ランニングシューズにこだわるランナーさんは多いかと思いますが、ランをしないときのシューズはどうでしょう?普段履きだから、デザイン重視で選ぶことになるかもしれませんが、マラソンにおいて重要なのは「走っていない時間をどうすごすか」ということです。
そういう観点からすれば、トレーニング後やレース後、日常生活で何を履くのかというのはとても重要になります。足に負担をかけずに、しかもきれいな姿勢で無理なく歩けるシューズ。
そんな走らないときのシューズとして、アウトドアブランドのメレルから登場したのがリカバリーシューズ「NOVO」です。ここでは新製品「NOVO」の魅力についてご紹介していきます。
リカバリーシューズ「NOVO」はどんなシューズ?
● トレーニングやレース後に足を休めるためのシューズ
● タウンユースできるデザイン
● 10,000円という購入しやすい価格
なぜリカバリーシューズが必要なのか
トレーニングをした後や、レース後にしっかりと休める人はいいのですが、毎日7時間30分以上の睡眠を確保できているランナーさんは少数派です。毎日遅くまで働いて、その空き時間を縫うようにトレーニングを行う。
そうなると必然的に睡眠時間が足りなくなってしまいます。
睡眠時間が短くなればなるほど、疲労からの回復に時間がかかります。ポイント練習をして、中2日で回復するのが理想ですが、十分な睡眠時間がない場合には、中2日では回復せずに中3日になることもあるかと思います。
中2日なら1ヶ月に10回のポイント練習ができますが、中3日になると7〜8回しかできません。その積み重ねは後々大きな差になって現れます。
だったら、睡眠以外の部分で回復を促す必要があります。栄養価の高い食事もそうですし、日常生活での歩行で疲労を積極的に抜いていくというのも重要です。その披露を抜くためのシューズがリカバリーシューズです。
劇的に回復するということはないかと思いますが、やれることは少しでもやっておきたいですよね。人間の心理は面白いもので、「リカバリーのために何かをやっている」という意識も、回復を促してくれます。
そういう意味でもリカバリーシューズは、ランナーにとても有効なアイテムです。世の中にはリカバリーサンダルなどもありますが、どんなシーンでも使いやすいという意味では、メレルのNOVOは魅力的なシューズになります。
リカバリーシューズ「NOVO」の特徴
NOVOの特徴としては下記の点が挙げられます。
● クッション性の高く屈曲性も備えた35mmのミッドソール
● 安定性向上のために幅広いアウトソールを採用
● 通気性の高いメッシュアッパー
実際に履いたわけではないのですが、メレルのリリースから分かるのは、とても柔らかい感触のシューズであるということです。クッション性と屈曲性を兼ね備えているということですので、足裏の自由度がとても高くなり、足全体がほぐされていくはずです。
また、アウトソールが幅広になっているので接地面積が広く、どこで着地してもブレることがありません。ただ、できることならシューズに頼らずに、しっかりと体幹を整えて歩くことをおすすめします。
通気性の良さもNOVOの魅力のひとつです。レース後は汗で足が蒸れやすくなっていますが、メッシュ素材で通気性を高めているので、シューズ内に熱がこもりにくいというメリットがあります。
そして、メッシュとスウェードを組み合わせることで、デザイン性を高めているのも普段履きとして使い勝手を高めてくれます。
これだけのメリットがあって、価格は1万円。格安シューズが世の中にはたくさんあることを考えると、決して安くはありませんが、手が出ない値段でもありませんよね。発売は9月上旬を予定しているとのこと。
これから走り込みが増えてくるというランナーさんは要チェックです。
リカバリーシューズ「NOVO」商品概要
価格 | 10,000円(税抜) |
発売日 | 9月上旬 |
カラー | MEN'S:Black , Forest , Granite WOMEN'S:Black , Velvet |
サイズ | MEN'S:25.0-28.0cm, 29.0cm, 30.0cm WOMEN'S:22.5-25.0cm |