HOKAのスピードモデル「MACH」がアップデートされ「MACH 6」として2024年2月15日から順次発売されます。ミッドソールに新素材を採用しており、さらなる反発力を得られるようになっただけでなく、そのスピードに耐えられるように耐久性も向上しています。
カーボンプレート搭載モデルのような力強い反発力ではありませんが、サブ3やサブ2.5を狙うのでなければ、これくらいが「ちょうどいい」と思える1足です。高速レーシングシューズをオーバースペックだと感じている方は、1度足を入れてみてはいかがでしょう。
細部を徹底的にこだわったスピードモデル
ランニングが習慣になり、マラソン大会も走るようになってくると、自分にスピードが足りないことに気づく人も多いはず。そこでいきなりカーボンプレート×厚底の高速レーシングシューズを手にする人もいますが、まだ筋力が足りていない状況ではシューズのポテンシャルを発揮できません。
高速レーシングシューズは着地時にしっかりと体重を乗せるからこそ、その反発で推進力が生まれるわけで、サブ3.5やサブ4を狙うレベルのキロ5分台のペースではそもそものスピードが足りません。ではそういうランナーはスピードを諦めるべきかというとそうでもありません。
「MACH 6」のようにミッドソールに高い反発力を持った素材を使ったシューズであれば、走力に見合った推進力を得られて自身のスピード不足を補えるようになります。また、スピードを出せるようになることで心肺機能の向上も期待でき、走力があがるといった効果も期待できます。
そんな「MACH 6」のミッドソールにはスーパークリティカルフォームEVAが採用されており、従来モデルよりも高いエネルギーリターン(反発性)を実現しています。ただスピードが出ることで耐久性が下がるといった問題があるため、アウトソールには必要な部分にラバーを配置して耐久性も担保しています。
アッパーは効率的に通気性を確保するクリールジャカードメッシュを採用し、足当たりの良いタンとタンのずれを抑制するデュアルインターナルガセットも搭載するなど、スピードを追求するために細部にまでこだわった設計となっており、履いて気持ちのいい1足に仕上がっています。
記録を狙うランナーのデイリートレーニングからレースまで、幅広くカバーできるシューズでもあり、そして歩きやすいシューズでもあるので普段履きにも使えます。今シーズンのレースでステップアップをしたくなったランナーにおすすめしたい1足ですので、次の1足として選択肢に入れてみてはいかがでしょう。
MACH 6 商品概要
Men’s
※ Dusk/Shadow, Black/WhiteはWIDEも展開
価格 | 22,000円(税込) |
発売時期 | 2024年2月15日より順次展開 |
サイズ | 25.0–29.0, 30.0cm |
重さ | 232g/28cm |
ソールスペック | オフセット5mm ヒール37mm/フォアフット32mm |
カラー | Dusk/Shadow Oat Milk/Barley Black/White Poppy/Squash(2024年2月22日発売予定) White/Nimbus Cloud(2024年4月1日発売予定) |
Women’s
※ Illusion/Dusk, Black/WhiteはWIDEも展開
価格 | 22,000円(税込) |
発売時期 | 2024年2月15日より順次展開 |
サイズ | 22.0–25.0cm |
重さ | 189g/25cm |
ソールスペック | オフセット5mm ヒール35mm/フォアフット30mm |
カラー | Illusion/Dusk Eggnog/Vanilla Black/White Poppy/Squash(2024年2月22日発売予定) White/Nimbus Cloud(2024年4 月1日発売予定) |