テレビや現地で応援しよう!第96回箱根駅伝予選会10月26日9:35スタート

秋が深まり、朝晩は冷える日が増えてきましたが、そうなってくると駅伝ファンはソワソワし始めますよね。そうです、今週の土曜日は箱根駅伝予選会が東京都立川市で開催されます。

陸上自衛隊立川駐屯地をスタートして、昭和記念公園でゴールするハーフマラソンで開催され、43校のエントリーから10校だけが本戦に進むことができるサバイバルレース。

新年に開催される箱根駅伝をより楽しむために、駅伝ファンだけでなくても注目したい1戦です。ここではそんな箱根駅伝予選会を楽しむためのポイントをまとめてご紹介していきます。

目次

箱根駅伝予選会選考方法

箱根駅伝予選会を楽しむには、まずは選考方法を知っておく必要があります。予選会では各校14人のエントリーが可能で、当日のスタートに立てるのはそのうち12人になります(2名は補欠)。

各校12人のうち上位10人のタイムを合計し、タイムが速い大学から10校が選出されます。

このため、1人だけが飛び抜けて速くても、残りの11人のタイムが遅かった場合には予選通過できないというケースも出てきます。個の力ではなくチームの総合力が問われるのがこの予選会になります。

箱根駅伝予選会コース

https://www.youtube.com/watch?time_continue=6&v=jZwvrCqfuUU

箱根駅伝予選会のコースは、陸上自衛隊立川駐屯地の滑走路を3周してから、市街地コースへと移ります。難しいのはアップダウンのある昭和記念公園に入ってからのレース展開です。

前半にいかに力を残しておくか、そしてどこまでチームとしての集団走ができるかがポイントになります。

応援ポイントはやはり昭和記念公園に入ってから。選手が苦しくなる15km過ぎから20kmまでの区間で声援を送るのがいいかもしれません。

箱根駅伝予選会出場校

中央大学
早稲田大学
日本体育大学
日本大学
東京国際大学
神奈川大学
明治大学
国士舘大学
大東文化大学
城西大学
山梨学院大学
上武大学

麗澤大学
亜細亜大学
専修大学
創価大学
東京農業大学
筑波大学
駿河台大学
日本薬科大学
明治学院大学
桜美林大学
流通経済大学
関東学院大学
武蔵野学院大学
平成国際大学
慶應義塾大学
東京経済大学
立教大学
東京大学
東京理科大学
帝京平成大学
学習院大学
一橋大学
高崎経済大学
東京工業大学
防衛大学校
芝浦工業大学
育英大学
東京工業大学大学院
東京学芸大学
上智大学
東京大学大学院

太文字が2019年本戦出場校です。基本的にはこの12校が中心となることが予想されますが、麗澤大学・亜細亜大学・専修大学・創価大学・東京農業大学なども最後の1〜2枠を争うことになり、その日のコンディションや作戦によって順位が大きく替わる可能性もあります。

個人の戦いにも注目

団体戦ですのでいくら走力がある選手でも、チームとして負けてしまう可能性がある箱根駅伝予選会。ただし、個人として箱根駅伝に出場する道は残されています。

箱根駅伝には関東学生連合というチームがあり、予選会での個人成績が優秀だった選手が関東学生連合の選手として選ばれます。

・各校1人まで
・選ばれるのは16人(6人が補欠になる)
・箱根駅伝本大会への出場経験がない

関東学生連合チームに選ばれたからといって、必ず箱根駅伝に出られるわけではありませんが、下位になることが予想されるチームにおいても、予選会でいいパフォーマンスを見せれば本戦への道が開かれています。

さらに、予選会がハーフマラソンになったことで、いいタイムで走った場合には福岡国際マラソンの参加資格やIAAFラベルを得ることができます。

福岡国際マラソンの参加資格
Aグループ:ハーフマラソン1時間5分以内
Bグループ:ハーフマラソン1時間10分以内

福岡国際マラソンといった世界のトップレベルのランナーが集う大会に出場できるというのは、学生にとって大きな経験になるはずです。

IAAFラベル
ゴールドラベル:ハーフマラソン1時間1分以内
シルバーラベル:ハーフマラソン1時間3分以内
ブロンズラベル:ハーフマラソン1時間4分以内

そしてあまり知られていないのがIAAFラベルです。世界中の多くのロードレースはIAAFによって格付けが行われています。その格付をラベルと呼び、ゴールド・シルバー・ブロンズのラベルがあります。

各大会はラベルを維持するために、決められた持ちタイムのある選手を男女5名ずつ招待しなくてはいけません。

この持ちタイムはフルマラソンに限らずハーフマラソンでもOKで、例えば1時間2分で予選会をゴールすれば、シルバーラベルの大会で招待選手になれます。そのあと自分で売り込みをしなくてはいけませんが、学生のうちに海外大会の招待選手になることもできるわけです。

ですので、1時間3分と1時間4分のゴールタイムにも注目しておくと、レースが面白くなるかもしれません。

箱根駅伝予選会テレビ中継

箱根駅伝予選会は日本テレビ系列で放送予定です。会場で応援できないという方は、ぜひテレビで盛り上がりましょう。

放送日:10月26日
放送時間:9時25分〜11時25分

解説
碓井哲雄(神奈川工科大学陸上競技部監督)
渡辺康幸(住友電工陸上競技部監督))

ゲスト
堀尾謙介(トヨタ自動車陸上長距離部・中央大OB)

箱根駅伝HP:https://www.ntv.co.jp/hakone/index.html

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