普段からメガネをかけている人が、スポーツ中にどれくらいの率でメガネを着用しているかを調べた結果、約34%の人がメガネを使って運動をしているとのことでした(『メガネブランド「Zoff(ゾフ)」 調べ』)。
ただし、どんなスポーツでもメガネを使っているかというとそうでもなく、卓球・野球・バレーボール、そしてランニングといった、相手とのコンタクトのないスポーツほどメガネを着用しています。
ランナーの場合は、コンタクトレンズをするかメガネをかけるかのどちらかになると思いますが、メガネをかける人のうち35%がスポーツメガネを着用しています。これは正直驚きの結果でした。
メガネランナーの3人に1人が、スポーツメガネを着用しているわけです。私自身がメガネランナーですが、普段はいつも付けているメガネで走っていますし、レースは使い捨てコンタクトレンズを使っています。
知らないうちに、スポーツメガネが普及していたようで、そういえば現在かけているメガネはZoffで購入しましたが、スポーツでも使えるメガネが、店舗にいくつか並んでいました。
そんなZoffですが、2019年からはこれまで以上にスポーツメガネに力を入れていくと発表し、スポーツカテゴリ「Zoff SPORTS」を2019年8月1日から展開をはじめました。秋には新製品もラインナップするとのことで、メガネランナーには嬉しいニュースです。
「ACTIVE LINE」と「CASUAL LINE」の2ライン展開
Zoff SPORTSはスポーツ時の着用がメインとなる「ACTIVE LINE」と、通勤や通学などの日常使いがメインとなる「CASUAL LINE」です。それぞれの特徴について簡単に説明します。
■ACTIVE LINE
激しい動きでもズレにくく、落ちにくい「超絶ホールド」メガネです。顔をやさしく包みこむような立体デザイン。耳あて部(モダン)は接触面が広くなるようにラバーを使ってデザインされ、安定したフィット感を実現しています。
デザインがかなりスポーティですので、仕事や日常生活で常用するのにはあまり適していませんので、日常使いのメガネと組み合わせて、ランニングをするとき専用メガネとしての利用がおすすめです。
■CASUAL LINE
通勤・通学など、日常使いしやすいデザインに仕上げたメガネです。テンプルを抱きこみ形状にすることで高いフィット感を生み出し、耳あての内側はラバー素材でずれにくくなっています。
こちらはランニングにも使える日常使いメガネです。スポーツメガネも普段遣いのメガネも1本にまとめたいという人におすすめです。
ランニングにスポーツメガネをおすすめする理由
ランニング中は普段使っているメガネじゃダメなの?と思うかもしれません。これに関しては、問題ない人と問題がある人がいます。メガネランナーでフルマラソン後半にめまいや吐き気を経験したことがあるという方は、スポーツメガネがおすすめです。
めまいや吐き気の原因はいろいろと考えられますが、メガネがブレることによって、車酔いと同じような状態が起きている可能性があります。
メガネのレンズは中心はきれいに見えますが、端に行くほど歪みがあり、メガネがブレるとその歪みの部分での映像が脳に入ってきます。歪みのある映像が不規則に入ってくるので脳が処理しきれなくなり、酔った状態になってしまいます。
きちんとフィットしているメガネを使っていれば問題ありませんし、20〜30km程度なら酔う前にレースが終わるので気になることはありません。ただ、フルマラソンになると後半に脳も疲れてきて、目から入る歪んだ情報も相まってそのような状態になってしまうことがあります。
ですので、フルマラソンを走るようなときには、Zoff SPORTSのようなブレないスポーツメガネの着用をおすすめします。せっかくトレーニングをしてきたことが、メガネによって活かしきれないとしたら残念ですよね。もし、そのような経験があるなら、ぜひスポーツメガネを試してみてください。
価格はなんと7,000円から
ランニング用にスポーツメガネを別に持つとなると、やはり気になるのはお値段ですよね。そこはさすがZoffということで、現在ラインナップされているZoff SPORTSのメガネはすべて税別7,000円。もちろん標準レンズ付きです。
プラス料金で歪みの少ないレンズに変えることもできますし、カラーレンズを選んでサングラス仕様にすることもできます。レンズカラーは50色から選ぶことができ、度付きカラーレンズは追加料金3,000円から用意されています。
これくらいの価格なら、あまり悩まずに購入できますよね。
先程ご紹介したレース後半に気持ち悪くなる人も、これくらいの出費ならいいかなと思ってもらえるはずです。ただ、いいレンズをつけるとなると、思ったよりも高くなりますので、度の強いメガネをしている人は、2万円くらいの予算を考えておきましょう。
それでもスポーツブランドのサングラスよりも安く買えます。ランニング用のメガネを作るのもいいですし、日常使いとの共用できるメガネを作るのもいいでしょう。気になるという方は、ぜひお近くのZoffの店舗で自分に似合うか試してみましょう。
Zoff SPORTS特設ページ
https://www.zoff.co.jp/shop/contents/sports.aspx