音楽はランニングを楽しくしてくれますが、完全に耳の穴をふさいでのランニングはとても危険です。だからランニング中は、耳の穴をふさぐことのない骨伝導イヤホンがおすすめです。ただ骨伝導イヤホンは種類も少なく、左右が独立した完全ワイヤレスタイプはこれまでどこにもありませんでした。
軽量で左右が独立した完全ワイヤレスタイプがあるといいのにな。そんな要望に応えてくれるワイヤレスイヤホンが登場しました。BoCoの『PEACE TW-1』です。コンパクトなデザインのイヤカフタイプで、音質も骨伝導とは思えないほどクリアで音楽を楽しめるアイテムになっています。
BoCo『PEACE TW-1』は片耳約9グラム
骨伝導イヤホンは、鼓膜ではなく、骨を振動させて音を伝えるイヤホンです。耳をふさがないので、使用中も周りの音を聞きながら音楽を楽しむことができます。振動を発生させなくてはいけないので、完全ワイヤレスに成功したメーカーはこれまでありません。
BoCoはこれまでも骨伝導イヤホンをはじめ、様々な骨伝導デバイスを発売してきましたが、完全ワイヤレスのニーズが高く、1億6478万円のクラウドファンディング支援額を受けて開発されたのが『PEACE TW-1』です。
BoCo社の骨伝導イヤホンearsopen®の最新モデル『PEACE TW-1』は、左右が独立した完全ワイヤレスタイプです。耳を挟み込むイヤカフ構造になっており、フィット感が良く落下しにくい形状となっています。また、片耳約9グラムと軽量なので長時間装着していても快適です。
骨伝導は空間に音が放射され音漏れするという欠点があるのですが、ランニングでの利用であれば周りの人が音漏れに気づくこともありません。さらに従来の製品と比べて音漏れを約50％低減していますので、普段遣いもしやすくなっています。
気になる音質ですが、発売前の展示会で着用しましたが、驚くほどクリアに音が広がります。音質も改良され従来モデルよりも低域と高域のパワーを強化しています。ちなみに骨伝導イヤホンは耳栓をすると、より音がクリアになります。家で集中して音楽を楽しみたい人は耳栓も購入しておきましょう。
音質に関しては好みもあると思いますので、ヨドバシカメラやビックカメラの店舗などで視聴させてもらうのがいいかと思います。
骨伝導ですので会話も後ろからやって来るランナーの足音も聞こえます。もちろん車に気づかないなんてこともありません。より気をつけなくてはいけない場所では片耳を外してポケットに収納するなんて使い方もできます。安全に音楽を楽しみながら走りたい。『PEACE TW-1』はそんなランナーにおすすめのアイテムです。
BoCo『PEACE TW-1』商品概要
| 価格 | 19,800円（税抜） |
| 発売日 | 2020年7月30日 |
| カラー | ブラック ホワイト |
| 連続再⽣時間 | 5時間 |
| 防水 | IPX7等級 |
| Bluetooth規格 | Bluetooth 5.0 |
| 充電時間 | 本体：1.5時間 クレードル：2時間 |
| 給電規格 | USB Type-C |
| 重量 | 18g（片耳9g） |
| 骨伝導デバイス周波数特性 | 4Hz〜40,000Hz |
