初めてのフルマラソン、6時間ならなんとか走れるかなと思って大きい大会に参加したらスタートで30分も待たされたうえに、途中の関門に引っかかったり、制限時間内にゴールできなかった。
そんな人におすすめしたいのが「第29回出水ツルマラソン」です。7時間制限でありながら、参加者も少ないためスタート時のロスがほとんどありません。
そしてなにより4000円という参加費が魅力的です。
出水ツルマラソンの特徴
参加者が少なくて、参加費も安い。こじんまりした大会なのですが、実は出水ツルマラソンのコース、公認コースなんです。
前半に大きなアップダウンがあるのと、途中の幹線道路を完全封鎖していませんので、何度か途中で止められるため、高記録を出すのは少し難しいコース設定です。しっかり走りこんできた人には、挑戦しがいのあるコース設定になっています。
種目はフルマラソンと10kmと3kmですが、参加者の多くがフルマラソンです。昨年は1780人のランナーが出水の町を駆け抜けています。
フルマラソンは7時間制限ですが、道路の封鎖は5時間までですので、それ以降は歩道を走ることになります。
実はこの大会、RUN as ONE – Tokyo Marathon 2017に提携しているため、5時間以内の完走者の中から3名が東京マラソン2017に出ることもできます。他にも10万円分の旅行券が当たる抽選会などがあります。
参加費が4000円で豪華抽選があり、しかも東京マラソン2017に出られるかもしれない。かなりお得なマラソン大会だと思いませんか?
出水ツルマラソンの楽しみ方
出水ツルマラソンは前日受付と当日受付を行っています。そのため前日の遅い時間に出水入りすればいいのですが、できることなら前夜は有料の前夜祭に出てみてはいかがでしょう。
参加費は3000円(小中高1500円)で少し高めですが、ここでも豪華賞品の当たる抽選会があり、出水の特産品を堪能することができます。参加する人もみんなランナーですから、ランナー同士のつながりもできるかもしれません。
出水市に来たなら絶対に見逃せないのが「鶴」です。ピーク時に1万羽を超える鶴が飛来しますので、ぜひ出水市ツル観察センターで鶴の観察をしてください。
もう一つ見逃せないのが武家屋敷。
出水は薩摩藩の中でも大きな町で、いまでも武家屋敷が多く残っています。そのうちの2ヶ所で武家屋敷内の公開もしています。武家屋敷が立ち並ぶ一帯を散策するのも風情がありますよね。
ぜひ食べておきたいご当地グルメは「いずみ親子ステーキごはん」。鶏肉・鶏卵生産日本第2位の出水ですから親子なのは鶏肉と卵。卵かけごはんと鶏肉のステーキのセットが「いずみ親子ステーキごはん」です。
レース後のタンパク質補給にも最適ですので、ぜひ「いずみ親子ステーキごはん」を食べて帰りましょう。
いずみ親子ステーキごはんHP:http://www.izumioyako.net
過去大会のレポート
レンジャー中城の登山日記 alpha+
出水ツルマラソン
かるろす工房
第27回出水ツルマラソン大会走行記
ぼくの手ブログ〜ときどき、ぼくの足〜
第28回出水ツルマラソン大会
出水ツルマラソンアクセス方法
出水へのアクセスは九州新幹線が便利です。
関西や東日本からの参加の場合は、鹿児島空港からシャトルバスでアクセスできますが、復興支援という意味でも熊本空港からのアクセスもおすすめです。
月曜日を有給にできる人は日曜日の後泊を熊本ですれば、観光という形で熊本を応援することができます。
大会会場には駐車場がありますので、地元の人たちや九州のランナーさんはマイカーでのアクセスも可能です。ただし駐車場は2000台までです。停められないと駅周辺に停めるなどあわただしくなりますので、公共の交通機関がおすすめです。
ちなみに出水駅から会場までは徒歩で15分。体をほぐすにはちょうどいい距離ですので、駅からは歩いてアクセスしましょう。
大会詳細情報
大会名:第29回出水ツルマラソン
開催日:2016年10月23日(日)
開催場所:鹿児島県出水市
エントリー受付期間:2016年6月27日~2016年9月4日
エントリーサイト:RUNNET
フルマラソン
制限時間:7時間
参加費:4000円
定員:なし
10km
制限時間:なし
参加費:3500円 中高2000円 小学1500円
定員:なし
3km
制限時間:なし
参加費:3500円 中高2000円 小学1500円
定員:なし
出水ツルマラソン公式サイト:http://www.izumi-turu-marathon.jp
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