
ランニング中に音楽やラジオを聴けるオープンイヤーイヤホン。最近はテクノロジーが大幅に進化して、オープンイヤーなのに驚くほど高音質のイヤホンも増えてきました。でも、そういうイヤホンって3万円くらいするので、簡単には手を出せませんよね。
だからといって3,000円くらいのイヤホンを購入したら、音質に満足できずに後悔……って思っていました。GEOの「イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン D95(GRHI-OWS D95 BK)」を使ってみるまでは。3,297円でちゃんと聴ける。そんな格安オープンイヤーイヤホンをレビューしていきます。
スタンダードな音質でちゃんと聴けるオープンイヤーイヤホン

GEOの「イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン D95(GRHI-OWS D95 BK)」をひと言で表すなら、「スタンダードなイヤホン」になります。たとえばAppleの有線イヤホンEarPodsのような、特筆すべき音質ではないけど、安心して聴けるイヤホンと同じ分類になります。
もう少し別の表現をするなら、「3,000円の有線イヤホンと同じくらいの音質」でしょうか。3万円台のオープンイヤーイヤホンと比べると音の解像度は低いものの、ランニング中に音楽を楽しむだけなら、まったく問題ありません。むしろこれくらいが「ちょうどいい」かもしれません。
しかも格安のオープンイヤーイヤホンにありがちな、「音漏れ」もほとんど気になりません。屋内で少し大きな音量で音楽を流したとしても、耳から10cmくらい離すと音が聞こえなくなりました。
聴力や感度には個人差がありますので、人によっては「音漏れしている」と感じるかもしれませんが、個人的には許容範囲内でした。
これまで格安オープンイヤーイヤホンをいくつか使ってきましたが、そのいずれも「安い」ということで音質や機能の不満を妥協してきました。でも、GEOの「イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン D95(GRHI-OWS D95 BK)」は、妥協することなく「満足できるレベル」にあります。
それって実はとてもすごいことで、このレベルのオープンイヤーイヤホンが3,000円ちょっとで買えるなんていい時代になったものです。しかも最寄りのGEOで購入できるわけです。
これまでオープンイヤーイヤホン選びで失敗をしてきたランナーさんは、ぜひお近くのGEOで「イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン D95(GRHI-OWS D95 BK)」をお求めください。きっとオープンイヤーイヤホン選びの旅をここで終わらせることができるはずです。
ただ、弱点がないわけでもないので、慌てて購入せずに、もう少しレビューにお付き合いください。
GEOの「イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン D95」の弱点

GEOの「イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン D95(GRHI-OWS D95 BK)」は、約3,000円でも普通に使える素晴らしいオープンイヤーイヤホンですが、弱点もいくつかあります。
- 音量が大きすぎて実質2段階で使うことになる
- クリップ力がしっかりしすぎている
- 連続再生時間が5時間しかない
- タッチセンサーの操作がシビア
- 防水規格がない
使い始めてとくに気になったのはこの5点です。それぞれの弱点について詳しく解説していきます。
音量が大きすぎて実質2段階で使うことになる
これはiPhoneだけかもしれませんが、音量が大きすぎる(音圧感度119dB!)ため、屋内では最小音量で使うことになります。屋外でも音量をひとつ上げるだけで十分で、交通量の多い道路や電車や飛行機など、少し周囲音が気になる環境でもなければ、それ以上の音量で使うことはありません。
このため、実質的に音量調整が2段階。最小音量でもしっかり聴き取れるので、もう1段階でも音量を下げられると嬉しいところ。
クリップ力がしっかりしすぎている
イヤカフタイプなので、しっかり耳たぶを挟み込んで落ちないようにしてくれていますが、「さすがにこれはちょっと強いかも」と思うくらいクリップ力がしっかりしています。
それゆえに落としてしまう心配がないというメリットにはなるのですが、もうちょっと優しくてもいいのかなと。とはいえ、クリップ力の感じ方は個人差がありますし、使っているうちに馴染む可能性もあります。
あくまでも、新品の状態かつ個人的にそう感じるということなので、参考程度に考えていただければ。
連続再生時間が5時間しかない
フルマラソンを5時間以上かけて走るランナーに限っての話ですが、連続再生時間が5時間しかないのはランニング用のオープンイヤーイヤホンとしては選びにくいポイントになります。
逆にいえば5時間以内で完走できるのであれば、連続再生時間で困ることはありません。ケースに入れておけば充電できますしケースもときどき充電すればOK。ただ、仕様として6〜7時間再生できるともっとおすすめしやすいなと。
タッチセンサーの操作がシビア
イヤカフタイプのオープンイヤーイヤホンに共通する弱点ですが、タッチセンサーなので操作がかなりシビアになります。慣れないうちは、どこをタッチしていいのかわからず、必要以上にタッチしてしまって誤操作することもあります。
ただ、音量調整も曲送り、再生停止などの基本操作をイヤホン単体できちんとできるので、そのあたりはユーザー視点になっていて嬉しいポイントではあります。
防水規格がない
GEOの「イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン D95(GRHI-OWS D95 BK)」は防水仕様ではないため、雨天時の使用や過度な水濡れには注意が必要です。
これまでに汗でイヤホンを壊してしまったことがある方には、あまり向いていないかもしれません。
Q&A

- イコライザー調整できますか?
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専用アプリがないため、基本的にはイコライザー調整できません。ただ、音質の個性が強くなく、素直な音なのでランニング中の音楽なら、イコライザー調整できなくても問題ありません。
- ノイズキャンセリングはついていますか?
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環境ノイズキャンセリング(ENC)機能が搭載されており、比較的クリアな音声を相手に届けることができます。ただし、ANCは搭載されていないため、騒音下においては音量を上げて聴くしかありません。
- どこで購入できますか?
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全国のGEO(一部店舗を除く)で購入できます。商品ページにて取扱店舗をご確認ください。
- 取扱説明書は日本語ですか?
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きちんと日本語の取扱説明書がついてきます。ペアリング方法や操作方法などもわかりやすく説明していますので、誰でも簡単に使い始めることができます。

イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン D95 製品仕様

| イヤホンタイプ | イヤーカフ型 |
| イヤホン本体質量 | 約4.5g(片耳) |
| 使用温度範囲/湿度範囲 | 5〜40℃/20〜70%(ただし結露なきこと) |
| ドライバー型式 | ダイナミック型 |
| ドライバーサイズ | φ11mm |
| 音圧感度 | 119dB |
| インピーダンス | 16Ω |
| 再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
| マイク感度 | -38dB |
| Bluetooth | Ver.6.0 |
| 対応プロファイル | HFP/AVRCP/A2DP |
| 対応コーデック | SBC |
| 使用周波数帯域 | 2.4GHz帯 |
| 受信距離/送信出力 | 約10m/Class 2 |
| イヤホン本体バッテリー量 | 30mAh(片耳) |
| 連続音楽再生時間 | 約5時間 |
| 連続通話時間 | 約3時間 |
| 充電電圧 | DC5V |
| イヤホン本体充電時間 | 充電ケースでの充電:約1.5時間 充電ケースが満充電の状態で、最大3回まで充電可能 |
| 充電ケース充電時間 | 約2時間 |
| 充電ケース内蔵バッテリー量 | 300mAh |
| 充電ケースサイズ(W×D×H) | 約52×30×33mm |
| 充電ケース質量 | 約27g |
| 充電ポート | Type-Cポート |
| 充電用Type-Cケーブル | 約0.3m |
| 取扱説明書兼保証書 | 保証期間6ヶ月 |
