トレランにも使えるハイスペックなGPSランニングウォッチ「SUUNTO 9 BARO」を軽量化し、デザインもミニマムに仕上げた「SUUNTO 9 BARO TITANIUM」が発売になりました。デザインだけでなく「ツアーモード」で最大170時間のGPSスポーツ追跡が可能。
価格は82,500円なので簡単に買えるアイテムではありませんが、シンプルなデザインですのでランニングだけでなく、ファッションアイテムとしてもビジネスアイテムとしても使えます。もちろん機能面も充実しており、本気でトレイルランニングに取り組みたい人におすすめの商品です。
長時間バッテリーで気圧計を搭載
SUUNTO 9 BARO TITANIUMは従来の3つのバッテリーモード(パフォーマンス、エンデュラス、ウルトラ)に加え、新しいGPS追跡機能「ツアーモード」が追加されています。これにより最大170時間のGPSスポーツ追跡が可能(GPSポイントは1時間に1回)となり、ステージレースでも充電せずに使用できます。
またSUUNTO 9 BAROと同じく、本体に気圧センサーを内蔵しており、周囲の空気圧を測定して気圧高度情報を表示。さらにGPSデータと気圧高度情報を組み合わせることで、より精度の高い高度情報と上昇/下降の数値を確認できます。
SUUNTO 9 BARO TITANIUMにはトラックでの計測精度を高めることができるSUUNTO FUSEDTRACK™が搭載されていますので、トレイルだけでなく競技場のトラックでも正確に距離の計測ができ、幅広いランニングシーンで活躍します。
そして米国国防総省軍用規格(MIL-STD-810G)に準拠しており、極限温度(-20℃~+55℃)、衝撃および落下、風砂および粉塵、湿度、氷・低温雨など、厳しい環境でも問題なく動作することが約束されており、砂漠マラソンやジャングルマラソンといったレースでも利用できます。
これだけのハイスペックがありながらも、チタンを使うことで重量は67gと従来品よりも14gも軽量化しています。凹凸のないミニマムデザインに仕上がっており、一見すると頼りなさそうですが、実は羊の皮をかぶった狼。圧倒的ハイスペックなGPSランニングウォッチになります。
もちろん睡眠管理やストレスと回復などの基本的な機能も搭載され、ランニングのログは専用アプリで管理できます。専用アプリはStravaなどのランニングサービスと連携できるので、SNSを通じてランニングを共有することも可能です。
komootを搭載したTurn-by-turn方式のナビゲーション
SUUNTO 9 BARO TITANIUMはルートプランニングツールkomootを搭載したTurn-by-turn (ターンバイターン) 方式のナビゲーションにより、ユーザーがコースをロストしないように、アラート表示できるようになっています。
利用方法は簡単で、komootでコースを計画すればルートが自動的にスントアプリに同期され、走る前にルートを選択することでウォッチに同期できます。あとはナビゲート機能を使って走り出すだけ。ナビゲートすると次のターンについてアラートを出されるので、どちらの方向に進むかを画面で監視する必要がなくなります。
本来であればkomootを利用するには別途利用料金がかかりますが、SUUNTOを購入したユーザーはこれらの機能を無料で利用できます。この機能を利用すればレース中のコースロストリスクも下がりますし、初めての山でも迷うことなく目的地に到達できます。
トレイルランニングでは、いかにしてリスクを下げるかがとても重要になりますので、これだけでもSUUNTO 9 BARO TITANIUMを手にする理由になるはずです。
商品概要
モデル | SUUNTO 9 BARO CHARCOAL TITANIUM SUUNTO 9 BARO GRANITE BLUE TITANIUM |
価格 | 82,500円 |
サイズ | 50✕50✕16.5 mm |
手首周り | 130-220 mm |
重量 | 67g |
米軍規格 | MIL-STD-810 |
レンズ | サファイアクリスタル |
耐水設計 | 100m |
動作温度 | -20℃~+55℃ |
バッテリー駆動時間 | タイムモード:14日間 毎日24時間の追跡およびモバイル通知:7日間 トレーニングモード(GPS):25時間 / 50時間 / 120時間/ 170時間 |
機能 | アクティビティトラッキング 睡眠分析 ストレスと回復 GPS トラック分析とナビゲーション 高度計 天候 心拍数 インターバルトレーニング 速度と距離 トレーニングリカバリー トレーニング負荷 |