より高いレベルを目指すランナーに人気なのがCOROS(カロス)のランニングウォッチ。その魅力のひとつとして挙げられるのがデータ分析ツール「COROS Training Hub」の存在です。自分の走りを分析することで、さらなる走力アップにつなげられるのですが、そこで重要になるのが取得したデータの精度。
COROSのランニングウォッチでも心拍数を計測できますが、手首での計測には限界があり、十分な解析ができないという問題があります。その問題を解決するのが、COROSから発売されるマルチチャンネル光学式心拍センサー「COROS Heart Rate Monitor」。日本での発売は9月を予定しているとのこと。
腕に装着するからストレスが少ない
一般的な心拍計は胸部で計測するのですが、COROS Heart Rate Monitorは上腕で計測します。胸部で計測する場合にはバンドがズレてきたり、圧迫したりするので走りにネガティブな作用をもたらしますが、上腕ならランニングを阻害することはほとんどありません。
もちろん手首で計測するよりも精度が高く、しかも最新のマルチチャンネル光学式センサーを使用しているため、胸部の心拍センサーに匹敵する高精度の心拍データが取得できます。しかも連続稼働時間は約38時間もあります。
また、ソフトな生地であり、引っ掛かりを防ぐ薄いバンドを使用しています。そのため、腕にしっかりと装着でき、高い快適性が続きます。バックルは調整可能で肌にしっかりとフィット。また、マジックテープ式で洗濯時にも簡単に取り外せます。
さらにCOROS心拍センサーは自動装着検知機能を搭載し装着状況により自動で電源のオン/オフができます。
他のスポーツウォッチ、またはBluetooth対応デバイス(例:インドアトレーナー、サイクルコンピューター等)と最大3台まで同時の接続が可能です。
心拍数を制する者はランニングを制すると言っても過言ではないくらい、心拍計測はとても重要なファクターのひとつです。これまでランニングウォッチで計測してきたけど、どうも精度が低くて使い物にならないと感じている人は、COROS Heart Rate Monitor を購入してみてはいかがでしょう。
COROS Heart Rate Monitor 商品概要
サイズ | 42.5 x 28.4 x 9.1mm |
腕周りサイズ | 180-320mm |
重量 | センサーのみ:9.7g センサー+バンド:19g |
バンド材質 | ポリエステル、ナイロン、スパンデックス |
接続 | Bluetooth |
対応デバイス | 心拍数データを受信するBluetooth対応機器 最大3台同時接続に対応 |
防水性 | 3 ATM |
使用温度 | -20°C to 50°C |
連続稼働 | 38時間 |
充電時間の目安 | 2時間未満 |
充電ケーブル | USB Type-A |
価格 | 10,890円(税込) |