賛否両論だった第1回大会から大幅リニューアルしてさいたま国際マラソンが戻ってきました。市民枠はすでにエントリー開始していますが、一般枠は来週5月23日からの受付開始になります。
さいたま国際マラソンの特徴
昨年はリオ五輪マラソン女子の代表選考会であり、一般ランナーも4時間制限と非常に厳しい時間設定でした。
スタート時の小雨から一気に気温が上がり、さすがのサブ4ランナーも後半の失速で、30km地点以降はコース上に倒れこむ人が続出したことで「さいたま国際マラソンは難しい」というイメージがつきそうになっていましたが、2年目で方向転換です。
4時間制限は6時間制限へと変更となり、「誰でも楽しめる」本物の市民マラソンとなりました。
もちろん参加者の枠も増え5,000人の大会がフルマラソンで16,000人、そして前日にもファミリーマラソンやリレーマラソンを行うことで、トップランナーのためのマラソン大会という印象を一気に払拭させたい運営側の気持ちが伝わってきます。
コースは昨年の反対周り。昨年は後半に住宅地を走ったため近隣の住民の生活路が分断されたのですが、今年はそれを避ける形で、住宅地は午前中に通過するような設定になっています。
仕切り直しの大会になりましたので、エイドがどれだけ充実するかはわかりませんが、昨年のままでは5時間台でゴールするランナーは空腹で倒れこむことになるため、バナナやパンぐらいの追加は期待できそうです。
参加費が4000円近くアップしていますし・・・
ちなみに参加しのアップ分はおそらく仮設トイレを用意するための費用だと考えられます。昨年は5000人でしたのでさいたまスーパーアリーナのトイレで間に合わせましたが、おそらく今年はトイレが不足します。
参加費アップはトイレ不足を考えると仕方がないことかもしれません。
さいたま国際マラソンの楽しみ方
さいたま国際マラソンは大都市マラソンですので、それほど見どころがあるわけではありません。前回のように4時間制限であれば緊張感もあったのですが、普通のマラソンになったさいたま国際マラソンは、普通に走って普通に帰るランナーが多いかもしれません。
ただしアクセスのよさは応援に行きやすさに繋がります。ラン仲間や家族の声援を支えに走ることで、いつも以上に気持よく42.195kmを駆け抜けることできるのではないでしょうか。
走り終えたら応援してくれた人たちと食事や打ち上げを楽しめます。大都市ですので「お店がない」なんてことはありません。食べたいものを選び放題です。
そういう意味では遠方からわざわざ走りに来る魅力はまだ見つかっていませんが、それも含めてさいたま国際マラソンの事務局はアイデアを絞っていることでしょう。
過去大会のレポート
RUNNING STREET 365
日本一早いマラソンレポート「さいたま国際マラソン」
月間走行距離なんて知りません
「第1回さいたま国際マラソン」制限時間4時間というのはかなり面白いぞ
EX-IT
制限時間4時間!さいたま国際マラソン3時間59分3秒のギリギリ攻略レポート
さいたま国際マラソンアクセス方法
さいたま国際マラソンの受付は前日、前々日にスタート会場でもあるさいたまスーパーアリーナで行われます。ちなみに代理受付は不可です。
さいたまスーパーアリーナへはさいたま新都心駅から徒歩5分ですので、まったく不便に感じることはありません。交通の便のよさも大都市マラソンの魅力のひとつです。
前日に開催されるファンランイベントは駒場運動公園で行われます。リレーマラソン以外はゼッケンを事前配布ですので、受付は不要でリレーマラソンもメンバー表の提出を当日に行うだけです。
駒場運動公園へはJR浦和駅・北浦和駅より徒歩約20分ですので、歩いても問題ありませんし、各駅からバスも出ています。
大会詳細情報
大会名:第2回さいたま国際マラソン
開催日:2016年11月12日 (土)・ 2016年11月13日 (日)
開催場所:埼玉県さいたま市
エントリー受付期間:2016年5月23日12:00~2016年9月9日
エントリーサイト:RUNNET
【13日】
フルマラソン
制限時間:6時間
参加費:15,000円
定員:16,000人
8km
制限時間:70分
参加費:3,780円
定員:1000人
【12日】
車いすの部1km
制限時間:20分
参加費:1,800円
定員:30人
親子ランの部(1.5km)
制限時間:20分
参加費:2,160円
定員:親子ラン1000組2000人
1.5km
制限時間:20分
参加費:1,800円
定員:1000人
リレーマラソン
制限時間:2時間30分
参加費:2,700円/人
定員:400組
さいたま国際マラソン公式サイト:http://saitama-international-marathon.jp
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