マラソン大会は開催されなくても、ランイベントやウォーキングイベントは再開したり、新規に立ち上がったりと少しずつですが「みんなで何かをする」機会が増えつつあります。そんな中、中四国在住者限定ではありますが、「シティロゲ in 宮島 2021」の開催が発表されました。
日本三景のひとつでもある宮島を舞台にしたロゲイニングイベントで、1〜5名のチームで参加し、専用アプリを使って約50ヶ所のチェックポイントを、制限時間にどれだけ回れるかを競います。コロナ禍で観光客が減ってしまった宮島を支援するためのイベントでもあるので、ランナーだからできる支援として参加してみてはいかがでしょう。
シティロゲとは
一般的なロゲイニングでは、参加者が山野各所に設置された複数のチェックポイントを、制限時間内にできるだけ高得点になるように回ることを目指します。より自然を感じられる競技ですが、シティロゲは、フィールドを街に移して、スマホを使って実施します。
できるだけ多くの得点を獲得したほうが順位は上がりますが、シティロゲの場合は勝つことよりも、得点よりも街を楽しむという要素のほうが強くなります。途中で気になるお店があれば立ち寄って補給（買い食い）するのも自由ですし、ちょっと寄り道するのも自由です。
誰よりもたくさん笑った人が本当の勝者。もちろん真剣に優勝を狙うという楽しみ方もOKです。50ヶ所もあるチェックポイントをたくさん巡るというのは、それだけ宮島を体感したということでもあります。全制覇は難しいかもしれませんが、チームごとのスタイルで宮島を満喫しましょう。
今回の種目は3時間コースと5時間コースがあり、体力に自信のあるランナーさんならぜひ5時間コースに挑戦してもらいたいところです。ラン仲間を誘って、春の宮島を楽しんでみませんか。マラソン大会とは違った楽しさを感じられるはずです。
シティロゲ in 宮島 2021の楽しみ方
宮島には世界遺産の嚴島神社をはじめ、瀬戸内の絶景を見渡せる弥山、1200年の歴史を持つ大聖院など見どころがいくつもあります。そして名物の穴子飯、もみじ饅頭、牡蠣などの宮島グルメも盛りだくさん。ロゲイニングの時間だけでは周りきるのは難しいかもしれません。
せっかくの日曜開催ですので、前泊して土日をまるっと宮島観光にあててしまうのがおすすめです。前日のうちに宮島を歩いておけば、土地勘も付くので当日も有利にポイントを探せます。前日なら制限時間を気にすることなく、宮島グルメやショッピングを満喫できます。
受付終了が9時30分ですので、当日の朝に広島を出発してもスタートには間に合いますが、仲間と過ごす時間を少しでも増やすために宿泊できる人だけでも前泊してみてはいかがでしょう。参加者数も限られているので宿が足りなくなることはありませんが、エントリーをしたら早めに楽天トラベルやBooking.comで宿泊予約しておきましょう。
