3倍近い倍率になる人気ウルトラマラソンの大会が「四万十川ウルトラマラソン」です。
すでに20年以上の歴史がありますので、マラソンブーム以前からウルトラランナーに愛され続けてきた大会でもあります。
そんな四万十川ウルトラマラソンに魅せられてリピートする人が絶えないほどの素晴らしい大会ですが、その大会の魅力はいったいどこにあるのでしょうか。
四万十川ウルトラマラソンの特徴
四万十川ウルトラマラソンは60kmと100kmのコースがあり、どちらもウリは大自然の中を駆け抜けることです。本州の緑とはまた違った深い濃緑の山々とどこまでも澄み切った四万十川がランナーを出迎えてくれます。
100kmは四万十市からのスタートで、60kmは四万十町からのスタートです。
100kmの制限時間は14時間ですので、しっかり練習をしてきたウルトラランナーにとってはそれほど難しくない設定です。
20km地点に600mの山越えがありますが、そこまで頑張ればあとはほとんど下りですので、序盤をどう乗り切るかが完走のポイントになります。
四万十川ウルトラマラソンは充実したエイドと、沿道の声援がランナーを後押ししてくれます。60kmも100kmも前夜祭から地元の人たちがランナーたちを歓迎してくれます。
この歓迎こそリピーターを生み出す理由なのかもしれません。
四万十川ウルトラマラソンの楽しみ方
60kmは四万十町、100kmは四万十市への宿泊になりますが、初めての参加の場合は少し割高でもツアーを利用することをオススメします。
アクセスしにくくホテルの予約も大変ですので、全体のスケジュールを把握するのもお任せ出来るツアーのほうが走ることに集中できるというメリットもあります。
ツアーや電車でのアクセスの場合基本前泊+後泊になります。高知に向かう最終電車は19時34分ですので、ウルトラマラソンのゴールからギリギリの時間になりますので、何があるかわかりませんので四万十市で後泊しましょう。
四万十で食べておきたいのは海の幸はもちろんのこと、外せないのが四万十の鰻です。天然鰻のうな丼やうな重を食べられるお店もありますので、せっかく四万十川ウルトラマラソンに来たなら鰻を食べておきましょう。
もうひとつの特産品はテナガエビ。こちらは土佐の地酒と一緒に頂きたい一品ですね。ゴール後の打ち上げ(反省会?)でいただきましょう。
過去大会のレポート
barmy”s On & Off
四万十川ウルトラマラソン
食いだおれマラソン
四万十川ウルトラマラソン
四万十川ウルトラマラソンアクセス方法
四万十川ウルトラマラソンへのエントリーを躊躇する理由のひとつがアクセスの悪さです。でもよく考えてください、日本でアクセスのいいウルトラマラソンがあります?
長旅もウルトラマラソンの魅力のひとつです。
ホテルとか電車とか、いろいろ不安な人はJTBツアーパックや東武トップツアーズのツアーを利用しましょう。
大会当日は市街地とスタート地点を結ぶシャトルバスが出ていますので、100kmへの参加者は宿泊施設は四万十川市内がオススメです。60kmへの参加の場合はスタート地点近くの四万十町内の宿を選びましょう。
100km受付のある四万十市立市民スポーツセンターまでの電車アクセスの場合、最寄り駅は土佐くろしお鉄道中村駅。
電車は・・・2時間に1本ぐらいはあります。乗り換えも考えてかなり余裕のある計画を立てておかないと高知駅で待ちぼうけです。
60kmの受付会場の四万十町十和体育館へはさらにアクセスが悪いので、必ず事前にスケジュールを立てて、行き当たりばったりにならないように注意してください。
受付会場についたらあとはシャトルバスを利用して移動しましょう。
大会詳細情報
大会名:第22回四万十川ウルトラマラソン
開催日:2016年10月16日(日)
開催場所:高知県四万十市
エントリー受付期間:2016年5月13日~2016年6月3日(抽選)
エントリーサイト:RUNNET
100km
制限時間:14時間
参加費:18,000円
定員:1650人
60km
制限時間:14時間
参加費:13,000円
定員:550人
四万十川ウルトラマラソン公式サイト:http://www.shimanto-ultra.jp
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