おそらく日本から参加する海外レースとしては、最も敷居が低いマラソン大会が台北マラソンです。人気はホノルルマラソンのほうが上ですが、参加するための費用が全く違います。台北マラソンは予算5万円でも参加できるお手軽な海外マラソンです。
ここではそんな、ふらっと行ける台北マラソンについて、その魅力や申込み方法などをご紹介します。
台北マラソンの特徴
台北マラソンの種目はフルマラソンとハーフマラソンの2種類で、参加者が多いのはハーフマラソンです。フルマラソンは7千人、ハーフマラソンは2万人です。フルマラソンは6時半スタートで、ハーフマラソンは30分遅れの7時スタートです。
6時半スタートなんて間に合わないと思うかもしれませんが、この日は臨時地下鉄が動いてますので、会場までは問題なく行くことができます。
コースは基本的にフラットなのですが、所々でトンネルやバイパスを通るため、一部で上り下りがあります。そもそも気温が25℃以上ありますので、自己ベスト更新はまず無理ですので、ゆっくり観光気分でのランがおすすめです。
台湾のランナーさんは日本が好きな人が多いため、日の丸のように日本人であることが分かるものを身に着けておくと、周りからいろいろ話しかけてもらえます。ぜひたくさんの台湾人とコミュニケーションをとって、台湾の街を駆け抜けましょう。
台北マラソンエントリー方法
昨年から台北マラソンはRUNNETでのエントリーが可能になりました。ただ、そのことで少し複雑になってしまいました。
公式サイト:抽選
RUNNET:先着
RUNNETには日本人枠が優先的に与えられていますので確実に出場権を得られます。ただし、RUNNETからは確実に参加枠を確保できる代わりに、参加費が公式サイトの倍以上かかります。
RUNNETの募集期間は長く設定されていますので、まずは公式サイトからエントリーをして、抽選落ちしたらRUNNETで申し込むのがおすすめです。公式サイトはちょっと分かりづらいかもしれませんが、リンク先のページ下のボタンをクリックしてください。
申し込みサイト:公式サイト
※下記手順は昨年のエントリーページを参考にしていますが、記載内容は同じです。
STEP1
STEP2
STEP3
・名前はパスポート表記のもの
・IDはパスポートナンバー
・国籍は「外国国籍」を選びJPNを選択
・電話番号は国際番号表記(090-xxxx-xxxxなら+81-90-xxxx-xxxx)
STEP4
STEP5
登録完了、メールが送られてくれば問題なく登録できています。
抽選発表;9月18日
入金期間:9/18(火)09:00~9/21(金)17:00
台北マラソン旅ランのおすすめガイド本
台北は観光地としてもとても素敵な街で、おすすめしたい場所がいくつもあるのですが、旅は自分の作るのが楽しいもの。ここではおすすめの場所ではなく、ちょっとディープに台北を楽しめるガイド本を紹介します。
台北 (ララチッタ)
定番中の定番ですが、とりあえずこれは持っておきましょう。短い時間の旅行で行くべき場所が全部詰め込まれています。
大人の台湾案内 – 現地在住人オススメのルート通りに行くだけ! いちばんかんたん&たのしい –
旅の時間が限られているという人は、この本を参考に観光ルートを回りましょう。午前ルートや午後ルート、1日ルートなど時間に合わせて選べますので、無駄なく台北を満喫したいという人におすすめの1冊です。
ポケット版 台湾グルメ350品! 食べ歩き事典 (双葉文庫)
台湾に行ったら美味しいものを食べたいですよね。でもメニューを見てもよく分からないという人も多いかと思います。そんな人におすすめの1冊がこの本です。もちろんお店も紹介されていますので、食いしん坊ランナーさんにおすすめです。
過去大会のおすすめレポート
RUNNING STREET 365
日本一早いマラソンレポート「台北マラソン2017」
日本一早いマラソンレポート「台北マラソン2016」
台湾の風
2017年の台北マラソン(2017臺北馬拉松)に参加してみました!
商業界オンライン
台北マラソン『臭豆腐に涙する』
月間走行距離なんて知りません
走らない台北マラソンを経験したことで感じたこと
激走!台北マラソン2016〜痛みをコントロールするということ〜
台北マラソンアクセス&宿泊
台北マラソンは前日受付が必要ですので、前日の午後14時くらいまでには、台湾に到着しておきましょう。LCCを利用すると格安で行くことができますが、フライトが遅れる可能性があります。ギリギリのフライトの場合はLCCは避けましょう。
また、代理受付も可能です。どうしても間に合わないという場合は、ラン仲間に代理受付を依頼してください。
LCCを使った場合は、フライトが2万円以内、ホテルが2泊3日で1万円以内ですので3万円くらいの旅費で参加することができます。LCCを利用したツアーなら2万円台からあります。
北京には松山空港と桃園空港があります。便利なのは松山空港ですが、桃園空港も地下鉄空港線が開通しましたので、以前のような不便さはありません。
宿泊先はスタート地点の台北市政府市府路周辺が便利ですが、この日は地下鉄が特別ダイヤで動いていますので、淡水信義線もしくは板南線近くのホテルであれば、まず間違いなくスタートに間に合います。
ホテルはかなり数がありますが、条件のいいホテルはすぐに埋まってしまいますので、楽天トラベルなどで早めに確保しておきましょう。
大会詳細情報
エントリー受付期間:2018年8月31日12:00~2018年9月11日
※RUNNETは2018年8月24日~2018年10月5日
エントリーサイト:中華民国マラソン協会HP / RUNNET
参加者決定方法:抽選(※RUNNETは先着)
台北マラソン2018 | |
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開催日 | 2018年12月9日(日) |
種目 | フルマラソン ハーフマラソン |
スタート時間 | フルマラソン:6:30 ハーフマラソン:7:00 |
開催場所 | 台湾・台北市 |
大会受付 | 2018年12月6日〜7日:13:00~20:00 2018年12月8日:11:00~18:00 |
受付会場 | 台北世貿3館 |
大会会場 | 台北市政府前 |
参加資格 | フルマラソン:17歳以上 ハーフマラソン:17歳以上 |
制限時間 | フルマラソン:5時間30分 ファンラン:3時間 |
参加費 | フルマラソン:NT$1500(約5,460円) ハーフマラソン:NT$1000(約3,640円) RUNNET フルマラソン:12,000円 ハーフマラソン:10,000円 |
定員 | フルマラソン:7,000人 ハーフマラソン:20,000人 |
台北マラソン公式サイト
http://www.taipeicitymarathon.com/jpn.php