そろそろマラソンシーズンも終盤に差し掛かり、トレイルランナーやウルトラランナーが、そわそわし始める時期ではないでしょうか。気温も少しずつ上ってきましたので、フルマラソンでも水分補給を意識したい時期でもあります。
熱中症は夏に発生しますが、脱水症状はこの時期からもう始まります。涼しい気温に慣れていたタイミングで気温がグッとあがると、水分補給を忘れて脱水症状になってダウン。そうならないための素晴らしいアイテムがありますので、今日はそれを紹介しています。
「O.R.S経口補水塩タブレット」手軽に経口補水液を作ることができるタブレットです。
経口補水液なら、市販品を買えばいいじゃないかと思うかもしれません。確かに500mlだけで給水が足りるならそれでいいのですが、ロングのトレランやウルトラマラソンでは、何リットルもの水分が必要ですよね。何リットルも経口補水液を持って走るわけにはいきません。
スポーツドリンクを出してくれるエイドもありますが、何度も飲んでいると甘ったるくて嫌になることがあります。
エイドに必ずあるのは水です。その水にO.R.Sタブレットを入れるだけで経口補水液が出来てしまうとしたらすごくないですか?水はエイドでもらえるので、タブレットを持って走れば、いつでも効率よく水分補給ができます。
実際にウルトラマラソンの練習会で試してみましたが、甘さもほとんどなくやや酸味があるためとても飲みやすい。しかもコンビニで水を買えばすぐに経口補水液を作ることができる便利さ。
水道水でもいいよという人なら、コンビニで水を買う必要もありません。
タブレットは10円玉よりも少し大きいサイズですが、簡単に割ることができますので、ペットボトルの水にそのまま入れることができます。通常のランニング用には、500mlで1タブレット入れるとちょうどいい濃さにできるのも嬉しいところです。
水の量を減らすことで、濃い目の経口補水液を作ることができますので、脱水症状が発生している人の給水としても最適です。部活をしている人は、チームのドクターバックの中にひとつ入れておくと安心です。
O.R.Sタブレットの使い方例
例えばこんなシチュエーションで、使ってほしいという例について紹介します。もし当てはまるようならぜひ試してみましょう。
トレランやウルトラマラソンなどのロング走をする
トレランやウルトラマラソンのエイドで水しか補給しない人がいますが、水ばかり飲んでいると体内の塩分濃度が下がってしまい、ベストコンディションで走ることができません。それが10時間も続くと危険な状態になることもあります。
できればスポーツドリンクを飲みたいところですが、スポーツドリンクは甘すぎて飽きてきます。そういうときにO.R.Sタブレットを持っていれば、最適なドリンクを瞬時に作ることができます。
体内の塩分濃度を下げることなく、しかも飲みやすい経口補水液を作ることができますので、すべてのトレイルランナーとウルトラランナーに携帯してもらいたいベストバイアイテムです。
夏場の練習で日中に走り込む
夏場はできるだけ日差しのない時間帯に走るのがベストですが、土日の昼間しか時間が取れないという人も多いかと思います。ほとんどの人が水を持って走るかともいますが、水では失った水分を補えてもミネラルが不足します。
家で500ml分の経口補水液を作って持って出てましょう。O.R.Sタブレットも予備で持っておけばコンビニや自動販売機で水を購入するだけで経口補水液を作ることができますので、甘ったるいスポーツドリンクを買わなくて済みます。
緊急用ではなく、通常の練習用のドリンクとしても経口補水液は最適ですので、質の高い練習を行うためにも普段の練習から取り入れてみましょう。
ランニングイベントを開催する
ランナーだけでなく、ランニングイベントを開催する人にも持っていてもらいたいのがO.R.Sタブレットです。理想は経口補水液をエイドで出すことですが、予算が合わないと思いますので、参加者が熱中症で倒れたときなどの給水にO.R.Sタブレットを使いましょう。
濃度を変えて濃い経口補水液を作れば、すみやかに水分とミネラルを体に取り込むことが出来ます。イベント運営者はもしものときのことを常に考えておきましょう。とくにこれからの暑い季節にイベントを開催する場合は、最悪の事態を考えてO.R.Sタブレットを持っておきましょう。
O.R.Sタブレットの最適な利用方法
O.R.Sタブレットの経口補水液に限ったことではないのですが、レース中の水分補給はこまめにするのがベストです。夏場であれば2〜3分で一口ずつ飲むようにしましょう。がぶ飲みは体が水分を吸収しきれません。
レース前に時間をかけて数口分飲み、レースが始まったら少なくとも1kmに1回は経口補水液を口にするようにしましょう。気温が高い場合はそのサイクルを少し早めるなどの注意が必要です。
喉の渇きを感じたら、それは体からのSOS信号です。暑い夏でも喉の渇きを感じないくらいのペースでこまめな給水を心がけてください。そうすることで、レース後半の疲労感をかなり防ぐことができます。
ウルトラマラソンの後半で大失速して、完走できないことが多いランナーさんは、経口補水液でこまめに給水するだけで、完走率が大きく変わってくるはずです。
ちなみに、どれくらいの負荷に対してどれだけの水分が必要になるかは、専用のアプリで計算してくれます。それを目安にして、例えば1時間に500mlを飲みきるといった感じで給水するようにしましょう。
アプリはまだ英語版しかありませんが、直感的にわかると思いますので、O.R.Sタブレットを購入した人は、ぜひアプリを活用してみましょう。
アプリの使い方:http://www.ors-jp.com/5
O.R.Sタブレットと濃度目安
1 tablet 100ml
WHOの経口補水理論と同等の電解質濃度
1 tablet 200ml
一般的な経口補水飲料と同等の塩分濃度
1〜2 tablets 500ml
スポーツや屋外活動での発汗による水分補給に適した濃度
O.R.Sタブレットは高い?
O.R.Sタブレットが素晴らしいことはわかったけど、お高いんでしょ?そう思う人もいるかもしれません。いまはamazonで購入できますが、1本で1,820円です。高いと思う人もいるかもしれませんが、1本のケースの中には12個のタブレットが入っています。
1粒あたり152円です。ミネラルウォーターを購入すると、スポーツドリンクを購入するよりも高いため、やや割高感はあるかと思います。ただ経口補水液を持ち歩かなくていいという利便性を考えれば、決してとんでもない値段ではないかと思います。
補給なんて水でいいじゃないかと思うかもしれませんが、水は喉の渇きを解消することは出来ても、体内のミネラルが不足している状態で、その状態が続けば続くほど、パフォーマンスは低下します。
最初から最後まで体内のミネラル濃度を変えずに走ることができれば、レース終盤の失速を防ぎやすくなります。それだけの効果を得られると思うと、1粒あたり152円はとても嬉しい値段設定です。
O.R.Sタブレット商品情報
水100mlに1粒使用時の主な栄養成分は下記になります。
エネルギー | 7.7kcal |
脂質 | 0g |
ブドウ糖 | 1.85g |
タンパク質 | 0g |
繊維 | 0g |
塩化ナトリウム | 176mg |
炭水化物 | 1.72g |
クエン酸 | 429mg |
塩化カリウム | 150mg |
ビタミンB2 | 0.3mg |
原材料
グルコース・クエン酸・炭酸水素ナトリウム・塩化ナトリウム(塩分)・塩化カリウム・レモン香料・でんぷん・甘味料(スクラロール)・リボフラビン5′-リン酸(ビタミンB2)
グルテンフリー
炭酸・カフェイン未使用
乳製品未使用
ベジタリアン・ビーガン対応
ナッツアレルギー対応
O.R.S経口補水塩タブレットはamazonで購入することができます。
O.R.S経口補水塩タブレットHP:http://www.ors-jp.com