世界最大のランニング・イベント「Wings for Life World Run」がランナー募集中

脊髄損傷の治療方法発見に取り組む研究の資金助成を目的に、全世界で一斉にスタートするランニングイベント「Wings for Life World Run」が2024年5月5日(日本時間20時スタート)に開催されます。開催にあたって世界中でランナーを募集中。

日本では、スマホアプリを使って普段ご自身が走っているコースを走るアプリランと、アプリランの参加者が集まって走る”アプリランイベント”が開催される予定です。自分の走りを誰かのために役立ててみたい。そんな想いのあるランナーさんはぜひイベントにエントリーしましょう!

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参加費の全額が脊髄損傷の治療法研究に送られるイベント

世の中には走りたくても走れない人たちがいて、私たちランナーは「Wings for Life World Run」を通じて、そのような人たちの力になることができます。すべてのランナーを救えるわけではなく、しかもすぐに救われるわけでもありません。ただ、私たちランナーの力で未来を少しだけ明るくできます。

「Wings for Life World Run」は、参加費の全額が脊髄損傷の治療法研究に送られるイベントです。私たちがエントリーして走ることで、脊髄損傷の治療法に対する研究が進み、走りたくても走れないという人の未来を灯します。

イベント内容は、世界中のランナーがアプリを使って一斉にスタートし、30分後にアプリ上のバーチャルキャッチャーカーと呼ばれる追跡車が参加者たちを追いかけ、追い抜かれたらフィニッシュ。誰よりも長く走り続けた人が優勝となります。昨年は日本の福田穣さんが69.01kmを逃げ切り、大会2連覇を達成しています。

また、日本での2023年の実績としては、約3,000人もの方々が参加しており、62,683ユーロの募金を集めています。これまでの世界中での実績としては、195カ国から合計129万3,716人のランナーが走り、合計4,380万ユーロを全額脊髄損傷治療法の研究に寄付しています。

今回初の試みとなったのが、adidasとの新たなパートナーシップの一環として、エントリーした全員に、レースの準備に役立つ Wings for Life World Run公式Tシャツが贈られます。アディダスからの特別デザインの記念品を着用することで、走れない人のために走っていることを周知できます。

これまで以上の規模で開催されることになるはずですの、ぜひラン仲間を誘ってWings for Life World Runに参加してみてください。イベントの詳細については下記リンク先をご確認ください

https://www.wingsforlifeworldrun.com/ja

2つの参加方法

Wings for Life World Runの参加方法は「アプリで走る」と「フラッグシップラン(近くのアプリランイベントに参加)」の2通りです。おすすめなのはフラッグシップランですが、会場まで遠いという場合には走り慣れたマイコースで参加するのもOK。

どの参加方法でもスタート時間は同じ。2024年5月5日日本時間20時からの走行距離を競うことになります。ちなみにキロ4分30秒ペースなら、40kmでバーチャルキャッチャーカーに追いつかれる計算になります。もちろんそんなに走らなくてもOK。大事なのは参加することです。

台湾などアジアの国でもフラグシップランが開催されますので、せっかくですから海外の会場で走るというのもいいかもしれません。ぜひそれぞれの方法で、世界中のランナーと一緒に、走れない人たちの想いを背負って走り抜きましょう。

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