65年ぶりに復活!階段垂直マラソン「横森製作所 presents 中部電力MIRAITOWER スカイラン」

2021年5月、名古屋のシンボルタワーである名古屋テレビ塔が「中部電力MIRAITOWER」に名称変更されました。そんな中部電力MIRAITOWERでは、1956年に1度だけ60名の挑戦者によるクライミング競争が行われたことがあります。

今回、そのクライミング競争が「横森製作所 presents 中部電力MIRAITOWER スカイラン」として65年ぶりに復活することが決まりました。今回は東海3県(愛知県・三重県・岐阜県)在住している方限定での募集ですが、すでにエントリーが開始。我こそはと思うランナーの方、挑戦してみませんか。

目次

高さ90m・415段を駆け上がる

「横森製作所 presents 中部電力MIRAITOWER スカイラン」は中部電力MIRAITOWERの高低差90mの階段、415段をいかに速く駆け上がるかを競う競技になります。階段レースは世界ツアーが行われているほど人気のある競技で、マラソンとは違った魅力があります。

マラソンは数時間かけて42.195kmを走るので持久力が求められますが、中部電力MIRAITOWER スカイランは瞬発力と筋持久力が求められ、必要となる筋力もランニングとは少し違います。このためマラソンを速く走れる人に適正があるとは限らず、いきなり思わぬ才能を発揮して一躍トップレベルの選手として脚光を浴びることもあります。

日本の階段レースの最高峰でもあるハルカススカイランは、高さ288m、階段は1610段なのでそれよりも楽だと思うかもしれませんが、距離が短いほど自分を追い込むことになるので、経験したことのない苦しさを味わうことになります。感覚的には1kmのタイムトライアルを走るくらいの負担があります。

ロードやトラックの1kmと違うのは、苦しみのレベルは自分次第だということ。苦しさに負けてゆっくり走ると楽になりますが、走り終えたときに達成感も出し切った感もなく、後悔だけが残ります。ところが苦しさに立ち向かって限界の向こう側に達したとき、マラソンでは味わえない満たされた気持ちになれます。

コロナ禍ということもあり、オールアウトする経験を久しくしていないという人も多いかと思います。何かをやりきったという感覚を手にしたいなら、ぜひ「横森製作所 presents 中部電力MIRAITOWER スカイラン」にエントリーしてみてください。

中部電力MIRAITOWER スカイランにエントリー

安全面を考慮して1名1組ずつのウェーブスタートを採用

動画をチェックしてもらうとわかりますように、中部電力MIRAITOWERの階段は幅が狭いこともあって、安全のために1名ずつのウェーブスタートを採用しています。1分毎のスタートになるので、走力に余程の差がない限り、前の人に追いつくことはありません。

また、コースはかなり曲がり角が多くてテクニカルになっています。思った以上に消耗する可能性が高く、勝つためには戦略性も求められます。そして何よりも9月11日開催ということもあって、気温が高くなり呼吸が難しくなるといった難しさもあります。

ここまで難しい条件が揃っていると、むしろワクワクしてきませんか?自分だったら攻略できるような気がする。そう思った人は適正があるかもしれません。ぜひエントリーしてください。ただし、今回は東海3県(愛知県・三重県・岐阜県)在住でないと申込みができません。

該当地域外の人は、来年以降の参加を楽しみにしていてください。もちろんハルカススカイランなどもコロナ禍が収まれば再開されるはず。今はまだ先が見えませんが、着実に再開される日は近づいています。そのときに走力が落ちていたなんてことのないように、しっかりと鍛えながら待っていてください。

開催情報

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