アディダスPureBOOST DPRで競うシティラン「RUNNING 3on3」

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走ることをもっと身近に感じてもらいたい。目の前の街がランニングコースになる。そんなコンセプトで発売されたPureBOOST DPR。これまでのランニングシューズとは違い、街を走ることに特化したシューズです。

ランニングはただまっすぐに走ればいいのですが、シティランは小さな路地までもランニングコースになります。まっすぐに走るだけでなく、急な曲がり角もスムーズに曲がれるための機能がPureBOOST DPRです。

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そんなPureBOOST DPRの発売を記念して、adidas BRAND CORE STORE HARAJUKUでシティランイベント「RUNNING 3on3」が開催されました。

ファッショントレンドの中心地でもあり、アディダスにとっての重要拠点のひとつでもある原宿ですが、とても多くの路地があり、シティランをするには最適なスポットでもあります。

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「RUNNING 3on3」のルールは簡単です。3人1組でチームを組み、設定されてフィールド内のチェックポイントに配置されたサイリウムライトを、他のチームよりも早く集めたチームが勝ち残ることができます。

サイリウムライトはスタート地点から遠ければ遠いほど高得点で、予選は1つのチェックポイントに2本のサイリウムライトしかありません。4〜5チームでそれを奪い合いますから、走力だけでなく戦略性も求められます。

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高得点を狙って遠くへ行ったとしても、すでに他のチームが取っていた場合は、無駄足になってしまいます。また時間が30分と決められていますので、せっかく確保できてもタイムアウトで無効になることもあります。

もちろん交通ルールを守りますので、信号があると止まらなくてはいけません。それらを考慮したうえでポイントを集めて、予選ブロックで1位になった4チームが準決勝に進出し、さらに勝ち残ったチームが決勝を行います。

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男性の参加者は発売されたばかりのPureBOOST DPR、女性は人気のPureBOOST Xposeを履いています。どちらもBOOSTフォームをふんだんに使ったモデルで、高いクッション性と反発力を兼ね備えたランニングシューズです。

BOOSTフォームのランニングシューズがアディダスから発売されたばかりのころは、フカフカした感覚だけが強くて、今でも敬遠しているランナーさんも多いかもしれませんが、PureBOOST DPRは効率的なBOOSTフォームの使い方をされていますので、走り出したときにBOOSTをダイレクトに感じることができます。

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PureBOOST DPRのレビューについては、また別記事で紹介しますが、まさに街を走るためのシューズという感じで、自分の走力を限界まで引き出してくれます。そのため、とても疲労感も強くなるのですが、チーム戦ですのでみんな力を抜くことはありません。

アディダスでは、この1年間で様々な新しいスタイルのランニングイベントを開催してきましたが、いずれも共通しているのは一体感を得やすくするための演出です。その中でも今回の一体感はかつてないほどの盛り上がりにつながりました。

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17チーム51名のランナーが参加していますが、これくらいの規模で、拠点を用いたランニングイベントでしたので、チーム内の一体感が全力を尽くすライバルチームへの声援につながり、adidas BRAND CORE STORE HARAJUKUはちょっとしたパーティー会場のようでした。

会場内にはちょっとした食べ物やドリンクなども用意されており、敗退したチームでも楽しめる工夫が凝らされていました。

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準決勝からはレース中のランナーが、ストリートのどこにいるのかがわかるようなシステムを使って、モニターでチェックできるようにしていましたので、それぞれのチームの戦略性を楽しむことができます。

負けたらそれでお終いというわけでなく、レース観戦を楽しめるという点が、このイベントを成功させた理由のひとつかもしれません。

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レースでは圧倒的な走力を誇るチームと、高い戦略性を持ったチームが決勝戦でぶつかり合うという展開となりました。走力を活かして高ポイントのサイリウムライトを狙うか、足りない走力を数で補うかの競い合い。

そして戦略性のあるチームが優勝するという、誰もが予想しなかった結果に会場中が沸き上がります。ランイベントを行うと、どうしても速いチームが勝ってしまい、「やっぱりな」という雰囲気になりがちです。

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ところがこのRUNNING 3on3で勝ったチームは、「ランニングを楽しむこと」だけを貫き、自分たちの身の丈にあった戦略で勝ち上がり、最終的には優勝まで手にすることができました。

これは実はとても大きなことです。

速さを目指すことは、ランニングのひとつの方向性ですが、それだけでは勝てないという別の要素が入ってくると、ランニングのゲーム要素がとても高くなり、「自分たちでも勝てるかも」という気持ちになります。

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単純なマラソンレースでなければ、すべてのランナーに大きな可能性が広がり、そこでいい結果が出れば、もっと走ることが好きになっていきます。結果が出なくても、「速くないから仕方がない」ではなく「悔しい」という気持ちが湧いてきます。

その気持が日々の練習につながります。

しかもRUNNING 3on3はチーム戦。ラン仲間同士の絆がもっと高まることは言うまでもありません。仲間と力を合わせてシティランをする。手を抜かずに本気で街を走る経験をしたことのある人、ほとんどいないと思います。

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方向転換しながら走る楽しさは、これまでのランニングにはない魅力があります。これはちょっと癖になるかもしれません。今回のイベントは、そんなたくさんの可能性を感じることができるものとなりました。

このRUNNING 3on3は、これからアディダスのランコミュニティ「adidas Runners」のトレーニングイベントでも開催されるそうです。adidas runnersは速くなりたいという強い想いをもった人たちのトレーニングの場です。

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とはいえ、参加するのに大切なのは走力ではなく「速くなりたい」という気持ち。初心者が飛び込んでも、まったく問題ありません。興味がある人はぜひadidas Runnersのサイトをチェックして、気になるイベントがあればぜひ参加してください。

そこには新しいランナー同士の出会いも待っています。走ることをもっと楽しみたい人は、ぜひadidas Runnersで新しい自分を見つけてください。

adidas Runners:https://japan.adidas.com/adidasrunners/

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