どれだけ質の高いトレーニングを行っても、十分な回復がなければ走力は向上しません。それどころかケガのリスクも高まり、せっかくのトレーニングが無駄になることもあります。「いかにして回復を促すか」これがランナーが意識すべきこと。
そのためにオフに何を履くかというのがとても重要になります。最近はリカバリーシューズのラインナップも増えており、その中でも人気なのがホカ オネオネのORA RECOVERY SHOEで、その新作「ORA RECOVERY SHOE 2」が8月下旬に発売されます。
アッパーの柔軟性がさらにアップして快適に
トレーニングやレースの後、ランニングシューズを履いて移動する人がほとんどかと思いますが、ランニングシューズは締め付けもありますし、ソールもそれなりに硬いので足がリカバリーモードに入りにくく、帰宅するまで足が休まりません。
最近はレース後にサンダルに履き替える人も多いのですが、冬のマラソン大会だとサンダルは足が冷えすぎてしまいます。春や秋の大会ならサンダルでもOKです。実際にホカ オネオネもリカバリーサンダルを発売しています。寒い冬にどうするかという問題に対する答えのひとつが「ORA RECOVERY SHOE 2」です。
「ORA RECOVERY SHOE 2」は従来のモデルと変わらず、軽量でクッション性にも優れた1足で、従来モデルよりもアッパー素材を柔らかいものにアップデートしたことで、これまで以上に優しく足を包み込んでくれて、快適さがアップしています。
特に踵部に採用された新しい機能「メモリフォームヒール」はキルティングの快適さが加えられ、足首の伸縮性のあるバンドが包み込むように足をサポートしてくれます。もちろん、従来モデルと同じように踵を踏んでサンダルのように履くこともできます。
ホカ オネオネの代名詞ともいえるメタロッカー構造を搭載しているので、歩きやすさも備わっており、レースやトレーニングでしっかりと体を追い込んだ後でも「ORA RECOVERY SHOE 2」に履き替えることで、きちんと歩くことができます。
体の機能は回復することで向上する
ランニングはトレーニングをすることで走力が上がります。ただし、ここで大事なのはトレーニングが何をしているかということで、いろいろな考え方がありますが、基本的にはトレーニングは「破壊」を行っています。鍛えたい部分を破壊するのがトレーニングです。
破壊しないまでも高い負荷を与えることで、体はそれに適応するために体の再構築を行います。破壊された筋肉を再生したり、負荷がかかった血管を拡張させるなどの変化が起こり、私たちの走力がアップします。この再構築を行うのがリカバリーの時間です。
リカバリーに必要なのは休息です。1番は眠ること。そして2番目は必要以上の負荷をかけないことです。レースの後にダウンジョグをする人がいますが、科学的にはダウンジョグは意味がなく、それどころかグリコーゲンを消耗しているだけでリカバリーを遅らせてしまうことが分かっています。
私たちがレースやトレーニングの後にしなくてはいけないのは、「何もしないこと」です(もちろん栄養補給は必要です)。脳も体も休ませることで、リカバリーが始まり、短期間でしっかりと回復できるというわけです。だから、レース後にリカバリーシューズが効果的というわけです。
ORA RECOVERY SHOE 2は「無駄なエネルギーを使わせない」ためのアイテムで、これを履いて歩くだけで目に見えて回復するわけではありません。このあとの休息に備えて足をリラックス状態に導いてくれる1足。負荷の高いトレーニングやレース後の回復が遅いと感じているなら、ORA RECOVERY SHOE 2を取り入れてみてはいかがでしょう。
ORA RECOVERY SHOE 2 商品概要
価格 | 11,000円(税込) |
発売日 | 8月下旬 |
サイズ | MENS:25.0–30.0cm WOMENS:22.0–25.0cm ※1cm刻み |
重さ | MENS:193g/27cm WOMENS:156g/24cm |
ソールスペック | MENS オフセット5mm/ヒール25mm/フォアフット20mm WOMENS オフセット5mm/ヒール23mm/フォアフット18mm |
カラー | MENS ・Aquarelle/Blazing Orange ・Black/Black WOMENS ・Cantaloupe/Fiesta ・ Black/White |