
フルマラソンを2時間10分前後で走るランナーにとって、1分を削るにはとてつもない練習量が必要になり、その1分のために365日があるといっても過言ではない世界。そのレベルのエリートランナーの自己ベストを12分15秒も更新したランニングシューズが話題になっています。
そのシューズがデサントの「DELTAPRO EXP V3」。韓国・釜山にあるデサントのスポーツシューズ研究開発拠点「DISC(DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX)BUSAN」での継続的な検証を通じて、ランナーの推進力を最大限に引き出すことを目的に磨き上げられた、WA準拠の大会で着用可能なランニングシューズです。
ランナーのポテンシャルを最大限に引き出すDELTAPRO EXP V3
世界に衝撃が走ったのは2025年11月2日。「2025 JTBC SEOUL MARATHON」において、ケニア人ランナーのLittle Nick Kitundu(リトル・ニック・キトゥンドゥ)選手が優勝。公式記録そのものは2時間5分32秒と現代マラソンにおいては特別なものではありませんが、話題になったのは、それまでLittle Nick Kitundu選手の自己ベストが2時間17分47秒だったことでした。
伸び盛りの選手が記録を伸ばすことはありますが、このレベルの選手が12分以上も短縮したという話は、ほとんど聞いたこともありません。そして、その足元を支えたのがデサントの「DELTAPRO EXP V3」だったわけで、日本での発売が期待されていました。
そんな「DELTAPRO EXP V3」には4つの大きな特徴があります。どのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。
フォーク型カーボンプレート構造

前足部にかけて4本に分かれるフォーク型の形状によって、どの位置で着地をしても反発力と推進力を受けやすい構造になっています。
また、前足部では人差し指部分のプレートの面積を広く確保することにより、蹴りだしの際に一番圧がかかるポイントへ効率的に力が伝わりやすくしています。
後足部にかけて翼のように分かれている部分はヒール接地時の安定性を考慮し、中足部の裏の部分も厚くすることにより着地時にブレが起きにくいように設計されています。
PEBAフォームを採用した2層構造ミッドソール

軽量でありながら高いクッション性と反発性を備えたPEBA素材(クッション素材)を上下2層構造で配置し、そこにカーボンプレートを組み合わせることで、踏み込んだ力を効率よく前へ返す”エネルギーリターン”が最大限に引き出されます。
つま先は大きく反り上げ、着地から蹴り出しまでを流れるように行えるロッカー構造(ロッキングチェアのような構造)になっています。
下層のミッドソールは内側をしっかりとつないだ一体構造にすることで、走行中に足が内側へ倒れこみにくくなるよう工夫し、安定した走りをサポートします。
軽量性と安定性を両立するアッパー設計

通気性と軽量性に優れたエンジニアードメッシュを採用しており、可能な限り装飾を排除したシンプルなデザインにすることでレースシーンに求められる軽量性を実現しています。
履き口の内側には踵を固定できるような形状のパッドを入れ込み、フィット感と安定性を高めています。
軽量化を考慮したアウトソール設計

通常のゴム底ではなく、1.5mmの薄いCPUラバーを使用することにより、高摩耗性と軽量化を実現しており、競技に影響が出ない範囲でラバーに穴を開けることにより、さらなる軽量化を図っています。
個性的なテクノロジーを搭載しているのではなく、最新トレンドに基づいた部品構成でありながらも、それぞれのテクノロジーを徹底して磨き上げ、高い総合力を手に入れたレーシングシューズが「DELTAPRO EXP V3」です。
今よりももっと速く走れるようになりたい。限界まで追い込んでいるけど伸び悩んでいる。そんなランナーに選んでもらいたい1足の登場です。

DELTAPRO EXP V3 シューズスペック



| 品名 | DELTAPRO EXP V3(デルタプロ イーエックスピー ブイスリー) |
| 品番 | SR113RRN11 |
| 価格 | 29,700円(税込) |
| カラー | BEWH(ベージュホワイト) NYWH(ネイビーホワイト) PPL0(パープル) |
| サイズ | 23.0 – 29.0cm(0.5cm刻み) |
| ワイズ | 2E相当 |
| 重量 | 約220g(27.0cm/片足) |
| ソール厚 | 35mm |
| 販売店舗 | デサント直営店(一部店舗を除く) DESCENTE STORE オンライン mita sneakers KICKS LAB. |
