フルマラソンを走れるようになって、次の目標をウルトラマラソンに設定している人が増えてきましたが、そのウルトラマラソンで100kmを走った人が次の目標にしているのがこの「佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km」ではないでしょうか。
48時間で208kmはウルトラマラソンというよりも旅です。実際に佐渡を1周走るので間違いなく旅です。求めるものは速さではなく走ることを楽しむ気持ち。自分の足で前に進むことの喜びです。
佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208kmとは
毎年秋に開催される選ばれし者たちの祭典、それが「佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km」です。この大会は100kmのウルトラマラソンを完走した者しか参加することを許されません。そして48時間で208kmを走ろうという勇気のあるものだけがここい集います。
集まってしまえばもうあとは208kmを楽しむだけです。48時間あるので208km決して難しい距離ではありません。だから遠足。佐渡の自然を満喫してこその「エコ・ジャーニー」です。速く走ることを求めているのは一部の人だけでしょう。
ほとんどの参加者が競うのはどれだけ早くゴールしたかよりも、どれだけ多くお酒を飲んだかでしょう。二日酔いでスタートできないランナーがいる大会がここ以外にいるでしょうか。走ることよりも集まることに意義がある。集まったから仕方ないから走ろうか。そんなノリでそれぞれが走っています。
旅ランとランニングイベントのひとつの完成形と言っても過言ではありません。一度参加すると完走できないとわかっていても、なぜかまた佐渡に戻ってきてしまいます。それはゴールできなくても旅ができるからです。リタイアを決めるところまで。そこまでは旅ランなのです。
過去大会のレポート
(元)ロンドンを走るオヤジのブログ!
佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208KM参加報告
らん らん ラルム♪
第10回 佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km
前を向いて走ろう♪
佐渡島1周208km遠足【その1】
佐渡島1周208km遠足【その2】
佐渡島1周208km遠足【その3】
佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208kmの楽しみ方
とにかく全力で楽しむこと。全力で宴会をし、全力でお酒を飲み、そして全力で佐渡を楽しむ。これが「佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km」の理想です。
走りきりことだけを目標に佐渡へ行き、淡々と走りました。それでは「佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km」の魅力の1割も味わっていないでしょう。昼間見える景色の雄大さ、夜見える星空の美しさ。生きていることを実感できる48時間です。
もちろん速く走れる人は走ってもいいでしょう。ただスピードに乗ってしまうことで見逃す景色があるのだとすればそれは「佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km」に来た意味がありません。その景色のすべてを目に焼き付けてください。
そしてともに走る仲間たちとともにゴールを目指しましょう。初めての人だって、ここではみんな同じ道を旅する仲間です。いつもお酒が入っているから余計に距離が近くなります。誰とでもつながれる旅がここにはあります。
208kmを走り終えたとき、きっと「やっと終わる」という安堵感と、「もう終わってしまう」という残念な気持ちがランナーを包み込みます。そしてまたエントリーをしてしまうのです。「佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km」はウルトラランナーの蟻地獄。一度ハマると抜け出せないので要注意です。
大会詳細情報
大会名:第11回佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km
開催日:2016年9月23日(金)~25日(日)
開催場所:佐渡島
エントリー受付期間:〜2016年8月20日
エントリーサイト:http://blog.eco-journey.org/article/173166119.html
208km
制限時間:48時間
参加費:16,500円
定員:100人(先着)
参加資格:自身で健康管理ができて、佐渡島の大自然と人との出会いを楽しめる人。過去2年以内に、100km以上のウルトラマラソンを完走した実績がある人。大会事務局がそれに相当する走力を持っていると認めた人
佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km公式サイト:http://eco-journey.org