マラソンは長い時間をかけてゴールを目指しますが、ときどき短い距離を全力で駆け抜けたい衝動に襲われることがありますよね。そんな衝動をぶつけるのにぴったりのレース「Red Bull 400（レッドブル・フォーハンドレッド）」が2024年5月18日（土）に札幌大倉山ジャンプ競技場にて開催されます。
舞台は最高斜度37度・長さ400mにわたるラージヒルのスキージャンプ台。たった400mなのに、制限時間は15分となっていることからも、この競技の厳しさがわかってもらえるかと思います。マラソンシーズンに抑えていた衝動を5月の北海道でぶつけてみてはいかがでしょう。
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自分の限界の先にある景色を楽しもう
Red Bull 400は2011年にオーストリアで初めて開催された競技で、最高斜度37度・長さ400mにわたるラージヒルのスキージャンプ台を一気に駆け上がるヒルクライムレースです。世界で最も過酷な400mレースといわれており、心技体のすべてを兼ね備えているかが問われるレースになります。
昨年の個人の部で優勝した田中聖土さんの記録は3分35秒19。平地のランニングと比べて4倍の負荷がかかるため、ほとんどの参加者が両手を駆使して駆け上がることになります。もう限界だと思ったところから、さらに自分のポテンシャルを引き出せるかどうかがRed Bull 400の難しさでもあり面白さでもあります。
そして自分の限界を超えた先には新緑が美しい札幌の風景が待っており、これまでに味わったことのない達成感に包まれることになります。そしてすべてを出し切り好タイムを出すと、なんと決勝レースが待っているというとんでもない競技でもあります。
脚力はもちろんのこと、精神力にも自信があるという人は、ぜひ5月の札幌で自分がどこまでやれるのか挑戦してみてはいかがでしょう。
