9月11日豊洲で開催!チャリティーランニングイベント「OUTRUN CANCER with FREE10」

誰かを支えるため走り続ける。それも10年間、毎日1日も欠かさず1マイル以上のランニングを続けることをイメージしてみてください。それは気が遠くなるような話ですが、実際に現在進行形でその達成に向けて走り続けている女性がいます。

その女性はがんに罹った友のために走り始め、そして次に同じくがんに罹った自分のために毎日走り続けています。ちょうど10年になるのが2022年9月11日。「OUTRUN CANCER with FREE10」はそんな日に開催されるランイベントです。

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がんと共に生きる仲間のためのチャリティーランニングイベント

厚生労働省によると、日本人が生涯のうちにがんに罹る確率は、男性で2人で1人、女性で3人に1人と推測されています。ラン仲間が10人いれば 3〜5人はがんに罹ることになります。それほど身近な病気でありながらも、がんに罹っていること、罹ったということを言い出せずにいる人たちがたくさんいます。

「OUTRUN CANCER with FREE10」は、もっとオープンにがんに関する多くの経験を共有し、がんと共に生きていく為のコミュニティーをより多くの人と創っていきたいという想いを持った女性がスタートさせるランニングインベントです。

その女性はハート・データ株式会社代表取締役社長の大嶋バニッサさんで、29歳のとき、夫ががんと診断されたことがきっかけに、がんと共に歩む旅が始まりました。その後、友人ががんに罹ったときに、友人を応援するために毎日ランニングを開始しました。

そのバニッサさん自身も、2017年2月にがんと診断されるのですが、彼女は手術や治療を通して毎日走り続けました。そして「OUTRUN CANCER with FREE10」が開催される2022年9月11日に、その積み重ねた年月が10年に到達するというわけです。

イベント当日は元東洋大学の箱根駅伝ランナー、HOKAアンバサダーである柏原さんとバニッサのトークショーで、色なランニングのヒントやエピソードを聞けるとのこと。また、参加Tシャツを購入すると、がん患者と家族のサポートを目的としている、MAGGIE’S TOKYOに寄付されます。

すでにがんを経験している人も、この活動に共感するという人も、ぜひ「OUTRUN CANCER with FREE10」に参加してみてはいかがでしょう。

好きな場所からスタートできる「FREE10」を採用

OUTRUN CANCER with FREE10は、従来のスタートとゴールが決まっているランニングイベントの形式ではなく、FREE 10という新しい手法を取り入れ、フィニッシュエリアに近づくにつれ、チャリティーTシャツを着用されたランナーの皆さんが、別々の場所から仲間として集結するスタイルを採用しています。

FREE 10ではスタート場所がそれぞれ自由で、フィニッシュの時間、フィニッシュエリアのみが決められています。 参加ランナーはスマートフォンなどのランニングアプリ(アプリの指定はありません)を使用し、フィニッシュエリアに向います。

ただし条件が1つだけあります。それはゴールに到達する時点で10kmの走行距離に到達しているということ。それ以外のスタート場所、スタート時間、ゴールまでのルート、ランニングのペースも全てがフリー。参加者自身がプランを組んで走ります。

途中で合流した他のランナーと会話をしながら一緒に会場を目指せば、そこから新しいつながりが生まれるかもしれません。ただのチャリティランニングではなく、新しい可能性を持ったイベントになっています。チャリティに参加しつつ、これまでにないランニング体験を楽しんでみてはいかがでしょう。

開催概要

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