すでにウルトラマラソンを経験しているランナーですら避けるウルトラマラソンがいくつかあります。エイドのサービスも充実し、運営もしっかりしているのに参加枠が埋まらない。その理由は…
あまりにもハードすぎるコース
アップダウンが激しいウルトラマラソンはどうしても敬遠されてしまうようです。そんな大会のひとつがひとつが飛騨高山ウルトラマラソンです。
厳しいコース設定以外は何の不満もありません。マラソン前後の観光も見どころがたくさんありますし、飛騨牛や朴葉焼き、高山ラーメンなど食べておきたいグルメもたくさんあります。
でも定員に達しません…
ウルトラランナーのみなさん。そろそろ飛騨高山ウルトラマラソンと向き合う時期ではないでしょうか。
実際に走った完走としては確かにアップダウンは厳しいけどどうにもならないコース設定ではありません。前半の山登りを乗り切ればあとは平坦とは言わないものの走りやすいコースになっています。
昨年はただでさえ心が折れそうな90km地点に最後の上り坂を用意するというサプライズコース変更を設定していましたが、「普通じゃ面白くない」という主催者のいたずら心が透けて見えます。
だからと言って飛騨高山ウルトラマラソンを避けるのはウルトラマラソンを走るものとしてもったいない。100kmという長いコースのどこにも退屈さはありません。もう帰りたくなるような厳しさはたくさんありますが。
来年こそ飛騨高山ウルトラマラソンを完走して、「飛騨高山完走したんですか?すご〜い!」ってチヤホヤされてみたくないですか?
さぁ飛騨高山ウルトラマラソンのエントリー開始です。11月20日0時エントリースタート。すぐに埋まってしまうとは思えませんが、飛騨高山ウルトラマラソンの魅力を知ったリピーターは確実に増えています。
うかうかしていると参加枠が埋まってしまうかもしれないので、出場を決めている人はこの週末のうちにエントリーしましょう。
そして今のうちから宿の確保をしておきましょう。観光地なので宿の数はそれなりにありますが、さすがに直前になると高級宿か交通の便の悪い宿しか残っていないので注意してください。
飛騨高山ウルトラマラソン
大会公式サイト:http://www.r-wellness.com/takayama/
エントリーサイト:RUNNET
開催日:2016年6月12日(日)
エントリー期間:2015年11月20日0:00〜2016年3月13日
競技種目(制限時間):100km(14時間)71km(10時間)
参加料:100km 18,000円、71km 14,000円