GWを終えると気温が高くなりとてもじゃないですがフルマラソンは走れないですよね。そうなるとウルトラマラソンに出ないランナーさんにとってのマラソン大会はハーフマラソン中心になってきます。
とはいえハーフマラソンもそれほどタイムを追えないので、せっかくならこの時期は「観光+ハーフマラソン」というのはどうでしょう?山形に美味しいマラソン大会があるので紹介します。
果樹王国ひがしねさくらんぼマラソンとは
さくらんぼ生産量日本一・佐藤錦発祥の地・東根市をPRするために始まった「果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン」が今年で15回目の開催になりました。山形に「果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン」ありと徐々に広まってきて、いまでは人気の東北の大会のひとつです。
「果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン」ではなんとエイドでさくらんぼを食べられます。ただし数が限られるのでさくらんぼを食べたければ速く走る必要があります。でも安心してください。ゴールした人みんなにさくらんぼ配られます。
さくらんぼのご褒美を目当てにしてこの大会に参加する人多いみたいです。マラソンを走って広い敷地内でひなたぼっこしながらお弁当とさくらんぼを頬張るのって最高に楽しいマラソン大会の姿ですよね。
でもこの大会の最大の魅力は実はさくらんぼじゃないんです。沿道を埋め尽くす小学生たちとのハイタッチこそがこの大会に何度も出場してしまう理由です。沿道とランナーとの一体感はさくらんぼ以上にここでしか味わわえない経験です。
東根のさくらんぼ
東根は肥沃な土壌ときれいな水、そして寒暖の差がおおきいことからさくらんぼだけではなくラフランスやリンゴの果樹園がたくさんあります。その中でもやはりさくらんぼは東根の象徴とも言える存在です。
さくらんぼの王様佐藤錦は東根が発祥の地です。さくらんぼの生産も日本一で、とにかく甘くてみずみずしいさくらんぼがあちこちの果樹園に実っている景色は圧巻です。
さくらんぼの旬は6月〜7月なので「果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン」の時期に重なります。都会ではなかなか手に入らない完熟のさくらんぼを食べられるのも東根ならではです。
果樹王国ひがしねさくらんぼマラソンの楽しみ方
まずこの大会の楽しみはやっぱりさくらんぼなのですが、大会会場では「さくらんぼ種飛ばし大会」や「さくらんぼが当たるじゃんけん大会」が開催されます。たくさんのお店が出店されていますし、自衛隊基地内なのでここでしか買えないグッズがたくさんあります。
まずは会場を満喫することにしましょう。
せっかく東根に来たのですからさくらんぼ狩りもしたいですよね。山形でなければなかなか経験できないさくらんぼ狩り。でもちょっとお値段が高いなぁ・・・という人には「道の駅 寒河江チェリーランド」で少しだけ購入するのもいいですね。
ちなみに東根には日本名水百選のひとつ「小見川」があります。きれいな水のある土地だから美味しいさくらんぼが育つのかもしれません。名水好きの人がいれば訪れてみてください。
宿泊のおすすめは銀山温泉です。東根からは少し遠いのですが仲間とレンタカーを借りてドライブしながら行くとあっという間です。ノスタルジックな温泉街は必見です。もちろん東根周辺にはいい温泉地がたくさんありますから、マラソンと一緒に温泉も楽しみましょう。
大会詳細情報
大会名:果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン
開催日:2016年6月5日 (日)
開催場所:山形県(東根市)
エントリー受付期間:2016年2月1日~2016年3月31日
種目:ハーフマラソン,10km,5km,3km(小中学生、親子)
参加費:4000円 高校2500円 小中学2000円 親子5000円
エントリーサイト:RUNNET スポーツエントリー スポーツナビdo JTBスポーツ
果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン公式サイト:http://www.sakuranbo-m.jp