湘南国際マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

当ページのリンクには広告が含まれています。

湘南国際マラソン

湘南国際マラソンは環境に配慮したマラソン大会に生まれ変わり、世界初のマイボトル・マイカップ携帯が競技規則に加わったマイボトルマラソンになります。すべてのランナーがマイボトルやマイカップを持って走るため、美しいコースが汚れることなく気持ちよく走れる大会として高く評価されています。

ここではそんな湘南国際マラソンの特徴や大会概要などの情報をまとめてご紹介していきます。

目次

湘南国際マラソンの特徴

第19回湘南国際マラソンの種目は、フルマラソンだけでなく2種類のファンランと障がい者向けのラン&ウォーク1.4kmが用意されています。

種目
・フルマラソン
・ファンラン10km
・ファンラン2km
・ラン&ウォーク1.4km

2022年大会からスタートした新レギュレーションも継続。紙コップ、プラスチックコップが廃止され、マイボトルの所持が必須になり、200メートル毎・200ヶ所に設置された給水ポイントを利用し、マイボトルに自分で給水を行うことになります。

タイムロスにはなるのでは?と思うかもしれませんが、これまでのようにエイドステーションでのペースダウンや接触などのリスクが減り、むしろ自己ベスト更新できたという声も多数あり、参加したランナーの94.2%がマイボトルマラソンに賛同しています。

ただ、普通のマラソン大会と方向性が違うというのは事実で、湘南国際マラソンは速さだけを追求するマラソン大会ではなく、環境に配慮した地球に優しいマラソン大会へと舵を切りました。その考え方に同意できるという場合のみエントリーするというのがおすすめです。

エントリーは従来と同じく先着です。ここ最近はすぐに参加枠が埋まるということはありませんが、先送りしていると枠が埋まってしまうこともありますので、必ず走りたいという人は参加を決めたらすぐにエントリーしましょう。

また大会にエントリーをしたら、マイボトルもしくはマイカップを購入しておきましょう。実際にそれらを手にして試走しておくことをおすすめします。手で持って走るのが面倒だという人は、ポーチも用意しておきましょう。

参加条件

■フルマラソン

  • 水分 200ml 以上が入った「マイボトル」を携帯
  • マイボトルと併せてマイカップの携帯を強く推奨

■ファンラン10km

  • マイカップを携帯
  • マイボトルの携帯を推奨

■ファンラン2km、ラン&ウォーク1.4km

  • マイカップの携帯を推奨

湘南国際マラソンの関門時間

スクロールできます
ポイント関門距離制限時間ペース
5.1km5.1km1時間 10分13:44/km
10.8km5.7km1時間 56分8:04/km
14.2km3.4km2時間 24分8:14/km
19.2km5km3時間 3分7:48/km
21.9km2.7km3時間 25分8:09/km
28.3km6.4km4時間 17分8:08/km
35.0km6.7km5時間 13分8:21/km
37.1km2.1km5時間 29分7:37/km
39.6km2.5km5時間 55分10:24/km
42.195km2.595km6時間 30分13:29/km

湘南国際マラソンは関門が9ヶ所もあります。ウェーブスタートになることが予想されますが、後方からのスタートでも関門時間は変わりませんので、注意してください。とはいえ、5.1kmの第1関門まで1時間10分もありますので、きちんと走れていれば問題ないはずです。

第2関門以降はキロ8分前後のペースでOKですが、ところどころキロ7分台で設定されている区間があります。後半に失速することを考えて、レース展開としては少なくともキロ7分30秒ペースを維持する感覚で走りましょう。

コースは緩やかなアップダウンがあるものの、基本的にはフラットです。折り返してからのバイパスの入口とゴール直前、大磯プリンスホテルの敷地内でしっかりとした上り坂がありますが、その2ヶ所以外はイーブンペースで走れます。

折返しが2回ありますがほぼ直線のコースで、気をつけなくてはいけないのが前半のオーバーペースです。単調なコースでつい飛ばしたくなりますが、30kmまでは自分の設定ペースを守りましょう。余裕があるなら30km以降でペースを上げてください。

また、最終関門からフィニッシュ地点まで約2.6kmもあります。35分の余裕がありますが、すべて歩きですと間に合わない可能性があります。最終関門を通過しても気を抜かずに走り続けるようにしてください。

湘南国際マラソンの気温・天候・完走率

スクロールできます
開催年最低気温(℃)最高気温天候完走率
2014年11月03日・第9回16.3℃21.0℃晴れ91.3%
2015年12月06日・第10回8.8℃13.3℃曇り94.2%
2016年12月04日・第11回8.8℃17.3℃曇り92.7%
2017年12月04日・第12回5.7℃13.1℃晴れ94.1%
2018年12月02日・第13回8.8℃12.0℃曇り94.7%
2019年12月01日・第14回5.6℃14.6℃晴れ92.7%
2021年02月28日・第15回
2022年02月20日・第16回
2022年12月04日・第17回6.3℃17.5℃曇のち晴れ92.4%
2023年12月03日・第18回5.2℃14.9℃晴れ92.8%

湘南国際マラソンはこれまで開催時期がよく変わるので、過去の気温や完走率は参考になりませが秋開催になる場合には比較的気温が安定しており、しかも天候に恵まれています。ただし、最高気温が20℃を超えるようなこともあるので注意は必要です。

気をつけたいのが、12月開催の場合は駅でバスを待っている時間。かなり身体が冷えまうという点で、しっかりと着込んでホッカイロなども持って寒さ対策を行っておきましょう。レース後も身体が冷やされてしまいますので、走っていないときの対策を十分におこなってください。

プラスチックごみを出さない大会を目指していますので、スタート前にレインコートやゴミ袋を着ておいて、それを捨てるというのも大会のポリシーを考えると避けたいところです。記録を狙うのでなければ、暖かい格好をしてスタートラインに並んでください。

コースそのものは高低差がなく走りやすくなっていますが、2024年も12月開催で心配なのは強い風です。冷たい北風により低体温症になる可能性があります。普段のトレーニングから寒さに慣れておき、十分な寒さ対策を行っておきましょう。

湘南国際マラソンの評価・口コミ

10年以上の歴史を誇る湘南国際マラソンですが、その評価にはバラツキがあり、ここ数年はRUNNETの評価が70点以下になっています。参加者が増えたことで会場が混雑したことと、これまでにないことを始めたことがその原因と考えられます。

口コミからわかる良いポイント

  • 自分のタイミングで給水できる
  • 景色が素晴らしい
  • 沿道の声援が力になる

口コミからわかる残念なポイント

  • 風が強くて大変だった
  • 会場までのアクセスが不便
  • 会場内の動線がわかりづらい
  • トイレが少ない
  • ランナーの人数にコース幅が見合っていない

スタートもウェーブスタートになる予定ですし、新型コロナウイルス対策として、選手間の距離を十分に確保されるので、スタート渋滞もこれまでのようにひどいものではなくなります。そういう意味では過去の評価はあまり参考にならないかもしれません。

ただし、会場へのアクセスが不便であることには変わりませんし、税金を使わない大会ということで、参加費も決して安くありません。参加費に見合う大会かとなると、現時点ではそう感じていない人が多く、湘南らしさをどう提供していけるかが今後の課題のようにも感じます。。

もっとも、新しいことを受け入れてもらうには時間がかかります。しばらくは低評価になるかもしれませんが、大事なのは他の人がどう判断するかではなく、自分にとって走りやすいかどうか。あまり周りに意見に流されないで、自分の判断で走るかどうかを決めるようにしましょう。

過去大会のレポート

湘南国際マラソンアクセス

湘南国際マラソンは大磯プリンスホテルが会場です。大磯駅もしくは二宮駅からのアクセスになりますが、歩くと35分かかります。駅の改札を出るのにも時間がかかりますので、計算上間に合う時間よりも30分早く出発するか駅から無料送迎バスを利用しましょう。

遠征するという場合には、飛行機で羽田空港を目指すか、新幹線で小田原駅(東北や北陸は東京駅)を目指すことになります。どこに宿泊するかにもよりますが、横浜側からアクセスする場合には大磯駅、小田原側からアクセスする場合は二宮駅をご利用ください。

航空券をを少しでも安くおさえたい場合には、航空券を比較・予約できるエアトリ を使ってフライトを探せば、思わぬ格安航空券が見つかることもあります。また夜行バスで小田原や横浜に向うのもおすすめです。夜行バスなら片道1万円以下というものもありますので、楽天トラベルなどで検索してください。

湘南国際マラソンの宿泊予約

湘南国際マラソンに遠方から参加する場合に、悩ましいのが宿泊地をどこにするかということですよね。大磯プリンスホテルに泊まれればベストですが、問題は大磯プリンスホテル周辺には飲食店がそれほど多くなく、駅に出るにも距離があって不便です。

利便性のいい場所で観光にも適している意味では、平塚から藤沢までのエリアにあるビジネスホテルが便利ですが、大会当日の電車が混雑するという問題もあります。東京や横浜への観光を考えていないのであれば、小田原周辺のホテルがおすすめです。

ただし小田原駅周辺のホテルも限られていますので、宿泊費を抑えたいのであれば横浜駅周辺でもOKです。横浜であればホテルも多いので、部屋が満室になるということもありません。出走権を手にしたら、早めにホテルの予約をしておきましょう。

【楽天トラベル】で予約
【Trip.com】で予約
【agoda】 で予約
【エアトリ】 で予約

大会詳細情報

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次