まさかのソール厚さダウンで大幅進化の可能性。アディダス「ADIZERO BOSTON 13」登場

アディダスから「ADIZERO BOSTON 13」が発表されました。ファーストインプレッションとしては「マイナーアップデート?」と思ったのですが、よく見るとソールが薄くなってスタイリッシュに。スペックとしても前作の38mmから36mmにダウン。

多くのメーカーがソール厚さ40mmを超えるシューズを発表する中で、あえて薄くしてきたということは、コンセプトそのものから見直して再設計された可能性があります。限定カラーは5月1日、一般モデルは6月4日発売。来シーズンに向けての走り込みに使える、気になる1足の登場です。

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ADIZERO BOSTONらしさを取り戻す1足

1秒でも速いベストタイムを目指して走るランナーのための「アディゼロ」シリーズの中でも、「ADIZERO BOSTON 13」はレース本番でもトレーニングでも、ラストまで最適なペースをサポートする高機能オールラウンドモデルです。

フルレングスのグラスファイバー製5本指ロッド「ENERGYRODS 2.0」と「LIGHTSTRIKE PRO」の組み合わせは変わっていませんが、すでにお伝えしましたようにヒール部のソール厚さが2mm薄くなり、さらに5gの軽量化にも成功しています。

ボストンに対して、アディオス プロの廉価版というイメージを持っている方も多いかもしれません。実際にそのような面があったのは事実で、アディオス プロをオーバースペックだと感じるランナーや価格が高くて手を出せないというランナーから高い支持を得ていました。

でも、「ADIZERO BOSTON 13」が示したのは「ボストンはボストン」だといういことでした。アディオス プロに引っ張られるのではなく、ボストンが本来あるべき姿を考え、ボストンとして進化させた1足のように感じます。

もちろん、「ADIZERO ADIOS PRO 4」はアディゼロのトップモデルであり、そのノウハウが「ADIZERO BOSTON 13」にも使われています。今回のモデルでは「LIGHTSTRIKE PRO」が前モデルと比較して13.8%増量。新アウトソール「LIGHTTRAXION」も採用しています。

履き心地も大幅に改善されており、少なくともスペック上はより快適に走れる1足に進化。あとは実際に履いて走らないとわからないところはありますが、期待したくなるだけのアップデートが施されています。秋からのマラソンシーズンに向けて、しっかり走り込みたい方はこの夏の相棒にいかがでしょう。

限定モデル「ADIZERO BOSTON 13 EQT」

一般販売に先行して、1990年代のボストンマラソンのボランティアスタッフが着用していたヴィンテージアディダスアイテムの色合いやデザインにインスパイアされた「ADIZERO BOSTON 13 EQT」が2025年5月1日(木)に限定発売されます。

誰よりも早く、「ADIZERO BOSTON 13」を手に入れるチャンスですので、気になっている方は下記取扱店舗にてお求めください。

限定カラーモデル「ADIZERO BOSTON 13 EQT」取扱店舗

開発担当者のコメント

今回「ADIZERO BOSTON 13」の開発に際して目指したのは、究極の高速トレーニングシューズを生み出すということでした。

前モデルに対するアスリートや消費者からのフィードバックを見ると、彼らがシューズにもっと快適さを求めていることが明らかになりました。そこで私たちは『BOSTON』が持つ本来の強みに立ち戻ることにしました。

今回のデザインと開発はすべてこの洞察に基づいており、ミッドソールとアッパーのクッション性を改善し、速いペースで走るランナーにも柔らかい感覚を提供する一足を実現しました。

アディダス ランニングシューズ部門グローバルカテゴリーディレクター
シャーロット・ハイドマン

ADIZERO BOSTON 13 スペック

品番JR4791(M)
JR4793(W)
カラーフットウェアホワイト/ピュアティール
価格18,700円(税込)
重さ255g(27.0cm)
ソールスペックドロップ:6.0mm
ヒール:36.0mm / 前足部:30.0mm
発売日限定カラーモデル:2025年5月1日(木)
通常モデル:2025年6月4日(水)
URLhttps://www.adidas.jp/アディゼロ_ボストン
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