東京では桜が開花しここから春になるというところですが、ランニングアイテム業界ではすでに夏に向けての準備が始まっています。年々暑くなる日本の夏ですが、秋マラソンで結果を出すには、そんな暑さの中でも日々ランニングを積み重ねる必要があります。
とはいえ暑さが厳しくなると、十分なトレーニングを行うことができなくなります。体温が上がりすぎると人間は運動能力が低下し、体を休ませようとするためです。そうなるとトレーニングの質を上げられないので、満足する体作りができなくなってしまいます。
そこで注目されているのが、冷却機能を持たせたトレーニングウェアです。どのメーカーも「涼しいウェア」開発を進めていますが、アディダスが従来の冷却能力を遥かに上回る「HEAT. RDY（ヒート レディ）」の発売を開始しました。
HEAT. RDYはアスリートの衣服内環境を涼しく保つ
アディダスが開発を進めた技術は、全天候対応型テクノロジー「READY（レディ）」です。どんな天候であっても、アスリートが最大限にポテンシャルを発揮できる環境を提供することを目的としたテクノロジーです。
とはいえ、さすがに1着で夏も冬も最適な環境を与えることは難しく、基本技術として「READY」があり、環境に合わて様々なプロダクトをデザインしていくのがアディダスが描いた2020年のビジョンになります。
その第1弾が猛暑の夏を乗り切るためのウェア「HEAT. RDY（ヒート レディ）」というわけです。
通気性
繊維間に空気が流れる隙間を戦略的に配置することで、風を通してドライにし、暑さの中でも身体を涼しく保つ
速乾性
Aqua-X (アクアエックス) 繊維を含むハイブリッド素材を採用することにより、汗を素早く発散し、本来身体の持つクーリング機能をサポート
冷却性
アディダスの最新ボディマッピング技術により、適切な箇所に通気機能を配置することで、パフォーマンス時に体温が上昇した際、適度に冷却する構造を実現
動きやすさ
軽量性、身体にフィットするデザインにより、アスリートの動きに対応し、快適さを実現
HEAT. RDYの特長はこの4点にありますが、これだけなら従来の冷却機能を持ったウェアとそれほど変わらないように思うかもしれません。ただ、すべてにおいてワンランク上のテクノロジーを採用することで、より快適な環境を得られるようになっています。
実際にHEAT. RDYはサッカー日本代表 2020 ユニフォームにも採用され、世界のトップランナーが使用するウェアとしても使われることが決まっています。トップアスリートが手にするものと同じものを着用できるわけです。
涼しい環境がライバルとの差を生み出す
夏場はトレランやウルトラマラソンなどしかレースがないため、ランナーにとってウェアが涼しいことにメリットを感じないかもしれませんが、アディダスはこのウェアをより質の高いトレーニングを積むためのアイテムと位置づけています。
レース本番でいい結果を出すために必要なのは、質の高いトレーニングの積み重ねです。暑さを感じにくい環境でトレーニングできれば、ライバルよりもトレーニングの質を上げることができ、量も増やすことができます。
1回のトレーニングでの差はわずかでも、その小さな差も100回繰り返すと大きな差になります。
その差を生み出すアイテムがHEAT. RDYというわけです。最近は高機能ランニングシューズを購入して自己ベスト更新を達成する人が増えていますが、それは市民ランナーの本質ではありません。私たち市民ランナーの本質は自分を向上させ、自分を超えていくことにあるはずです。
高機能ランニングシューズを買うのもいいのですが、より高い質の練習環境を手に入れるために、夏場にしっかりと走り込むために、アディダスのHEAT. RDYを手にしてみませんか？
HEAT. RDY商品ラインナップ
HEAT. RDYは一部商品がすでに発売になっており、残りのアイテムは3月26日発売となっています。まだ肌寒い日が続きますので、すぐに購入する必要はないかと思いますが、GWあたりから気温の高くなる日も増えます。
必要になった頃には希望するサイズがなかったりしますので、できるだけ早めに購入しておきましょう。
ちなみに2020年秋冬には下記アイテムが順次発売されます。
- COLD. RDY（コールド レディ）：寒い日でも暖かさを持続
- WIND. RDY（ウィンド レディ）：アスリートを風から守る
- RAIN. RDY（レイン レディ）：雨でもドライな状態をキープ
取扱店舗
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