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アミノ酸サプリメント「MUSASHI」を使い分けて走れる体を作ろう!

日本を代表するトレイルランナーの石川弘樹さんやプロ野球選手の山田哲人さん、プロゴルファーの藤田寛之さんなど、そうそうたるアスリートが愛用していることで知られているアミノ酸サプリメント「MUSASHI」。

マラソンのEXPOやスポーツショップで見かけたことはあるけど、本当に効果があるのか不安でまだ手にしたことのない人も多いかと思います。

アミノ酸サプリメント「MUSASHI」は用途に応じて、最適なアミノ酸を配合しているため、10種類にも分類されています。これがトップアスリートも愛用する理由のひとつなのですが、栄養学に詳しくないとなかなか自分に最適な種類を選べませんよね。

ここではそんなアミノ酸サプリメント「MUSASHI」をランナーとしてどう使い分ければいいのかについてご紹介します。

アミノ酸サプリメント「MUSASHI」の種類

まずはアミノ酸サプリメント「MUSASHI」の種類について見ていきましょう。

・KUAN(クアン):パワーアップ
・K’UN(クン):美容と健康
・HUAN(フアン):ウエイトコントロール
・CHEN(チェン):瞬発力サポート
・NI(ニー):リカバリー
・FU(フー):栄養摂取サポート
・ENDURANCE(エンデュランス):総合的な持久力サポート
・IMMUNITY(イミュニティ):体を保護するシステムのサポート
・JOINT(ジョイント):関節のサポート
・REPLENISH(リプレニッシュ):水分補給ドリンク

この中で、ランナーに必要なのはHUAN・NI・ENDURANCE・REPLENISHの4種類です。JOINTも必要ではないかと思うかもしれませんが、関節が悪いのであれば、やることは練習ではなく休養です。サプリが必要なほど悪い状態なら休んでください。

この4つのサプリメントについて、どのようなときに使うべきかをそれぞれご紹介します。

減量するためのHUAN(フアン)


ランニングのフォームとかシューズとか、いろいろランナーは気にしますが、結局のところ軽いと速いんです。トップレベルのランナーであれば痩せすぎはスタミナ不足を招く可能性がありますが、体脂肪率が10%を超えている人には関係ない話です。

走れる体になるには、まず体脂肪率を10%前後にまで落とす必要があります(計測する機器によって違います)。そのために必要なのが、カロリーを消費しやすいサプリであるHUAN(フアン)というわけです。

HUAN(フアン)は運動時に脂肪を利用するのに役立つアミノ酸が含まれていますので、しっかりトレーニングをすれば痩せやすくなるというわけです。大事なのは飲んだだけでは痩せられないということですので、気をつけてください。

トレーニング後のリカバリーにNI(ニー)

ランナーにとってトレーニングはとても大事ですが、それと同じくらい休養も大切です。回復していないのにトレーニングを重ねるから故障しますし、効率の悪い練習を繰り返すことになります。

とはいえ、回復を待っていたら負荷の高いポイント練習の回数が減ってしまいます。このため、できるだけ早く回復させる必要があるわけですが、それに役立つサプリメントがNI(ニー)というわけです。

BCAAと呼ばれるリカバリー作用が期待できるアミノ酸が含まれていますので、より早くの回復が期待できます。30代後半以降で「最近回復が遅い気がする」と感じたランナーさんにおすすめのサプリメントです。

走り切るためのENDURANCE(エンデュランス)

マラソンランナーの本命サプリメントがこのENDURANCE(エンデュランス)です。レースで結果を出すためのサプリメントで、服用することで下記の効果を得ることができます。

・脂肪をエネルギー源として優先的に使えるようになる
・グリコーゲンの浪費を防ぐ
・ヘモグロビンを不足させない

難しい説明は省きますが、要するに後半になっても体にエネルギーを残しておくた
めのサプリメントです。サブ3を狙うランナーやそれ以上のスピードで走るランナーに適しています。逆にエイドで給食するランナーにはあまり必要ありません。

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水分・エネルギー補給にREPLENISH(リプレニッシュ)

ごく単純にスポーツドリンクと考えてください。もちろん、ポカリスエットやアクエリアスよりも、より競技者向けに作られていますので、回復のためのBCAAやクエン酸だけでなく、エネルギー源になるために4種類の糖を含んでいます。

このため、レースのスペシャルドリンクにも使えますが、市民ランナーはスペシャルドリンクを置けませんので、レースで使うなら自分で持って走る人向けです。

そういう意味ではレース中にボトルを持って走るトレイルランニングに適しています。筋力トラブルや集中力の低下を防いでくれますので、ランニングの練習中の水分補給・エネルギー補給にもおすすめです。

「MUSASHI」は美味しくないけど

正直なところアミノ酸サプリメント「MUSASHI」は美味しくありません。美味しいサプリメントを作るのではなく、体に必要なサプリメントであることを追求した結果、人工甘味料などを一切使っていません。

ランナーに媚びない硬派なサプリメントですが、それこそがMUSASHIのこだわりでもあり魅力でもあります。なんちゃってサプリメントが多い中、本物を追求する姿勢は頼りになりますよね。

使い分けとしては、普段の練習後にはNIを使い、レースの1週間前からENDURANCEに切り替えるのをスタンダードにしましょう。トレーニングの前に体重を落とす必要がある人はHUAN、レースや練習での水分補給にREPLENISHといった感じです。

まだ試したことのないという人は、まずは自分の目的に合わせて試してみましょう。1ヶ月くらい継続しないと効果が分かりづらいのですが、いきなり大量に買うのは不安でしょうから8本入りがおすすめです。

LINEで足の悩みを相談しよう!足の相談窓口 「足の相談所」

ほとんどすべてのランナーが抱えているかもしれない足の悩み。練習やレースで痛めてしまったり、扁平足で悩んでいたりとその悩みを相談する相手がおらず、困っているランナーさんも多いかと思います。

そんなランナーをサポートしてくれる(ランナーでない人もサポートしてもらえますが)サービス「足の相談所」が始まりました。

「足の相談所」は、スポーツコンシェルジュ「SPOSHIRU」が運営するLINEアプリを使ったサービスで、LINEで現在の状態や症状、今後どうなりたいかなどの要望を伝えるだけで、そのために必要な靴・インソールの選び方やケアの方法を教えてもらえます。

もちろん対応してくれるのは専門医ですので、ラン仲間の先輩などに聞くよりも正しい情報を教えてもらえます。質問内容は足の悩みなら何でもOK。例えば次のような質問に対応してもらえます。

・反母趾に最適な靴やインソールの選び方
・扁平足の直し方
・足のむくみに効くマッサージの仕方
・開帳足にならないための靴選び
・スポーツをするときに使うおすすめのインソールはどれか
・足の臭いを軽減する方法
・疲労軽減に効果的な靴やインソールの選び方

ものすごく幅広い内容ですよね。しかもこれらをLINEを使って自分のペースで相談できるのですから、とてもお手軽です。下記QRコードから友達申請できますので、すでに悩みを抱えているというランナーさんは、早速悩みを聞いてもらいましょう。

SPOSHIRU:https://sposhiru.com/
足の相談所:https://footconcierge.studio.design/

走ることに集中できる硬派な大会「第67回勝田全国マラソン」

勝田全国マラソン
勝田全国マラソン

全国から2万人のランナーが集まってくる勝田全国マラソン。すでに66回も開催されてますので、勝田の町にしっかりと根づいた大会になっています。東京マラソンや大阪マラソンのような派手さはありませんが、走ることに集中したいのであれば、こんなに魅力的な大会はなかなかありません。

ここではそんな勝田全国マラソンの魅力と大会情報についてご紹介します。まだ走ったことのない人や、これから冬マラソンのスケジュールを組むという人は、ぜひ参考にしてください。

勝田全国マラソンの特徴

勝田全国マラソンの種目はフルマラソンと10kmの2種類があります。10kmも公認コースですので、決してフルマラソンのおまけというわけではなく、本格的なレース展開で進められます。

さらに10kmは男女でスタート時間が別れているため、女性ランナーが大柄の男性ランナーにはじき出されるといった心配がありません。

コースは基本的にフラットですが、一部でアップダウンがあります。それでも高速コースとは言えないものの、かなりハイスピードで走ることができる設定になっています。1月ですので気温が低くて走りやすいというのも、特徴のひとつに挙げられます。

大会の雰囲気は昔ながらのマラソン大会という感じがして、ベテランのランナーさんはどことなく懐かしさを感じるかもしれません。選手の管理もどちらかと言えば緩く、選手の自覚に任せてくれているのも嬉しいところです。

四角四面に何に対しても「ダメ」と言う大会が増えてきましたが、勝田全国マラソンはまだまだ昔の緩さが残る大会でもあります。それでもうまく回るのは、ランナーと運営側の信頼関係がベースにあるためです。

事務局はランナーを信じ、ランナーも事務局を信じています。この大会は4時間経過後には交通規制が解除され、信号で止まらなくてはいけないのですが、これに関して文句を言う人はほとんどいません。

そういう部分からも、お互いの信頼関係がすでに出来上がっているのを感じることができます。66年の歴史は伊達ではありません。

サブ4よりも速いタイムで自己ベスト更新を狙うランナーさんで、まだ今シーズンのレースが決まっていないというランナーさんがいれば、ぜひ勝田全国マラソンも選択肢のひとつとして考えてみてください。

過去大会のおすすめレポート

RUNNING STREET 365
日本一早いマラソンレポート「第65回勝田全国マラソン」

4travel.jp
勝田全国マラソン:42.195キロぎりぎり完走記

挫折から栄光へ!?〜アラフィフランナーはサブ5、サブ4の夢を見れるか?
【朝からテンパり気味】第66回 勝田全国マラソン①【超絶寒い】
【雪降る中】第66回 勝田全国マラソン②【電池切れた】
【まとめ】第66回 勝田全国マラソン ③ 【風にはなれないが風邪にはなりそうになったYo(*^o^*)】

法務大臣認定 土地家屋調査士 元木 克幸のブログ
第65回勝田全国マラソン

勝田全国マラソンアクセス&宿泊

勝田全国マラソンは前日受付が不要な大会でスタート時間も10時半と遅く設定されていますので、関東周辺からの参加の場合は日帰りでも参加可能です。特急なら東京駅から1時間20分前後、JR上野東京ラインなら2時間20分前後で到着します。

ただし、この大会で自己ベスト更新を狙うのであれば、前泊してコンディションを整えることをおすすめします。JR勝田駅周辺のホテルもしくは少し手前のJR水戸駅周辺のホテルを楽天トラベルなどで予約しておきましょう。

また、大会会場には駐車場はありません。駅前の駐車場を利用することになりますが、便利な駐車場はすぐに埋まってしまいます。車での参加の場合は、できるだけ時間に余裕を持って会場入りすることをおすすめします。

大会詳細情報


エントリーサイト:RUNNET

第67回勝田全国マラソン
開催日2019年1月27日(日)
エントリー期間2018年10月15日~2018年10月31日
参加者決定方法先着
種目フルマラソン
10km
スタート時間フルマラソン:10:30
10km男子:11:10
10km女子:11:40
開催場所茨城県ひたちなか市
大会受付なし
※ナンバーカード・チップは事前送付
※参加賞引換あり
受付会場石川運動ひろば
大会会場石川運動ひろば
参加資格高校生以上
制限時間フルマラソン:6時間
10km:なし
※午後4時30分で計測打ち切り
参加費フルマラソン:6000円
10km一般:4000円
10km高校生:3000円
定員フルマラソン:15,000人
10km:10,000人
大会HPhttp://www.katsutamarathon.jp/

勝田全国マラソン公式サイト
http://www.katsutamarathon.jp/

スボルメ「STRELLA」がマイナーチェンジ!10/19から数量限定発売

先日開催されたランニングマガジン・クリール主催のシューズトライアルで高い評価を受けていた、スボルメが初めて作ったランニングシューズ「STRELLA」が、ミッドソールをマイナーチェンジさせて新色で登場します。

STRELLAは見た目の派手さばかりが注目されますが、(意外なほどというのは失礼ですが)意外なほど走れるランニングシューズです。カラー以外はスタンダードなスタイルながら、高いフィット感と走りやすいソールが特徴の1足です。

初めてランニングをする人でも、サブ3を狙う人でもきちんと走れるだけのしっかりとした作りになっています。

ただ、やっぱろ新色の注目はこのド派手なデザインです。ポップなデザインで、このランニングシューズを履くときのウェア選びで悩んでしまうくらい、主張の強いデザイン。ランニングをファッショナブルに楽しみたい人に適した1足です。

マラソン大会でも確実に注目されますし、「どこのシューズですか?」といろいろな人に話しかけられるかもしれません。

こんな楽しそうなランニングシューズが玄関にあったら、すぐにでも走りに行きたくなりますよね。走るモチベーションを高めるという意味でも、他のランニングシューズとはちょっと立ち位置が違います。

繰り返しになりますが、STRELLAはそこそこ走れるランニングシューズです。キロ4分くらいなら普通に出せますし、さらに追い込むことも可能です。それでいて、フルマラソンを6時間かけて走るランナーでも無理なく走れます。

スボルメは2020年に、ランニングシューズのラインナップを本格的に揃える予定ですので、STRELLAは「こんなシューズも作れますよ」という挨拶のような1足です。それでこのポテンシャルと思うと、今後を期待せずにはいられません。

そこにきての、このマイナーチェンジ。以前のモデルよりもソールが若干柔らかくなったということですので、スピードは殺されてしまうかもしれませんが、初心者には優しい作りになっています。

このデザインのモデルは数量限定ということですので、このチャンスを逃すと買うことができません。マラソン大会で誰よりも目立ちたいという、派手好きのランナーさんや、他の人と一緒のシューズじゃ嫌だという個性はランナーさんは、ぜひ購入を検討してみてください。

SVOLME直営店やオンラインショップ、スボルメのシューズを取り扱っているスポーツ店でも10月19日から販売が開始されます。気になるランナーさんは来週末、要チェックです。

STRELLA商品概要

Gradation
Gradation
LOGO
LOGO
発売日2018年10月19日(金)
価格12,000円(税別)
カラーGradation
LOGO
サイズ22.5-29.0cm

SVOLME ONLINE SHOP

すべてのランナーが知っておくべきランニングと血栓症の関係

10月13日は世界血栓症デーということで、スカイツリータウンで行われたバイエル薬品主催のイベントに行ってきました。血栓症は生活習慣病によって発症しやすいことから、ランナーには関係ない病気と思われがちですが、実はマラソンとは無関係とは言えない病気でもあります。

今回は少し専門的な話になりますが、血栓症防止を目的に掲げたイベントで学んだこと、そしてランナーとして気をつけるべきことについてお話しします。とても大切なことですので、難しい話ですが、最後まで目を通してください。

血栓症って何?

それではまず、血栓症がどのような病気なのか説明します。血栓症は何らかの原因で血栓と呼ばれる血のかたまりが血管中にできて、血管を詰まらせてしまう病気です。血管が詰まるとその先に血液を送れなくなりますので、様々な症状を引き起こします。

●エコノミークラス症候群
●脳梗塞
●心筋梗塞、狭心症

これらが血栓症で見られる代表的な症状で、血栓が足や肺の血管で詰まるとエコノミークラス症候群になり、心臓の血管の場合は心筋梗塞や狭心症、そして脳の血管の場合は脳梗塞を引き起こします。

もし血栓症が起きて、そのまま放置していると2時間で死に至るとされています。ただし、適切な対応ができれば、多くのケースで命を救えるような環境も整いつつあります。

このため、心臓や肺が苦しいと感じたら、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。

また、発症した後の対応も重要なのですが、もっと重要なのが発症させないための予防です。ポイントは「適切な運動」と「十分な給水」です。そういう意味ではランニングというのは血栓症予防に効果的だとされています。

ところが、一歩間違えるとランニングが血栓症を引き起こすこともあります。勘のいい人はどういうことなのか気づいているかと思いますが、ランニングと血栓症にどのような関係があるのか、次章で詳しく説明します。

ランニングと血栓症の関係

血栓症がどういうものか分かってもらえたかと思いますが、知れば知るほどランナーには関係なさそうですよね。

でも、マラソンでは毎年多くの人が心筋梗塞で亡くなっています。もう記憶から消えかけているかもしれませんが、タレントの松村邦彦さんが東京マラソンを走っているときに心筋梗塞で倒れました。

彼は肥満だったということもありますが、過去にフルマラソンの完走経験もあるランナーです。そんなランナーでも血栓症のひとつである、心筋梗塞になってしまいます。

なぜ、マラソンのようなゆっくり走るスポーツで心筋梗塞が起こるのでしょう?松村邦彦さんだから起こったことなのでしょうか?

いろいろ疑問があると思いますが、血栓症はすべてのランナーに起こりうる可能性があります。症状として出ていないだけで、かなり際どい状態になっているランナーさんもいます。

それではなぜ健康であるはずのランナーがレース中に血栓症を起こすのでしょう。その理由は3つ考えられます。

●脱水状態
●動脈硬化
●ラストスパート

これだけでは何のことか分からないかと思いますので、それぞれの理由について、詳しく説明していきます。

脱水状態

マラソンを走ると極度の脱水状態になることがあります。体内の水分が減ると血液内の水分も減ってしまいます。そうなると血液の粘度が上がり、血栓ができやすい状態になってしまいます。さらには血管も詰まりやすくなります。

マラソン大会なら給水所がありますので、きちんと水分を摂っていれば問題ないのですが、普段の練習で給水を意識していない場合には、練習中に血栓症を起こしてしまう可能性があります。

動脈硬化

動脈硬化は血管の老化で、加齢とともに血管のしなやかさが失われていくことによって起こります。ただし、加齢だけでなく小型LDLコレステロールの摂取や、肥満などの生活習慣病によっても起こるとされています。

毎日運動をしている人なら動脈硬化になる確率は低いのですが、高齢になってくると血管の老化は避けられません。血管のしなやかさが失われると血栓が詰まりやすくなり、血栓症を引き起こします。

もちろん運動不足の人であれば動脈硬化になっている可能性は高く、小さな血栓でも血管を詰まらせてしまいます。動脈硬化だけで血栓症になるわけではありませんが、脱水状態と合わさると発症リスクがかなり高くなります。

ラストスパート

血液を体中に送っているのは心臓ですが、実はランニング中には筋肉も血液を送る役割を果たしています。特にスピードを上げて走るときには、心臓の動きだけでは血流が足りないため、足の筋肉を使って体の隅々にまで酸素を送っています。

ところが、ラストスパートをしてゴールしたら、そこで動くのを止めるので、筋肉が血液を送らなくなってしまいます。そうなると心臓の負担が一気に大きくなり、さらには十分な量の酸素を送れなくなってしまいます。

このケースでは血栓症ではなく、心臓の負担が大きくなって倒れる危険性のほうが高いのですが、酸素が足りなくなるという点では血栓症と同じ症状を引き起こしますので、気をつける必要があります。

ランナーが気をつけるポイント

ランニングは適度な負荷で行えば血栓症にはならないものの、フルマラソンはどんなランナーにも負担が大きく、どうしても血栓症のリスクから完全に逃げることはできません。

でも、いくつかのポイントを意識することで、発症リスクを大幅に減らせます。ランナーとして気をつけたいポイントについて、最後にご紹介しておきます。

給水はこまめに行う

言うまでもないことかもしれませんが、練習でもレースでも給水はこまめに行なってください。特にフルマラソンでは、エイドでのロスタイムを嫌って給水しない人もいますが、基本的にはすべてのエイドで1口分の水分を摂りましょう。

血栓症予防というだけでなく、パフォーマンスを下げないためにも必要です。飲むのはできるだけスポーツドリンクにしてください。血栓症予防だけなら水でもいいのですが、体にかかる負担を少しでも減らすために、塩分補給のできるスポーツドリンクを飲んでください。

ちなみに、普段から水は1日1.5リットルくらい飲む必要があります。ランナーの場合はさらに多くの水分が必要ですので、日頃から体が水不足にならないように気をつけましょう。

スピードを出した後はすぐに止まらない

ラストスパートの危険性をお伝えしましたが、あと少しで自己ベスト更新になったり、関門に引っかかりそうになったりしたら、どうしても必要以上にスピードを上げてしまいますよね。そういうときに、すぐに止まらないようにしましょう。

できれば、息が整うまでゆっくりとスピードを落としながら走り続けるようにしましょう。そうすることで体が酸素不足になることを防げます。血栓症のリスクだけでなく、疲労回復を促すためにも重要なポイントです。

スピード練習をするときにも同様で、全力に近いスピードを出したときには、すぐに止まらないでジョグや屈伸などをして、心臓の負担を減らしましょう。

体に異変を感じたら病院で診てもらう

もっとも重要なのは自分の体を知っておくということです。血栓症はいきなり起きるように感じるかもしれませんが、血栓ができやすい状態にある人は、実はその兆候がすでに出ていることがほとんどです。

●足がむくみやすい
●呼吸困難になる
●胸が痛くなる

こういう症状を感じたら、必ず病院で診てもらいましょう。大げさと思うかもしれませんが、この段階でちゃんと診察を受けていることで、血栓症リスクがかなり下がります。

血栓症はそれほど頻繁に起こる病気ではありませんし、ランナーは「自分は運動をしているから大丈夫」と思いがちで、上記のような症状が出ても、一時的なものだと思って何もしないでいることがよくあります。

マラソンは思った以上に体に負荷のかかるスポーツで、毎年何人もの人が血栓症でレース中や練習中に倒れています。自分だけは大丈夫だと思わずに、ランナーだからこそ危険があると考えて、体に異変を感じたら、必ず病院で診てもらいましょう。

血栓症は他人事ではありません

ランニングと血栓症の関係についてご紹介しましたが、ここまで読んでもやっぱり他人事のように思えてしまうのが血栓症の怖いところです。確かに発症率はそれほど高くありませんが、ゼロではありません。

誰にでも起こる可能性があるわけで、でもきちんと予防をしておけばリスクをかなり下げることができる病気でもあります。

いずれもそれほど難しい予防方法ではなかったかと思います。どんなときでも水分はこまめに摂り、負荷をかけて走った後はいきなり止まらない。この2点をしっかりと意識して、なおかつ日常生活でおかしいなと思ったらすぐに病院に行きましょう。

四六時中ずっと血栓症について考える必要はありませんが、まずはそのリスクを知り、そして予防を習慣化しておくようにしてください。それで守られる命があるということを頭に入れてランニングを楽しんでください。

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