海外マラソンが熱い!初めてでも参加しやすいおすすめ大会7選

せっかくランナーになったのだから、いつかは海外マラソンを走りたい。そう考えている人も多いかと思います。でも、なかなか踏ん切りがつかないし、どの大会が参加しやすいのか分かりづらいですよね。

そこで、RUNNING STREET 365では初めての海外マラソンでも、安心して参加できるマラソン大会をピックアップしてご紹介します。

目次

初海外マラソンを選ぶときのポイント

  • 日本事務局がある(日本語対応している)
  • 時差があまりない
  • 観光も楽しめる
  • 参加費や旅費が安い

初海外マラソンは不安が多いかと思います。それぞれの国で文化が違い、無事スタートラインに立てるかすら心配ですよね。何かあったときにサポートを受けられるように、日本事務局がある大会がおすすめです。

日本事務局がなくても、日本語対応しているだけでもOKです。例えば台湾の大会は日本語対応している大会がいくつもあり、大会本部には何人か日本語を話せるスタッフがいます。

時差ボケの問題もありますので、いきなり時差の大きい国はあまりおすすめできません。アジア圏・南国リゾート・オーストラリアくらいの、時差が少ない場所で開催される大会を選べば、ベストコンディションでレースに挑めます。

もちろん観光も楽しめることが重要です。そういう意味では日本人の口に合う料理が多い中華圏がかなりおすすめです。「また行きたい」の半分以上は美味しいものを食べられたかどうかで決まります。そしてやはり安いことも大事で、参加費や旅費が安いかどうかも重要なポイントになります。

この4つの点を踏まえた上で、次章ではおすすめできる海外マラソンをご紹介していきます。ちなみに国内の大会はこちらをご参照ください。

おすすめ海外マラソン

世界中に魅力的なマラソン大会がありますが、ここでは日本人が参加しやすいというポイントを重視して7つのマラソン大会をご紹介します。

台北マラソン

日本との時差が1時間しかなく、フライトも成田空港から3時間30分。LCCもたくさん飛んでいますので、国内マラソンで遠征するよりも安価で走れてしまう海外マラソンが台北マラソンです。

日本事務局はありませんがRUNNETからのエントリーが可能で、大会HPも日本語対応しています。たくさんの日本人ランナーが参加しており、ラン仲間を誘ったときに応じてくれる可能性がとても高い大会です。

マラソンコースは少し退屈ですが、早朝スタートで昼前にはレースが終わります。観光もバッチリ楽しめますし、土日弾丸海外マラソンも出来てしまいますので、初海外マラソンにおすすめです。

ただし、大会HPからエントリーすると抽選ですので、注意してください。確実に走りたいならRUNNETからのエントリーになりますが、こちらは割高な参加費になりますので、よく考えてエントリーしましょう。

開催日2019年12月15日(日)
種目フルマラソン
ハーフマラソン
スタート時間フルマラソン:6:30
ハーフマラソン:7:00
開催場所台湾・台北市
制限時間フルマラソン:5時間30分
ファンラン:3時間
参加費フルマラソン:NT$1500(約5,460円)
ハーフマラソン:NT$1000(約3,640円)
定員フルマラソン:7,000人
ハーフマラソン:20,000人
日本事務局×
大会HPhttp://www.taipeicitymarathon.com

JALホノルルマラソン

初海外マラソンの定番といえばJALホノルルマラソンですが、悩ましいのは参加費と渡航費の高さです。2019年は参加費が値上がりしており、フルマラソンは2万円以上かかります。エントリーが遅くなればなるほど値段が上がります。

個人手配なら25万円程度、ツアーなら30〜35万円が相場です。これを許容できるかどうかが参加の鍵を握るかもしれません。

それでも人気がある大会なのは間違いなく、かなりの人数の日本人ランナーが毎年ホノルルに集まります。リピーターが多いというのもJALホノルルマラソンの特徴でもあります。

7歳以上であれば誰でも参加でき、時間制限もありません。地元の盛り上がりもありますので、「走ってよかった」となることは間違いありません。参加したい場合には、できるだけ早めに計画を立てておきましょう。

開催日2019年12月8日(日)
種目フルマラソン
10K ラン&ウォーク
スタート時間5:00
開催場所アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市
制限時間なし
参加費フルマラソン:22,000〜33,000円
10km:8,000〜10,000円
定員なし
日本事務局
大会HPhttps://www.honolulumarathon.jp

ユナイテッド・グアムマラソン

日本事務局もあり、多くの日本人が参加している南国リゾートのマラソン大会がユナイテッド・グアムマラソンです。フライト時間は3時間45分で、日本との時差は1時間しかありません。

とても近いので、アメリカのマラソン大会なのに、仕事を休まず弾丸海外マラソンが出来てしまいます。ただし、確実に寝不足になるので出来ればゆっくり滞在されることをおすすめします。

スタート時間はフルマラソンで3時ですが、南国とはいえ涼しいわけがなくかなり蒸し暑い暗闇の中を走ります。ただし、ゴール時には明るくなっており、ゴールしてそのまま海に飛び込むこともできます。

ツアー旅行もいくつかあり、自分で手配できるか心配という人でも気軽に参加できます。こちらも早めのエントリーで参加費が下がりますので、計画的な参加をオススメします。

開催日2020年4月5日(日)
種目フルマラソン
ハーフマラソン
10km
5km
スタート時間フルマラソン:3:00
ハーフマラソン:4:00
10km:5:00
5km:6:00
開催場所アメリカ合衆国グアム
制限時間フルマラソン:7時間
参加費フルマラソン:12,000〜17,000円
ハーフマラソン:10,000〜15,000円
10km:7,000〜9,000円
5km:6,000〜8,000円
定員なし
日本事務局
大会HPhttps://unitedguammarathon.jp

香港マラソン

香港ではいくつかのフルマラソンがありますが、日本事務局があるのは「スタンダード・チャータード香港国際マラソン」です。日本事務局が対応してくれるので英語や広東語に自信がなくてもまったく問題ありません。

香港は観光地としても人気が高く、LCCも空席が多くて取りやすいため旅費を抑えやすいというメリットもあります。ホテルが高いという難点がありますが、ゲストハウスも多く、2人以上ならホテル代が安くなります。

コースはほとんどが高速道路ですので、ダイナミックさはありますが、景色を楽しむことはできません。それでも後半は香港のビル群を縫うように走ることができ、他にはない面白さがあります。

グルメタウンの香港ですし、夜景も美しい街ということで見るべきポイントも多い街。そして買い物も楽しめる街です。情勢が不安定な状況ですので、2020年のエントリーは要検討となるかもしれませんが、魅力のある大会として覚えておきましょう。

開催日2020年2月9日(日)
種目フルマラソン
ハーフマラソン
10km
スタート時間フルマラソン:6:10〜
ハーフマラソン:5:45〜
10km:5:45〜
5km:6:00
開催場所中国香港
制限時間フルマラソン:6時間
ハーフマラソン:3時間
10km:2時間
参加費15,000円
定員フルマラソン:18,500人
ハーフマラソン:20,500人
10km:35,000人
日本事務局
大会HPhttps://www.hkmarathon.jp

タイ・チェンマイマラソン

タイで2番目に大きな都市であるチェンマイで開催されるマラソン大会で、RUNNETやスポーツエントリーから簡単にエントリーできます。かなり気温の高い中での開催になるため、フルマラソンはなんと午前2時スタートです。

高低差は10mしかありませんが、気温が高いのと暗くてスピード感が狂ってしまうというのもあって記録を出すのは難しく、しかも夜中ですので景色を楽しむことも出来ません。でもそれも海外マラソンの面白さではあります。

日本事務局がありますので安心して参加できますし、何よりも日本人を歓迎してくれる国ですので、観光も含めて楽しむことができます。古都の寺院が美しく、そこを流れる時間も緩やかな街ですので、居心地の良さは間違いありません。

バンコク経由で行くことになりますので、スケジュールに余裕があればバンコクを楽しむこともできます。治安もよく初めての海外マラソンでも不安なく楽しむことができます。

開催日2019年12月22日(日)
種目フルマラソン
ハーフマラソン
10km
3km
スタート時間フルマラソン:2:00
ハーフマラソン:3:30
10km:5:00
3km:6:00
開催場所タイ・チェンマイ
制限時間フルマラソン:7時間
ハーフマラソン:3時間30分
10km:2時間
3km:1時間
参加費フルマラソン:7,000〜8,500円
ハーフマラソン:6,000〜7,500円
10km:4,500〜5,500円
5km:3,000〜3,500円
定員フルマラソン:2800人
ハーフ:4000人
10km:5000人
3km:1500人
日本事務局
大会HPhttp://www.sports-info.co.jp/chiangmai2019/index.html

ゴールドコーストマラソン

ゴールドコーストマラソンも日本人に人気のマラソンです。日本との時差が1時間しかありませんので、時差ボケに悩まされることがありません。ネックがあるとすれば、フライト時間が9時間程度かかることくらい。

それでも南半球の7月ですので、気候的にはとても走りやすく、観光するにしても過ごしやすい時期に開催されます。ジェットスターの直行便が飛んでいるのも、旅費を抑えられるので嬉しいところです。

コースの高低差は10mくらいですので、気温が下がれば記録を狙うこともできます。自分のベスト記録が海外マラソンとなると、ちょっとかっこいいですよね。記録を狙うために、しっかり調整して挑むことをおすすめします。

日本人ランナーも多く、受付などは日本語でサポートしてくれるスタッフもいます。日本事務局もありますので、英語が不安だという人でも、初海外マラソンを満喫できるはずです。

開催日2020年7月(予定)
種目フルマラソン
ハーフマラソン
10km
5km
スタート時間フルマラソン:7:20
ハーフマラソン:6:00
10km:6:30
5.7km:6:00
開催場所オーストラリア・ゴールドコースト
制限時間フルマラソン:6時間40分
ハーフマラソン:3時間20分
10km:1時間40分
5.7km:1時間20分
参加費フルマラソン:15,640〜17,480円
ハーフマラソン:12,420〜14,260円
10km:7,820〜9,660円
5.7km:6,440〜8,280円
定員なし
日本事務局
大会HPhttp://www.gcm.jp

万里の長城マラソン

RUNNING STREET 365が日本事務局を行っている万里の長城マラソン。毎年春と秋に開催しています。参加者が多いのは5月1日に開催している春大会ですが、土日じゃないと参加できないという人のために秋開催も始めました。

大会参加者の半数近くが日本人で、中国語や英語が話せなくても問題ありません。北京は国際都市になっているので、想像以上に清潔感があり、そこで暮らす人たちも丁寧で親切です。

大会のコースはかなりハードで、春も秋もフルマラソンはサブ4レベルの走力が求められます。中国開催ということもあって、大会運営がうまくいかないこともありますが、日本事務局が全力でサポートします。

ちなみに春は無料の観光ガイドもしています。通常の観光ではなかなか触れることの出来ないディープな北京を体験できます。ハードなコースと絶品の中華料理、そして中国の歴史を体感できる大会です。

開催日2019年10月27日(日)
2020年5月1日(金)
種目フルマラソン
ハーフマラソン
10km
5km
スタート時間7:00
開催場所中国・北京
制限時間10時間
参加費25,000円
定員なし
日本事務局
大会HPhttp://greatwallrun.com

海外ホテルの予約はBooking.com

海外マラソンに行くときにツアーを使うという方法もありますが、少しでも予算を抑えたいなら、飛行機もホテルも自分で手配しちゃいましょう。フライトはスカイスキャナー を使えば最安値便を簡単に見つけることができます。

問題は海外ホテルです。楽天トラベルなどでも予約できますが、ホテルの数が少ないのとやや割高な金額に設定されています。そこで、おすすめしたいのが世界中の旅人に愛用されているBooking.com です。

高級ホテルからゲストハウスまで、幅広く見つけることができ、さらに地図上で探すこともできるためマラソン会場近くのホテルを、簡単に探し出すことができます。割引価格で泊まれるホテルもあり、かなり便利です。

旅慣れたランナーの多くが活用しているサイトですので、ぜひホテル予約に活用してください。ちなみに日本国内のホテル予約もできちゃいますので、国内遠征でも使ってみるといいかもしれません。

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