定番人気ランニングシューズがアップデート「GEL-NIMBUS 23」!クッション性とフィット性が向上

アシックスはランニングシューズを設計するときに、プロネーションをベースとした開発を行います。プロネーションというのは、着地したときの衝撃を分散するために、足底を内方向に回転するといった自然な動きのことを言います。人によって、回転が大きすぎたり小さすぎたりするので、それぞれの特徴に合わせたシューズを作っています。

着地をするときに、かかとが大きく内側に倒れ込み過ぎている状態をオーバープロネーションと呼び、これに適したランニングシューズがGEL-KAYANOやGT-2000です。倒れ込みが適度な場合や、少ない場合に適したランニングシューズが今回ご紹介するGEL-NIMBUS 23です。

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これまで以上に柔らかく心地いい仕上がり

GEL-NIMBUSシリーズは1999年から展開している高機能ランニングシューズモデルです。ラテン語で「雲」を意味するこの1足は、まるで雲の上を走っているかのような履き心地で、初心者ランナーをはじめ、トップランナーのジョグ用シューズとしても使われています。

今回発売されるGEL-NIMBUS 23は、ミッドソールの表面に六角形の柱を並べたような溝が入れられています。これにより着地時の圧力を分散することができ、軽量スポンジ材のFLYTEFOAMの特性と組み合わせることで、高いクッション性を維持しつつも、優れた衝撃緩衝力を発揮できるようになっています。

さらに靴底には樹脂製の補強材「トラスティック」を搭載することでランニング中の過度なねじれを抑制し、走りを安定させてくれます。ただし、プロネーションを起こしやすい構造になっていますので、オーバープロネーション気味(膝の外側が痛くなりやすい)人には適していません。

膝の内側が痛くなりやすい。もしくは膝にはまったく不安がないという人であれば、程よいプロネーションを誘導してくれるので、気持ちよく前に進むことができます。自分の特性が分からないという人は、アシックスのストアでチェックしてもらいましょう。

GEL-NIMBUS 23の面白いところは、メンズモデルとウィメンズモデルで構造が少し違う点にあります。六角形の柱を並べたような溝(3Dスペース構造)がメンズモデルには踵部だけにしかありませんが、ウィメンズモデルは前足部にも搭載されています。

さらにウィメンズモデルはドロップが3mm大きくなるように設計されており、クッション性と屈曲性をより高めています。また、補強材である「トラスティック」の一部をくり抜き軽量化することで、力の弱い女性でも足が楽に運べるようになっています。

今回のモデルチェンジは女性ランナーに優しい内容となっており、走りやすいジョグシューズを探している人や、フルマラソンを5時間程度で走りたいという女性ランナーにおすすめのモデルとなっています。あとは自分の足にフィットするか、重たすぎないかを基準に選ぶといいでしょう。

GEL-NIMBUS 23 商品概要

GEL-NIMBUS 23はメンズモデルとウィメンズモデルがあり、それぞれにワイドモデルも用意されています。価格は税抜きで16,000円。12月4日からアシックスオンラインストアで一部先行発売中で、2021年1月8日からアシックス直営店各店、全国のスポーツ用品店で順次発売されます。

GEL-NIMBUS 23特設サイト

価格16,000円(税抜)
ウイズスタンダード
ワイド
サイズMENS
24.5-29.0cm、30.0cm、31.0cm、32.0cm

WOMENS
22.5-26.5cm
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