世界遺産・万里の長城を駆け抜けよう「万里の長城マラソン2025秋」

世界にはさまざまなマラソン大会があり、南極や北極を走ったり、砂漠やジャングルを走ったりと、ランナーの欲望は留まるところを知りません。「万里の長城マラソン」もそんな大会の変わった場所を走れるマラソン大会のひとつで、世界遺産である「万里の長城」を駆け抜けることができます。

そんな「万里の長城マラソン」は、現在いくつもの大会が開催されているのですが、RUNNING STREET 365が日本事務局となっているのが「Great Wall of China Marathon」です。この大会は観光客がほとんどいない万里の長城を舞台とし、日本語でのサポートを受けて参加できます。

「Great Wall of China Marathon」は、春と秋の年2回開催しており、2025年10月26日(日)開催の秋大会が参加者募集を開始しました。

目次

万里の長城マラソン2025秋のおすすめポイント

  1. 世界遺産の万里の長城を走ることができる
  2. 北京市内からバスで会場となる万里の長城まで移動
  3. 日本事務局がサポートするから中国語や英語を話せなくてもOK
  4. 前夜祭で日本人参加者が交流できる
  5. 大会翌日は秋色に染まった美しい北京の街を日本事務局スタッフがガイド

万里の長城マラソン2025秋にはこのようなおすすめポイントがあります。それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

Point1 世界遺産の万里の長城を走ることができる

万里の長城マラソンは、その名前のとおり万里の長城を舞台に開催されるマラソン大会です。以前はコースのほとんどが万里の長城になるコースを使っており、難易度の高いレースとなっていましたが、現在は万里の長城はコースの一部(フルマラソン:6km・その他の種目:3km)のみとしており、難易度はそこまで高くありません。

5kmでも制限時間は10時間あるため、体力に自信がない人でも気軽に参加できるようになっています。

万里の長城は中国に何ヶ所もありますが、「Great Wall of China Marathon」が開催される永恒長城は、観光客がほとんどいません。地元の人でもほとんど知らない場所にあり、大会の参加者もあまり多くないのもあって、世界遺産の万里の長城をひとり占めできる瞬間もあります。

万里の長城の部分が短くなったものの、その美しさは圧倒的。これまでいくつもの万里の長城を訪れたことがありますが、永恒長城ほど美しい万里の長城は見たことがありません。世界遺産でもある万里の長城を、自分のペースで思いっきり楽しめるのが、万里の長城マラソン最大の魅力です。

Point2 北京市内からバスで会場となる万里の長城まで移動

万里の長城は基本的に市街地から離れたところにあるため、万里の長城マラソンの大会によっては、集合場所となる現地入りするのが大変だったりします。ところが、「Great Wall of China Marathon」は北京市内のホテルに集合し、そこからバスで移動するので、集合時間に遅れさえしなければ確実に現地入りできます。

集合場所のホテルも北京首都国際空港や北京大興国際空港からアクセスしやすく、周辺にはリーズナブルな価格で泊まれるホテルがいくつもあります。

ちなみに集合時間に遅れた場合には、タクシーで会場に向かってもらうことになりますが、AlipayやDiDiを入れておけば問題なく会場に向かうことはできます。500元くらいかかるので、遅刻しないことを強く推奨しますが。

戻りのバスは座席が埋まり次第出発するため、フルマラソン以外の種目であれば12時過ぎに万里の長城を出発し、15〜16時には北京市内に戻ってくることもできます。その時間であれば、まだ観光もできますし、夜のフライトで日本に戻ることも可能です。

Point3 日本事務局がサポートするから中国語や英語を話せなくてもOK

万里の長城を走れるマラソン大会はいくつかありますが、日本事務局があるのは「Great Wall of China Marathon」のみです。そもそも「Great Wall of China Marathon」は、代表である朱貴華氏が日本在住時に日中友好のためにスタートさせたものであり、誰よりも代表自身が日本人の参加を楽しみにしています。

日本事務局はもちろんのこと、朱貴華氏も日本語対応可能です。大会の申込みや、前日受付、当日のサポートまで万里の長城マラソンに関することはすべて日本語のみでOKです。

また、日本事務局は初めての中国で不安があるという人のために、フライトやホテルの提案なども行っています。北京でのタクシーの乗り方や、アプリの使い方などの相談にも応じており、初海外マラソンとしてエントリーされる方も少なくありません。

Point4 前夜祭で日本人参加者が交流できる

日本事務局の役割は日中友好にありますが、それと合わせて取り組んでいるのが、参加者同士がつながれる環境を整えることです。万里の長城を走ろうというランナーは、個性的な方が多く、参加者同士の交流で思わぬ関係性が生まれることもあります。

万里の長城マラソン日本事務局とRUNNING STREET 365の代表をしている私も、万里の長城マラソン参加者の1人だった頃から、運命としか思えないような出会いが何度も繰り返されました。そして、今では日本事務局をしています。

ここには不思議な縁があります。参加者同士のコミュニティが生まれたり、他の参加者に刺激を受けたり、新しい何かが誕生するのが万里の長城マラソンです。もちろんボランティアをしている中国人ボランティアスタッフとの交流もできます。中国語を勉強中で、実際に会話を楽しんでみたいという人にもおすすめです。

Point5 大会翌日は秋色に染まった美しい北京の街を無料でガイド

万里の長城マラソン日本事務局のもうひとつの役割が、「参加者に北京の今を見てもらうこと」にあります。中国に行ったことのない人は、北京に対してネガティブなイメージを持っている人が多いようですが、実際に万里の長城マラソンに参加して、北京の街を歩き、北京のグルメを堪能すると、イメージが180°変わります。

ただ、観光スポットばかり巡っていても、北京の本当の姿までは見ることができません。そこで、万里の長城マラソン日本事務局は大会翌日に、北京の街を案内するガイドを行っています。地元の人たちしか行くことのないローカルな街を歩いてまわります。

中国でも秋は「実りの秋」であり、食べ物が美味しい季節です。ただ、1皿の量が多く、1人や2人では沢山の種類を食べるのが難しいのが北京。北京ガイドツアーに参加することで、大勢で北京のグルメを楽しめるといったメリットもあります。

万里の長城マラソン2025秋に参加するときの費用目安

万里の長城マラソンに興味があるけど、海外マラソンで円安だから費用が高そうと二の足を踏んでしまう人もいるかと思います。そこで、ここでは万里の長城マラソン2025秋に参加するときの費用目安をご紹介します。

フライト代:60,000〜80,000円
現地交通費:2,000円
宿泊代:7,000〜15,000円/泊
食費:1,000円/食
大会参加費:25,000円

2泊3日であれば、約12万円が予算ということになります。ただし、リーズナブルなホテルを選び、格安フライトが見つかれば予算10万円でも参加可能です。ソウルマラソンや台北マラソンなどと比べれば予算は高めですが、万里の長城を走れるという付加価値があります。

ちなみに北京には5つ星ホテルもあれば、ゲストハウスもあり、予算に合わせて選ぶことができます。ただ、万里の長城マラソンに参加するなら、大会会場のホテルもしくは周辺のホテルへの宿泊がおすすめです。万里の長城マラソンのサイトでおすすめホテルなども紹介していますので、そちらをご確認ください。

大会詳細情報

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