レース後半で粘れる!MEDIFOAM「MELOS 2(メロス 2)」「ITEN 2(イテン 2)」

レース後半で粘れる!MEDIFOAM「MELOS 2(メロス 2)」「ITEN 2(イテン 2)」

走るリカバリーシューズとして注目されているMEDIFOAMですが、リカバリーだけでなく勝負できるシューズも欲しいという要望から「MELOS (メロス )」と「ITEN(イテン)」の2つのパフォーマンスリカバリーモデルが2019年2月に登場しました。

そして、ロンドン五輪男子マラソン日本代表で「MEDIFOAM」の開発アドバイザーである藤原 新選手やMEDIFOAM AC所属の川内 鴻輝選手らの知見を活かし、試作、試走を繰り返し、「MELOS 2」および「ITEN 2」が今年12月後半に発売されると発表されました。

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サブ3を狙うランナーのトレーニング&勝負シューズ

MEDIFOAMのランニングシューズはリカバリーシューズという印象が強く、ジョグ用に持っているという人が多いかもしれません。高いクッション性と反発力を持った素材である「MEDIFOAM」の独特な感触を気に入っている人もいますよね。

ただ「MELOS 2(メロス 2)」と「ITEN 2(イテン 2)」はジョグ用ではなく、スピードを出すためのモデルになります。いずれも重量が200g以下と計量で、フォアフットで走ることを前提に、MEDIFOAMを前足部にだけ搭載しています。

順天堂大学スポーツ健康科学部バイオメカニクス研究室での走行試験結果では「MEDIFOAM」搭載モデルと非搭載モデルを比較すると、4分/kmのペースで走ったときに、ふくらはぎ、特にひらめ筋の筋活動量が軽減されるという実験結果が出ており、まさにサブ3を狙うのに最適な1足となっています。

このため用途としてはサブ3やサブ3.5を狙うランナーのレースシューズや、インターバルやペース走といったスピード練習を行うのに適しています。ただ、安定感も高いソール形状をしているため、ジョグ用としても使えるオールマイティなランニングシューズです。

「MELOS 2(メロス 2)」と「ITEN 2(イテン 2)」の違い

新モデルは3Dプリントシームレスアッパーを採用し、アッパーに適度な収縮性を持たせてフィット感を高めています。以前のモデルはアッパーに柔軟性が少なく、足の形が合わない人は、アッパーと足の間に空間ができブレが発生していましたが、「MELOS 2(メロス 2)」も「ITEN 2(イテン 2)」もその点が改善されています。

この2足の違いはアウトソールの素材にあります。MELOS 2は前足部に樹脂スパイクラバーソールを採用し、力をしっかりと地面に伝えるモデルで、より高いスピードを求めるランナー、地面を蹴りながら走りたいランナーに適しています。

ITEN 2は軽量ラバーソールを採用し、スムーズな足さばきができるモデルです。こちらは地面を蹴るのではなく、「足を置いてくる」タイプの優しい走り方をするランナーに向いています。どちらが優れているかというよりは、自分の走り方に合わせて選びましょう。

いずれのモデルもソールの厚さが25mm以内で、世界陸連ルール改定に伴う800m以上のトラック種目で使用可能となっています。いまさら薄底?と思うかもしれませんが、そもそもランニングシューズが厚底になった理由は、クッション性を高めるためです。薄底でもそれを実現できるなら、わざわざ厚底にする必要はありません。

「MELOS 2(メロス 2)」も「ITEN 2(イテン 2)」も高いクッション性と反発力を持っており、軽量に仕上がっているので十分に戦える1足になります。価格も税込みで13,750円とリーズナブルですので、軽くて薄いランニングシューズが好きという人は要チェックの1足です。

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商品概要

MELOS 2(メロス 2)

価格13,750円(税込)
カラーブラック
ミント
アイスグリーン
サイズブラック:22.5-29.0cm
ミント:25.0-29.0cm
アイスグリーン:22.5~25.0cm
重さ片足180g(26.5cm時)

ITEN 2(イテン 2)

価格13,750円(税込)
カラーレインボー
ホワイト
サイズ22.5-28.0cm
重さ片足190g(26.5cm時)

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