2023年9月に発表され、2つの世界記録更新と6つのメジャーマラソン優勝に貢献してきた革新的レーシングシューズ「ADIZERO ADIOS PRO EVO 1」。そのポテンシャルだけでなく、シューズの耐久性と価格にも驚かされた人も多いはず。そんな「ADIZERO ADIOS PRO EVO 1」が新しいシューズ「ADIZERO EVO SL」を生み出しました。
「ADIZERO EVO SL」の位置付けは軽量高速トレーニングモデルとなっていますが、おそらく多くのシリアスランナーが望んでいた1足である可能性があります。無駄を削ぎ落としたミニマルで洗練されたルックは「ADIZERO ADIOS PRO EVO 1」のデザインDNAを引き継いでおり、超名作の雰囲気がただう1足に仕上がっています。
とてつもないポテンシャルを秘めた1足
アディゼロのトレーニングシューズとして定着しつつある「ADIZERO SL2」。とても完成度の高いシューズで「もう少し軽ければレースシューズになるのに」と残念に思っていました。アディダスにはレースシューズに位置付けされるモデルがいくつかありますが、サブ3〜3.5くらいのランナーにとっては正直オーバースペック。
だから「ADIZERO SL2」を履いたときには「そうそうこれでいい」と思いつつも、やはり重さが気になっていました。ところが今回発売される「ADIZERO EVO SL」は、27cmで224gで超軽量なモデルに仕上がっています。重さの問題をクリアしているわけで、それだけで期待値が膨らみます。
しかも「ADIZERO EVO SL」はアディダスの先進的レーシングテクノロジーと「ADIZERO ADIOS PRO EVO 1」のデザインDNAが融合しており、高速トレーニングにも対応しています。それでいてカーボンロッドは使っていませんので、力強く踏み込む必要もなく、サブ3〜3.5レベルのランナーには、ちょうど走りやすい1足に仕上がっているように感じます。
ランニングシューズは厚底化を経て、再び軽量化への道を進みつつあります。「ADIZERO EVO SL」はまさにそれを象徴する1足です。軽くてしっかり反発し、衝撃も吸収してくれるので、圧倒的な推進力が必要でない僕らにとって、もしかしたら「ADIZERO EVO SL」が最適解になる可能性があります。
まだ履いていないのであくまでも推測ですが、これは期待していい1足です。同時に発表された「ADIZERO ADIOS PRO 4」も気になりますけどね。
フルレングスの LIGHTSTRIKE PRO ミッドソール
ミッドソールにはアディダスが誇る低密度高反発素材「LIGHTSTRIKE PRO」をフルレングスで搭載。軽いだけでなく、滑らかでダイナミックな履き心地を実現しています
エンジニアードメッシュアッパー
アッパーには、最も必要な部分に的を絞ったサポートを提供し、通気性を高めるように設計されたエンジニアードメッシュアッパーを搭載。
ADIZERO EVO SL 商品概要
品番 | JH6206 |
価格 | 19,800 円(税込) |
重量 | 224g(27.0cm) |
ソールスペック | ミッドソールドロップ:6.5mm ヒール:38.5mm 前足部:32.0mm |
発売日 | 先行限定発売:2024年10月15日(火) 一般発売予定:2024年12月より |
URL | https://shop.adidas.jp/products/JH6206/ |