一生懸命練習に取り組んでいるランナーさんでも、体重や体脂肪の管理までしている人は少数派ではないでしょうか。シーズンオフの今は体重計に乗るのも嫌だという人も多いかもしれません。
しかも毎日体重計に乗っているという人でも、記録を残している人どれくらいいますか?自分のベストの走りができたときの体重を言えますか?
マラソンは結局のところ体重がすべてというところがあります。体重が1kg減れば4秒/km速くなると言われています。サブスリーやサブフォーにギリギリ届かなかった人は、あと1kg軽ければその壁を超えられたかもしれません。
5kg痩せることで20秒/kmも速く走れます。しかもそれはフルマラソンの場合ですので、短い距離であればさらにタイムを縮めることができます。
インターバルやLSDをするよりも、体重を落としたほうが簡単にPBを更新できます。そして体重を落とすためには、日頃からきちんと体重と体脂肪を管理しなくてはいけません。そのためにおすすめしたいアイテムがInBodyの体組成計と活動量計です。
それぞれの特徴とおすすめしたい理由について紹介しますので、体組成計や体重計を持っていないという人や、これから購入検討をするという人は、ぜひ参考にしてください。
スマホ連携ができる体組成計InBody Dial
InBodyは業務用の体組成計を販売しているメーカーです。フィットネスクラブなどで採用されているため、利用したことのある人も多いかもしれません。その機能などから「自宅でも計測したい」という要望に対応したのがInBody Dialです。
測定できる項目
・体重
・骨格筋量
・体脂肪量
・体脂肪率
・BMI
・内臓脂肪レベル
一般的な体組成計は足から足へと電気を流すため、下半身の筋肉をベースに体脂肪率を計算します。InBody Dialは両腕にも電気を流すことで、上半身も含めて体脂肪率を測定することができます。
ランナーの多くが下半身の筋力は高くても、上半身の筋力が低くてアンバランスですので、通常の体組成計ではきちんとした測定ができません。もちろんInBodyの計算結果が、完全に正しいかというとそうではありません。
これはどの体組成計でも同じことですが、基本的には体に電気を流すことで、その抵抗値などから筋力を推定しています。この推定方法がメーカーのノウハウになっていますので、例えばInBodyとタニタでは体脂肪率で数%の違いが出たりします。
大事なのは同じ理論の機器で履歴を残すということです。昨日はInBody、今日はタニタというのでは何を測っているのかわからなくなります。
InBody Dialでは測定データをiPhoneやAndroidなどのアプリで管理することができますので、過去の推移をチェックすることもできます。体重は100g単位ですので、細かく知りたいという人には不向きですが、50gレベルの体重は水一口分で変わりますので、そこまで気にする必要はありません。
大事なのはスマホで記録を残せるということです。本当はそれをさらに練習ノートに書き写すのが理想ですが、そこまでするかが人それぞれということで。
ただ、高性能で自分の体を記録できるアイテムとしてInBody Dialはとてもおすすめです。Amazonのみの販売ですが、在庫があればすぐに入手できますので、自分の体をきちんと記録したいという人はぜひ購入検討してください。
体成分分析までできる活動量計InBody BAND
InBody Dialと一緒に購入をおすすめしたいのがInBody BANDです。活動量計は何社も販売していますが、体の情報を一元管理するという意味では、体組成計とメーカーを揃えるのがおすすすめです。
実は体重計がすでに家にあって、購入する必要がないという人は、InBody BANDひとつで体脂肪率などの体成分分析まで行うことができるすぐれものです。バンドについた電極で、上半身に電気を流して体脂肪率などを測定できます。
そういう意味では測定できる項目がInBody Dialよりも多いいというすぐれものです。もちろん手元のスマホと連携ができます。
測定できる項目
・骨格筋量
・体脂肪量
・体脂肪率
・BMI
・内臓脂肪レベル
・歩行数
・歩行距離
・歩行時間
・消費カロリー
・睡眠記録
・心拍数(データの保存なし)
InBody BANDをおすすめしたいのは、起床時の心拍数測定と睡眠管理にあります。起床時心拍数は体の疲労具合を判断するのに利用でき、睡眠管理は質の高い眠りを追求するのに役立ちます。
体重や体脂肪率だけでなく、より体の状態をしっかりと管理したいという人に、InBody DialとInBody BANDのセット、おすすめです。こちらも販売はAmazonのみになっています。
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