11時間再生できて会話も聞き取れるワイヤレスイヤホンAVIOT「TE-D01d mk2」

2019年12月12日

完全ワイヤレスのイヤホンが増えてきたことで、ケーブルが引っかかることもなくなったので、ランニング中に音楽を聞く人が増えています。ただ、ほとんどのイヤホンが装着すると外の音が聞こえなくなります。そうなると後方から車が近づいていても気づけないというようなことが起きます。

不用意に走路を変えて、後方からきたランナーに迷惑をかけることもありますよね。ですので、ランニングに使うイヤホンは必ず外音が聞こえるものを選んでもらいたいところです。そうなってくると骨伝導タイプになってしまいますが、骨伝導タイプは普段使いするときに音漏れが気になります。

ランニング中は外音が聞けて、普段はきちんと遮音できるイヤホンとなると選択肢が極端に絞られてしまいます。さらにお手頃価格となると……。そこでここでは上記条件を満たすイヤホンとしてAVIOT「TE-D01d mk2」をご紹介します。

AVIOT「TE-D01d mk2」はどんなイヤホン？

● 連続再生時間が11時間でフルマラソン対応
● 外音取り込み機能搭載
● チャージングケースでスマホ充電できる
● IPX5レベルの防水性能

AVIOT「TE-D01d mk2」の特徴

AVIOT「TE-D01d mk2」はベストセラーとなった完全ワイヤレスイヤホンTE-D01dの後継モデルです。初代の価格を維持しながらも、購入者の要望を取り入れた意欲的な製品で、音質はもちろんのこと機能面でもこだわって開発されました。

初代からの大きな変更点はこの5点です。それぞれのポイントを見ていきましょう。

単体で11時間の連続再生が可能でフルマラソンどころか、少し速いランナーならウルトラマラソンでもスタートからフィニッシュまで音楽を楽しむことができます。

付属のチャージングケースは約1950mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、なんと120時間も音楽再生ができ、イヤホンだけでなくモバイルバッテリーとして、スマホの充電も可能です。いまどきのアイテムらしく、チャージングケースはQi規格対応の充電器でワイヤレス充電ができます。

そして、ランナーからの要望の多かった、外音取り込み機能であるアンビエントマイクを搭載しています。イヤホンで耳を閉じることになりますが、外音をマイクが拾ってくれるため、自然にランニング中の会話を楽しめますし、接近してきた車にも気づけます。

完全ワイヤレスなので、外の音をメインに聞きたいときには片耳だけ外してポケットに入れておくこともできます（小さくて軽いので、なくしてしまいそうで心配ですが）。

ランナーが完全ワイヤレスイヤホンの購入に踏み切れない理由として、「落としなくしそう」ということがありますよね。でもAVIOT「TE-D01d mk2」はイヤホン形状の見直しを行い、より落としにくい形状に変更されています。

耳への負担も軽減されていますので、長時間使っていても耳が痛くならないように配慮されています。これは個人差があるとは思いますが、少なくとも考慮されているという点だけでも十分に魅力的です。

イヤホンの音が高音質でも、ブツブツ途切れるようでは気が散ってしまいますよね。これは完全ワイヤレスイヤホンに共通する問題ですが、従来のAVIOT「TE-D01d」から途切れにくさには定評があり、そこにさらに改良を加えています。

ランニング中だけでなく満員電車などでも音切れしにくいため、普段から音楽を聞いているというランナーさんにとてもおすすめできるポイントになります。AACとaptXに対応していますので、音質もばっちりです。

すでにほとんどの完全ワイヤレスイヤホンで、十分な防水性能がありますので、AVIOT「TE-D01d mk2」だけの利点というわけではありませんが、きちんと防水性能があるので運動中の汗や雨で壊れる心配がありません。

最近は完全ワイヤレスイヤホンも、デザインで選ぶ人が増えてきました。特に女性はファッションアイテムのひとつとしている人もいるということで、デザインで選ぶにこだわったモデル「TE-D01i」の発売が2020年1月に予定されています。

機能面での違いなどはまだ発表されていませんが、女性ランナーはこちらの詳細が分かってから購入検討するといいかもしれません。

全国の家電量販店やAmazonや楽天市場の公式ストアで、2019年12月21日から発売となります。すでに予約は始まっていますので、気になるというランナーさんはチェックしておきましょう。