ランニングを始めたばかりの人は、自分がどのペースで走ればいいのかわかりませんよね。実はこの走り初めのスピード感覚はとても重要で、これからのマラソン人生で、どのレベルに到達できるかが決まると言っても過言ではありません。
例えば、4分/kmで走れるだけのポテンシャルがあるにも関わらず、自身がないため6分/㎞で走り始めます。そうなると、その人の基準がそこに出てしまいます。そこからどんどん自分を追い込んでレベルを上げられるランナーはほとんどいません。
でも、自分がどれくらいまで走れるのか、10㎞を走ったときにどれくらいのスタミナが残っているのかわかりませんよね。
実はこれ、初心者だけの問題ではありません。ある程度ベテランのランナーでも、いつも通りのペースでレースを走ったら、後半に体力不足で大失速したり、反対にゴールしたあとも余力を残していたりします。
自分の体力が自動車の燃料ゲージのように表示されたらいいのにな。そう思ったことありませんか?
実は自分の体力がどれくらい残っているのか、それを可視化できるアイテムが発売開始されました。それが「GoMore Lite」です。GoMore Liteは心拍計型のセンサーを胸に装着することで、心拍から取得した情報を元に血中の乳酸濃度を推測し、スタミナ値として体力残量をスマートフォンアプリに表示することが出来ます。
ベテランのランナーさんなら、これがいかにすごいことなのか分かるかと思います。そして、こんな素晴らしいアイテムがあるなら、すぐにでも手にしたいと思うのではないでしょうか。
まったく意味が分からないという人のために、もう少し噛み砕いて説明します。
人間は走り続けることで、体内に乳酸が発生します。この乳酸は本来エネルギー源なのですが、乳酸が生成されるスピードが早くなると、体がそれを処理しきれなくなって、血液中の乳酸値が上がってしまいます。
この乳酸値を測ることで体の疲労具合がわかるのですが、トップアスリートはこれを採血することで計測していたのですが、GoMore Liteなら胸バンドを付けて走るだけで、乳酸の値を計測することができます。
もちろん正確な値ではありませんが、特殊な技術を使って、心拍数からそれを推定することができるそうで、100%完璧な値ではないにしても、ひとつの目安として測定することができるようになりました。
GoMore Liteの面白いところは、そこで満足するのではなく、「体力の残りを表示する」ようにアプリと組み合わせたことにあります。これによって、専門的な知識がなくても自分を追い込む走りができるようになります。
GoMore Liteをつけて10㎞走を走ったとき、アプリでは「このペースなら12㎞」走れると知らせてくれます。体力を残したまま練習を終えたくないのであれば、追加で2㎞走ればいいということになります。
ランニング中に確認すれば、体力が何%残っているのかわかります。30分間走のような練習ですべてを出し切りたいなら、のこり数分でペースを上げて体力を使い切るということができます。
この機能によって、ランニング初心者の練習量不足を防ぐことができます。反対に、オーバーワークも防げます。もう出し切っている状態で、さらに追い込もうとすると、ケガにつながります。
さらに、フルマラソンを無理なく走りきるために、どれくらいのペースで走ればいいというのが数値化して知ることができます。
感覚ではなく、常に数字で自分の体力を確認できますので、毎日無駄のない練習を行うことが可能です。ランナーのコンディションは日々違います。その日の状態に合った追い込み方をすれば、走力は目に見えてアップします。
これはランナーにとって画期的なアイテムです。しかも価格は9,800円と、その機能からは信じられないくらいリーズナブルです。欲しい人は10万円出してでも手にしたいくらいの商品です。
初心者から上級者まで使えるアイテムです。本気で自分のレベルアップを考えているなら、これはおすすめというよりは必須アイテムです。ぜひGoMoreサイトをチェックしてみましょう。
ホームページ : http://www.gomore.jp
ブログ : http://blog.gomore.jp
GoMore Liteスペック
防水性 | IPX7 |
重さ | 13.7g |
持続時間 | 約900時間 CR2032コイン電池 |
通信 | ・ANT+ ・Bluetooth 4.0 Smart(BLE) |
販売価格 | 9,800円(税別) |
購入サイト:http://www.gomore.jp