ランニングシューズは厚底の時代ですが、「速く走る」ではなく「脚を鍛える」という視点で考えたとき、おすすめなのはやはり薄底ベアフットモデルのランニングシューズです。クッション性がなくダイレクトに衝撃がかかるので、筋肉により高い負荷をかけられます。
そんなベアフットモデルのランニングシューズとして人気なのが、メレルの「VAPOR GLOVE」です。この3月に新モデル「VAPOR GLOVE 5」が発売になり、より快適に走れるようになりましたので、その特長を詳しくご紹介していきます。
メレル史上最上級の裸足感覚シューズ
- ブーティ構造でフィット感アップ
- Vibram EcoDuraアウトソール搭載
- ソールからシューズ構造全体で足を包み込むような設計
- リサイクル素材を最大限に採用した地球に優しいシューズ
今回で5代目となる「VAPOR GLOVE 5」ですが、より高い裸足感覚を得るために、シュータン構造からブーティ構造に変更されています。これにより靴下を履くような感覚で着用でき、フィット感や即応性がアップして快適さが向上しています。
軽量でグリップ力の高いVibram EcoDuraアウトソールを搭載していますので、加速力が高いのもVAPOR GLOVE 5の魅力のひとつです。ソールから包み込むような形をしているので即応性も高く、スピード練習だけでなく路面のきれいなトレイルなどでも気持ちよく走れます。
そして、いまトレンドでもあるサスティナブルを意識して、リサイクル素材を使っているので地球にも優しいといった魅力もあります。自然に寄りそうアウトドアブランドのメレルならではの、テクノロジーと想いが詰まった1足に仕上がっています。
フォアフット着地を自然と身に着けたい人におすすめ
VAPOR GLOVE 5はソールが薄いので、慣れていない人はおそらく10kmも走らないうちに足裏やふくらはぎが痛くなるはずです。このため、最初は短い距離から慣らしていく必要があります。少しでも違和感があったら、走るのをやめましょう。いきなりスピード練習をすると肉離れなどのリスクもあります。
徐々に距離を伸ばして、10km程度なら問題なく走れるようになったら、ポイント練習に使いましょう。一般的なシューズのようにクッションで足が守られていませんので、衝撃がダイレクトに筋肉に伝わり、それが筋力アップへとつながっていきます。
基本的にはフォアフット着地のランナーもしくは、これからフォアフット着地を身に着けたいランナー向けですが、ミッドフット着地でも問題なく走れます。むしろ長い距離を走りたいなら、ミッドフット着地のほうが走りやすいかもしれません。反対に硬い路面での踵着地はNGです。
慣れてくれば、VAPOR GLOVE 5でフルマラソンも可能ですが、トレーニング目的ではなく自己ベスト更新を狙うのであれば、もっとクッション性の高いシューズがおすすめです。VAPOR GLOVE 5はあくまでもトレーニングシューズ。走りを楽しみ、足の感覚を研ぎ澄ませるためのシューズだと考えてください。
VAPOR GLOVE 5 商品概要
| 価格 | 11,000円（税込） |
| サイズ | MENS：25.0-28.0, 29.0, 30.0cm WOMENS：22.5-25.0cm |
| ソールスペック | ヒール：6.5mm / つま先：6.5mm ドロップ：0mm ラグ：2mm |
| 重さ | 180g（27.0cm） |
| カラー | MENS：BLACK, OLIVE, COBALT WOMENS：BLACK |
| 販売場所 | メレルブランドストア メレルオンラインストア メレル取り扱い販売店 |
| 販売時期 | 2021年3月下旬 |
