「走ろう。自分のために。誰かのために。」ホワイトリボンラン2021

2020年12月11日

自分の記録を塗り替えるために走る。それもランニングの楽しさでのひとつですが、誰かを支えるために走るという楽しみ方もあります。自分が走ることで救われる命がある。自分が走ることで、世の中をほんの少しだけ良い方向に向けることができる。ランニングならそんなことまでできてしまいます。

例えばホワイトリボンランなら、世界の女性が安全に妊娠･出産できる世界の実現を支援できます。参加費の一部がチャリティになるだけでなく、そんな世界を望んでいるという意思表明もできます。ホワイトリボンランに参加し、それをSNSに載せることで周りの人を巻き込むこともできるのです。

ホワイトリボンラン2021とは

ホワイトリボンランの説明をする前に、まずは「ホワイトリボン」について説明しておきます。ホワイトリボンは、世界の妊産婦の命と健康を守るシンボルです。1999年にホワイトリボン･アライアンス（WRA）が設立され、現在では150カ国以上から団体や個人が参加しています。

ホワイトリボン･アライアンスは、世界の女性が安全に妊娠･出産できる世界を目指して、支援活動を行っています。ホワイトリボンランはその活動の一環として行われており、世界では2分に1人、毎日約800人の女性が、妊娠・出産・中絶が原因で命を落としていることを知ってもらうために、3月8日の国際女性デーに合わせて世界中で行われているランイベントです。

知ってもらうことを目的としているので、他のマラソン大会のように距離が決まっているわけではありません。

次回で6回目の開催となりますが、新型コロナウイルスの影響もあり、集まるのが難しいという人のために、集まって走るイベントとオンラインで楽しめるイベントの2種類が用意されています。また参加費の一部は、新型コロナウイルス感染症の影響が大きいアフガニスタンとザンビアの2カ国に寄付されます。

ホワイトリボンの考えに賛同し、そして海外で困っている人たちを支援するために、仲間と一緒にホワイトリボンラン2021に参加してみてはいかがでしょう。そこから新しいつながりが生まれる可能性もあり、ランニングの幅が大きく広がるきっかけになるかもしれません。

WHITE RIBBON RUN 2021：https://www.wrun.jp/2021/
公式ハッシュタグ：#ホワイトリボンラン2021

ホワイトリボンラン2021の楽しみ方

ホワイトリボンラン2021は「全国ホワイトリボン拠点ラン」と「どこでも誰でもバーチャルラン」の2種類が用意されています。それぞれの特徴については個別にご紹介していきますが、共通しているのは「ホワイトリボン」について認知してもらうということです。そのための方法が2つあります。

参加賞Tシャツを着て走る
ハッシュタグ「#ホワイトリボンラン2021」を付けてSNSに投稿

参加者にはオリジナルTシャツが配られますので、当日（もしくは期間中）はこのTシャツを着て走りましょう。そして走っている姿やTシャツなどを、TwitterやInstagramなどのSNSにアップしましょう。もちろんfacebookでも構いません。ホワイトリボンランを楽しんでいることをアピールしましょう。