目の前に道があればそこがランニングコース。そんなコンセプトなのかもしれません。2月5日にサロモンから発売されるランニングシューズは「速く走る」ためのシューズではなく「どこでも楽しく走る」ためのシューズです。
ペースもゴールタイムも気にしない。走り出したくなったらその瞬間から走りだせばいい。これまでのランニングシューズとは一線を画するコンセプトの「SONIC PRO」は一体どのようなシューズなのでしょう。
サロモンのテクノロジーを凝縮
サロモンはこれまでトレイルランニングのシューズを手がけてきましたトレイルのトップランナーにも愛用者がたくさんいます。そんなサロモンはこれまでロードとトレイルのどちらも走れる“DOOR TO TRAIL(家からトレイルまで)”というコンセプトのシューズを2013年に発表しました。
2014年には“シティトレイル”というコンセプトで「街中の階段や坂道、砂利道をトレイルランニングと同じマインドで走る」シューズを提案してきました。
そして今年発表した、走りだした瞬間から楽しくなるような自由なマインドを持つ“SALOMON RUNNING”へと繋げてきました。走ることは楽しいことなのだということを思い出させてくれるシューズが誕生したのです。
なぜロードはひたすら苦しいのか
トレイルを走ると多くのランナーが「楽しさ」を感じます。すべてのランナーがそうではないにしても、山に入ったランナーは走る喜びに満ち溢れています。自由にコースを選び、自由なスピードで駆け回れる。
ところがロードに入った途端、ランニングは修行になります。黙々と走りと向き合うストイックなスポーツ。同じランニングなのになぜロードにはトレイルのような楽しさがないのでしょう。
きっとその答えは私たちに心のなかにあります。「キロ4分30秒で走らなきゃ」とか「このレースは絶対にサブ4を狙う」とか。ロードに出るとランナーはなぜか速さばかり追い求めてしまうのです。そのためにはできるだけフラットなコースばかりを選び、ムダな動きを減らすことばかり考えています。
理論から抜けだせ!RUNを楽しもう!
そんな頭の硬いランニングの理論や理屈はどうでもいい。ただ走ることを喜び、自由に走るためのシューズ。それが「SONIC PRO」です。「SONIC PRO」があればキレイに舗装された乾いたアスファルトの路面でなく、雨で濡れた急な坂道も気せず走れます。
アッパーもソールもトレイルランニングで培った最先端の技術を惜しみなくつぎ込まれています。クッション性もありながら軽量にすることで足への負担が少なくなるソールを採用し、都市におけるどんな環境においても「いきなり」走りだすことができるシューズに仕上がっています。
モデルは3種類あり、標準モデルとして「SONIC PRO」、トレーニングシューズとして「SONIC AERO」、トップアスリートのための「S-LAB SONIC」になります。詳細はサロモンのホームページを参照してください。
サロモンフットウェア:http://www.salomon.co.jp/softgoods/