「パラ駅伝 in TOKYO 2018」開催報告レポート

全国各地でマラソン大会が開催された2018年3月4日。東京でもとても大きな駅伝大会が開催されました。「パラ駅伝 in TOKYO 2018」は様々なメディアでも取り上げられたため、実際に会場に足を運んだ人も多かったかと思います。

ただし、注目の的はパラサポのスペシャルサポーター元SMAPの稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの3人に集まってしまったかもしれません。

とはいえ彼らを観にきたファンも、パラ駅伝に参加する選手を間近で見ることができ、この大会の存在意義を感じてくれたのではないかと思います。障がいを抱えたランナーと健常者が1本の襷をつなぐ意味。そこにはたくさんの想いがこめられています。

パラ駅伝は、様々な障がいのあるランナーや健常者のランナー9 人(伴走者含む)がチームをつくります。駒沢オリンピック公園の 1 周約2.5km のコースを 8 区間で 8 周、合計約 20.5km を走り、ゴールを目指してタスキをつなぐ駅伝です。

今年は14の都県から参加があり、遠く海外のラオスからも1チーム参加しています。会場には小池百合子都知事や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長なども応援に駆けつけるなど、とても注目度も高い大会となりました。

レースはベリーグッドとちぎ(栃木県)が1時間24分08秒で優勝しましたが、この大会で大切なことは、障がいの有無に関係なく1つのチームとして、同じ目標を目指したというところにあります。

チームとして、仲間のために1秒を削る頑張りをする。そのことで、よりお互いのことを近くに感じることができるようになる。これこそが、パラ駅伝最大の魅力なのではないかと思います。

身体的にハンディキャップがあってもなくても「勝ちたい」「全力を尽くしたい」という想いは変わりません。駅伝という競技は、その気持を引き出しやすいスポーツではあります。

さらに17,100人もの応援を受けることができますので、普段の自分以上の力を発揮できたことでしょう。競い合っているのは選手たちですが、観客の存在は間違いなく選手たちの背中を押してくれました。

こういう大会の存在が、スポーツの可能性を大きく広げてくれます。

笑顔で全力を尽くすことの気持ちよさ、それを知っている人は日々の生活でもイキイキと輝くことができますよね。会場を訪れた人たちの中にはそれを感じて「自分も走ってみようかな」と思った人もいるかもしれません。

パラ駅伝 in TOKYO 2018は性別や年齢、障がいの有無といった垣根を越えて繋がりあえることを証明してくれた大会となりました。

おそらく来年以降も継続される大会です。今年は気になったけど会場に足を運べなかったという人は、来年の開催に期待して待っていてください。いつもは応援される側のランナーさんもこの日は応援する側になって、走ることの可能性を広げてくれる特別な1日を楽しみましょう。

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