表の座のうち、男女それぞれ2枠が決まります。ただし上位2位に入れば内定というわけではありません。

内定条件
・MGC優勝
・2位、3位のうち「MGC派遣設定記録」を突破した最上位者

この2つ目の条件がちょっとややこしいのですが、簡単に言えば持ちタイムが上のランナーが内定されるということです。

設楽悠太:2:06:11
井上大仁:2:06:54
大迫傑:2:07:19

現状トップ3はこのようになっていますが、例えば大迫選手が優勝して、井上選手が2位、設楽選手が3位だった場合、ここでの内定者は大迫選手と設楽選手ということになります。ただし、それはいずれの選手もMGC派遣設定記録の2時間05分30秒を突破していることが前提になります。

2017年8月1日~2019年4月30日までに開催される、国際陸上競技連盟が世界記録を公認する競技会において出した記録が対象ですので、この期間に2時間05分30秒を突破した選手がいなければ、単純にMGC2位の選手が内定となります。

東京オリンピックに確実に出場するためには、現状ですとどの選手も2位以内に入る必要がありますが、2019年4月30日までに2時間05分30秒を突破を突破する選手が出てくれば、その選手が有利になるというわけです。

※説明の解釈に誤りがあったため修正しました。

ちなみに最後の1人は2019年冬から2020年春にかけて開催される、マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャンレンジでMGC派遣設定記録を上回った選手の中で一番速かった選手が選ばれます。

これまでのように「過去の実績」から選ばれることのないシビアな戦いです。もちろん女子の代表決定レースも見逃せません。

マラソングランドチャンピオンシップが決定してから、日本のマラソン界が大きな盛り上がりを見せ、トップランナーが次々に自己ベスト更新で出場権を得ています。高いモチベーションが選手を育てるといういい循環が行われています。

さらに切磋琢磨することで、東京オリンピックでの金メダルも夢物語ではなくなります。同じ時代を駆け抜けるランナーとして誰が日本を代表するのか、とても気になりますよね。

マラソングランドチャンピオンシップの開催日は2019年9月15日(日)。この白熱のレースを観ないなんてありえません。ぜひスケジュールを空けておき、できれば代表決定を盛り上げるために沿道に駆けつけましょう。

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