スピードを手に入れろ!「ナイキ ズームエックス ストリークフライ」

もっと速く走れるようになりたい。レベルの違いはあれど、多くのランナーが望んでいることですよね。速く走れるようになるには、ただ走っているだけではダメで、負荷の高いトレーニングが必須。そしてそのトレーニングのためのランニングシューズも。

ランニングシューズの新しいトレンドを生み出したナイキが2月に発売する「ナイキ ズームエックス ストリークフライ」は、すべてのランナーにスピードを与えてくれる1足です。5kmや10kmの距離で最高のポテンシャルを引き出してくれるこのシューズの魅力について見ていきましょう。

目次

クッション性を手放し地面を感じられる1足

厚底というトレンドを作り出したナイキですが、写真を見てもらうと分かりますように、ナイキ ズームエックス ストリークフライはソールが薄いオールドスタイルのランニングシューズになっています。5〜10kmという距離に最適化したときに、たどり着いたのがこのスタイルです。

そもそもランニングシューズが厚底になったのは、「シューズの重さが変わらないなら、クッション性が高いほうがいい」という考えがベースにあります。高いクッション性が得られることで、疲労の蓄積を抑えることができ、レース後半の失速を防げるという考え方です。

ただクッション性が高いだけだとシューズの反応が遅れてしまいますし、ソールにねじれも生まれます。だから高反発のソール材「ズームエックス フォーム」を開発し、シューズのねじれを防ぎつつも、推進力を得られるカーボンプレートを搭載したわけです。

でも5kmや10kmの距離では疲労が蓄積して失速する前に走り終えることができるため、そこまでのクッション性は必要ありません。だからナイキ ズームエックス ストリークフライはクッション性を手放し、その対価として軽さと地面との接地感を手に入れました。

シューズの構成としては、ミッドソールにズームエックス フォームを採用。中足部のみにPEBAXのプレートを搭載することで、高いスピード領域における「安定性と推進力のあるライド感」を実現しています。そして最大の特徴はアウトソールにあります。

ランナーのデータに基づいて開発したジェネラティブ トラクション デザインを用いたことで、どのような路面であってもしっかりと地面をつかめるため、着地から蹴り出しまでをスムーズに行えます。これにより、厚底シューズよりも力強く走ることが可能となっています。

アッパーは軽量なエンジニアードメッシュを採用することで、高い通気性とフィット感を実現。踵に立体的なポッドを加えることで軽量でありながらもしっかりとサポートし、走行中も高い快適性を得ることができます。すべての無駄を取り除いたシンプルなデザインも魅力的な1足です。

速さを求めるすべてのランナーに必要な1足

5kmや10kmのレースに出ることはないから、自分にはナイキ ズームエックス ストリークフライは必要ないという人もいるかもしれませんが、速く走れるようになりたいという想いがあるなら、ナイキ ズームエックス ストリークフライは最高のトレーニングシューズになります。

厚底のランニングシューズは疲労を軽減してくれるのでレースやロング走では有効ですが、例えばインターバルのようなスピード練習では足を過保護にし、成長に必要な「筋肉の破壊」が起こすことが難しいというデメリットがあります。そこでナイキ ズームエックス ストリークフライの出番です。

ソールが薄くて必要以上に足を保護していないので、スピードを出して1歩を踏み出すたびに足の筋肉にしっかりと負担をかけられます。それを繰り返すことで筋肉に損傷を起こし、リカバリーさせることで強い筋肉を手に入れる。その結果、トレーニング前よりも速く走れるようになるというわけです。

しかもナイキ ズームエックス ストリークフライは軽量でスピードを出しやすいシューズですので、着地時にはより高い衝撃を足の筋肉に与えることができます。また、心肺にも高い負荷をかけられるので、心肺機能の向上も期待できるというわけです。

自分のスピード領域を高めることで、フルマラソンを走るときに心拍数をそれほど上げずにスピードを出せるようになるため、記録も自然と伸びるというわけです。もちろん5kmや10kmのレースで結果を出すのにも使える1足。

2022年はナイキ ズームエックス ストリークフライを履いて、速さを追い求める1年にしてはいかがでしょう。発売は2月を予定しているとのこと。発売までまだもう少し時間がありますが、新しい刺激が欲しいランナーは要チェックです。

ナイキ ズームエックス ストリークフライ 商品概要

ナイキ ズームエックス ストリークフライ
価格:19,250円(税込)
発売予定日:2月
販売サイト:NIKE.COM

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