マラソンは自己流ではなかなか結果を出すことができません。サブ4くらいまでなら「努力」だけで達成できないこともないのですが、サブ3となってくると、本人に余程の適正でもないかぎり、簡単には達成できません。
その理由は2つあります。
・正しい努力ができていない
・自分を追い込めていない
まず、多くのランナーが陥るのが「正しい努力ができていない」ということです。みんなものすごく頑張っています。仕事をしながら月間走行距離が500kmを超えるくらい走っているランナーさんもいると思います。
でも結果がついてきません。それどころか膝や足首を傷めてしまったりして、走ることを諦めてしまうケースが珍しくありません。マラソンに限らず「努力は必ず報われる」という風潮がありますが、間違った努力をいくら積み重ねても成果には繋がりません。
さらに、自分1人での練習ですと、どうしても最後の追い込みが甘くなります。陸上部に所属しているランナーが速く走れるのは、仲間との競い合いがあるからです。ポイント練習などで、周りに負けないように最後まで絞り出す。
そういう練習を継続しているのですから、知らず知らずのうちに自分の限界を突破していきます。
「正しい努力ができていない」と「自分を追い込めていない」この2つをクリアし、なおかつ自分の限界に挑戦する強い気持ちがあれば、誰だってエリートランナーになることができます。
ただ、この2つをクリアすることが簡単ではありません。「だったら自分たちがランナーをサポートすればいい」そう考えてプロジェクトを立ち上げたのが、スポーツブランドのアディダスです。
アディダスはすでに、ランニングコミュニティadidas Runners of Tokyoを立ち上げ、ランナーの成長をサポートしていますが、さらにそのワンランク上を目指す人をサポートするために「SPEED SQUAD」プロジェクトを東京で始動させます。
この「SPEED SQUAD」プロジェクトは、すでに2017年ヨーロッパでスタートし、様々なマラソン大会で結果を出しています。
今回はこの「SPEED SQUAD」プロジェクトを立ち上げるにあたって、メンバー募集を行っています。メンバーに選ばれると4月から半年間、adidas継続専属トレーナーが全面監修したセッションを受講します。
このプロジェクトでは、ただ走力を鍛えるだけではなく、マラソンで走力以上に重要だとされているメンタル面でのサポートも受けることができます。
選考で選ばれるのは10名まで。この10人はチームメイトでありながら、ライバル関係でもあります。プロジェクト内で海外レースへの参加権をかけたセレクションなども行われますので、ただの仲良しグループではなく、本物の陸上部と同じ環境で切磋琢磨できます。
もちろん、このプロジェクトは誰でも応募できるわけではありません。
・18〜35歳までの男女
・男子はサブ3、女子はサブ3.5を目指せる走力がある
・東京でのミーティングやセレクションに参加できる
この3つが申し込みのための条件です。さらに、応募条件には書かれていませんが、スピードを追求できる強い気持ちがあるかどうかも、メンバー選考に大きく影響を与えるはずです。
このプロジェクトに挑むためには、半年間は走ることが日々の生活の中心になってきます。本当につらいこともあるかもしれませんし、やめたいと思うこともあるかもしれません。でも最後までやり抜く覚悟と、そのための環境を整えられるのか。
プロジェクトメンバーに選ばれる最大のポイントは、そこにあると考えられます。
とはいえ、こんなチャンスはそう簡単には巡ってきません。もしその覚悟があるのであれば、思い切って応募してください。自分自身の限界を突破したいランナーさん、2018年を挑戦の年にしてみませんか?
応募サイト
http://shop.adidas.jp/runnin
「SPEED SQUAD」プロジェクト応募概要
応募期間 | 2018年1月21日(日)~2月11日(日 |
応募条件 | ・18歳~35歳の男女 ・男性はサブ3、女性はサブ3.5を目指せる走力 ・東京でのミーティングやランニングセッションに参加可能 |
応募後の流れ | WEB応募書類での選考後、adidas Japanによるインタビューを実施し、メンバーを決定 |
募集人数 | 最大10人 |
費用 | 無料 |