9万円台ハイエンドモデルと機能は同じ。GPSマルチスポーツウォッチ「Polar Vantage M3」

圧倒的なデザイン性と計測精度の高さで、世界中のトップアスリートに選ばれているポラールのランニングウォッチ。昨年はハイエンドモデル「Polar Vantage V3」を発売し、さらなる性能アップでランナーを支えていますが、「Polar Vantage V3」は最高品質を目指したことと円安により、価格が9万円台となかなか手が出ない金額になっていました。

もっと手頃な価格で、でも機能は落とさないこと。これが今回発表された「Polar Vantage M3」の開発テーマであり、なんと税込み69,300円で、9万円台のランニングウォッチと同等の機能を盛り込んだ、高機能モデルとしてラインナップに加わりました。

Polar Vantage M3はコンパクトな実力派

Polar Vantage M3はハイエンドモデル「Polar Vantage V3」の機能をフル搭載しつつもリーズナブルな価格でラインナップされたモデルになります。機能が同じなら価格がそんなに下がるわけないと思うかもしれませんが、それをするのがポラールです。

Polar Vantage M3がPolar Vantage V3から変更になった点はこの3つです。

基本的にはサイズがコンパクトになり、それにともなってディスプレイも小型化しています。さらに、価格を下げるためにV3ではボディ素材にアルミニウムを使っていたものを、プラスチックに変更しています。このため質感という点ではどうしても劣ってしまいます。

ただ、ディスプレイの解像度が高く、はっきりと文字盤を確認できるので、大きいサイズのランニングウォッチだと走るときに気になってしまうという人にとっては、コンパクトな実力派である「Polar Vantage M3」のほうが気にいるかも知れません。特に女性ランナーはこちらがおすすめです。

バッテリーが小さくなって連続計測は43時間から30時間まで短くなっていますが、100マイルレースにでもでない限り、30時間で困ることはほぼないはずです。走っても100kmのウルトラマラソンや24時間マラソンくらいというのでなければ、バッテリーの持続性も問題ありません。

V3同様に地図を内蔵できるので、初めての街でも地図を見ながら走ることもできますし、トレランコースをルート設定しておけば、コース途中でロストしてしまうなんてこともなくなります。

そして何よりも素晴らしいのは、心拍計測精度が上がっているという点です。手首での計測は、胸バンドや腕バンドでの計測に比べると精度が低くなるものですが、Polar Vantage M3はV3と同じように、かなり高い精度で心拍数を表示できます。

シリアスランナーが心拍数を意識して走るなら腕バンドは必須ですが、一般ランナーの場合には十分な精度で計測できるので心拍数を意識したトレーニングやレースが可能になります。

もちろん睡眠管理も疲労回復管理も問題なくこなせて、69,300円です。決してお手頃価格というわけではありませんが、機能の高さを考えればむしろリーズナブルです。心拍数を意識した走りをしたいというのであれば、「Polar Vantage M3」は本気でおすすめできるランニングウォッチです。

ポラールのブランドアンバサダーに三津家貴也さんコメント

Polar Vantage M3初回購入キャンペーン

10月24日からの事前予約販売開始にともなって、ポラールのオンラインストアにてVantage M3を注文すると、先着50名へオリジナルノベルティ「ポラールロゴ入りVictorinoxマルチツール」がプレゼントされます。（なくなり次第終了）

商品概要

製品名	Polar Vantage M3
色	ナイトブラック、ゴールド・グレージュ
サイズ	S-L
バッテリー	トレーニングモード：GPS（1秒）＋心拍計測オン：最大30時間 トレーニングモード：GPS（2分）＋心拍計測オフ：最大70時間 スマートウォッチモード：24時間心拍計測オン：最大7日間
操作	カラータッチディスプレイ＋5ボタン
重さ	53g（リストバンド含む）
本体サイズ	直径44.7mm×厚さ12.2mm
防水	50m防水
希望小売価格	69,300円（税込）
出荷・販売日	2024年10月30日
セット内容	Polar Vantage M3 シリコンリストバンド（SとM/L） USB-Cケーブル スタートガイド
製品ページ	https://www.polar.com/ja/vantage/m3