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シューレースレスへの挑戦「ナイキ ファントム リアクト フライニット」

ランニングシューズとシューレースの関係。ランニングシューズを開発する者にとっての永遠の課題がそこにあります。シューレースは本当に必要なのか。この課題に多くの開発者が挑み、跳ね返されてきました。

シューズの役割は足を守ることと思っている人もいるようですが、本当の役割は足を拘束することにあります。「拘束」というとネガティブなイメージをするかもしれませんが、これはシューズに安定感を与えるために必要なものです。

このため、ランニングシューズに限らず、多くのシューズにはシューレースがあり、足を拘束するわけです。

シューレースに関しては各メーカーがかなり工夫をしています。トップアスリートが履くランニングシューズは、フォアフット系のランナーが多いことから、前足部までシューレースがあります。

ところがナイキのペガサス35やペガサスターボは踵着地のシューズですので、ヴェイパーシリーズよりもシューレースが1段少なくなっています。シューレースを見れば、そのシューズをどう履きこなせばいいのかが見えてきます。

それくらいランニングシューズとシューレースは切っても切れない関係にありますが、シューズ開発者は問い続けるわけです「本当に必要なのか」と。

そして、常に革新的なチャレンジを行い、現在のマラソン界を席巻しているナイキが永遠の課題にひとつの答えを出しました。「ナイキ ファントム リアクト フライニット」シューレースのないランニングシューズです。

ナイキのアッパー素材であるフライニットは、発売当初から「シューレースは飾りではないか」と言われることもあるほど、抜群のフィット感がありました。そのフライニットも進化を遂げ、様々な種類の糸を使ったり、編み方を組み合わせることが可能になっています。

そして、今回のナイキ ファントム リアクト フライニットでは、シュータンと履き口に伸縮性の高い糸を使うことで、これまで以上に高いフィット感を実現し、シューレースなしでもブレないランニングシューズを誕生させました。

ただし、リアクトシリーズに採用したことからも分かりますように、このランニングシューズはフルマラソンを2時間台で走るようなシューズではありません。1分1秒を削り出すためのシューズではなく、ランニングをもっと手軽に快適にするための1足です。

玄関に立ち、その数秒後には走り出すことができるランニングシューズ。

もちろんスピードに乗れないかというとそういうわけでもありません。そんなランニングシューズをナイキが世に送り出すわけがありません。サブ4ペースくらいなら余裕でこなすでしょうし、履く人によってはサブ3.5も出せるはずです。

ナイキ ファントム リアクト フライニットは、それくらいのポテンシャルを備えたランニングシューズではありますが、ただタイムを削りたいのであれば、ズームフライシリーズのほうが適しています。

いくらフィット感が高いとはいえ、伸縮性のある素材を使っている以上、ほんの少しだけ始動に遅れが生じることが考えられます。そのわずかな遅れが気になるレベルの選手ですと、まだシューレースによる拘束が必要かもしれません。

それでも、これは新しいチャレンジでもあります。ナイキ ファントム リアクト フライニットが成功すれば、5年後10年後には、シューレースのついたランニングシューズは絶滅している可能性すらあります。

シューレースがないことで、デザインの自由度も増します。パーツ点数を減らすこともできますので、さらなる軽量化も期待できます。シューズの未来が一気に開けていきます。

とはいえ、ナイキ ファントム リアクト フライニットは実際に足を入れてもらわないことには、フィット感も実感できないかと思います。発売は4月27日からで、NIKE.COMなどで販売されますので、まずは店舗で試し履きしてみましょう。

世界に先駆けてGW初日の発売(中国ではすでに発売中)なのは、きっとGW中にナイキ ファントム リアクト フライニットでの走りを楽しんでもらいたいというナイキの想いも込められているのでしょう。

マラソンはオフシーズンに入りましたが、オフシーズンはストイックさを手放して、気持ちよくランを楽しみたいというランナーさんは、ぜひナイキ ファントム リアクト フライニットをこのGWに試してみましょう。

ナイキ ファントム リアクト フライニット 16,200円(税込)
ナイキ ウィメンズ ファントム リアクト フライニット 16,200円(税込)

美味しさを妥協しない!DNS 「プロテインホエイ100」リニューアル

18歳以上の一般男性と一般女性が1日に摂取するたんぱく質の推奨量を知っていますか?

男性:60g
女性:50g

納豆1パックで12.4gのたんぱく質で、鮭1切れで15.8gです。これに牛もも肉100gで19.5gのたんぱく質を摂取できるので、バランスの良い食事をしていると、たんぱく質は十分に補えるのが分かります。

ところが、運動を頻繁にする人の場合は、体重1㎏あたり1.2~2.0gのタンパク質が必要とも言われています。60kgの体重の方ですと、72〜120gも必要になります。もちろん練習負荷にもよりますが、100g程度必要となるとかなり多い量です。

食事から100gものたんぱく質を摂取するとなると、食費もかなりかかることになります。だからといって、たんぱく質不足を放置しておくと、回復が遅くなり、走るための筋肉もつきません。

食事でのたんぱく質補給が足りていないようなとき、おすすめしたいのがプロテインです。プロテインを飲むと太ると思っている人もいるようですが、プロテインはただのたんぱく質です。

マシンを使った筋トレをしたあとに積極的な摂取をすれば、筋肥大によって筋肉がつきすぎてしまいますが、ランニングのような有酸素運動の範囲で筋肉に負荷をかけている分には、それほど筋肉が太くなることはありません。

疲労した筋肉の早期回復を狙うのであれば、むしろトレーニング後のプロテインは必須だという考え方もあります。

ただ、プロテインは「美味しくない」という大きな問題があります。美味しくないものは続きません。ストイックに記録向上を狙っているランナーなら、味など気にせずに飲めるかもしれませんが、普通のランナーには困難です。

トレーニング後に回復のためにプロテインは効果があるけど、美味しくなくて続かない。だったら、美味しいプロテインを作ればいいじゃないかという発想で作られたのが、今日ご紹介するDNSの「プロテインホエイ100」です。

「プロテインホエイ100」はフレーバー専門家も含めた検討を行い、“飲み物としておいしいプロテイン”として、飲むことが最高の楽しみとなるような美味しいプロテインの開発に成功しました。

・プレミアムチョコレート
・イチゴミルク
・抹茶
・トロピカルマンゴー
・バナナオレ
・リッチバニラ
・レモン
・カフェオレ

全8種類のフレーバーがあり、味を楽しめるのはもちろんのこと、プロテイン特有のくどさを排除していますので、清涼飲料水のようにグビグビ飲めてしまうように作られています。しかも水に溶かして飲むことができますので、牛乳を用意する必要もありません。

名前からもわかりますように、牧草を食べて育った健康な牛のグラスフェッド・ホエイ(牛乳)を100%使用しています。よけいな添加物や遺伝子組み換え作物や合成着色料をいっさい使わずに製造していますので安全性も保証されています。

市民ランナーの方は気にならないかもしれませんが、きちんとアンチ・ドーピング認証も取得しているのも嬉しいところです。

飲みやすくて美味しいなら、プロテインを普段から取り入れてみようかなという気持ちになりますよね。無理なく続けられるから、体がたんぱく質不足になるのを防ぐことができ、より質の高い練習を続けることができます。

それが、マラソンのタイムにいい影響を与えるのは容易に想像できますよね。

ポイント練習などの高負荷のトレーニングをしたときに、食事で不足している分のたんぱく質を補給するという使い方もできます。練習後の水分補給ついでにたんぱく質補給もするというのもいいでしょう。

ただ、摂りすぎだけは気をつけてください。たくさん飲めばいいというものはありませんので。あくまでも食事で不足している量をプロテインで補うという感覚で「プロテインホエイ100」を活用してみましょう。

リニューアル発売されるのは、4月26日に2種類が先行発売で、残りの6種類は5月14日とのこと。既存のプロテインホエイ100も同時に発売されますので、古いものを購入しないように注意してください。

効果にそれほど差はありませんので、あえていま安く販売されているものを購入するというのもありですが。いずれにしてもDNSのオンラインショップAmazonで購入できますので、気になるというランナーはチェックしておきましょう。

1分1秒を削るために努力は惜しまない。そういうランナーさんとの相性がいいプロテインですので、該当すると思うランナーさんは、ぜひ下記DNSのサイトも確認しておいてください。

https://www.dnszone.jp/lineup/whey100.php

フルマラソンの世界記録と日本記録

フルマラソンの世界記録はケニアのエリウド・キプチョゲ選手がベルリンマラソンで記録した2時間01分39秒。昨年樹立されたばかりですので、なんとなくでも記憶しているランナーさんは多いかと思います。

これに対する日本記録は、大迫傑選手がシカゴマラソンで樹立した2時間05分50秒。世界が近いようで遠いですよね。こういう記録というのは意識してみるとかなり興味深いものがあります。

今日はいつもと雰囲気を変えて、この世界記録と日本記録をテーマにコラムを書いていこうかと思います。

世界記録はベルリンマラソンで生まれる

これはもう周知の事実かと思いますが、世界で最も記録が生まれやすい大会はベルリンマラソンです。フルマラソンの記録TOP10のうち、8つがベルリンマラソンで生まれています。その他はドバイとロンドンが1つずつ。

ベルリンマラソンは高低差が20mしかありません。フラットで記録が出やすいとされている東京マラソンでも42mありますので、いかに高低差が少ないかが分かるかと思います。

ただ、東京マラソンは最も高い場所がスタートですので、実は世界記録が生まれてもおかしくない大会でもあります。

女子の日本記録である野口みずきさんの、2時間19分12秒もベルリンマラソンで誕生しています。実はこの記録は現アジア記録でもあります。2005年の記録で、10年以上経過した今も抜かれていないというのは驚きです。

ちなみに女子の世界記録は女王ポーラ・ラドクリフさんが2003年に記録した2時間15分25秒です。この記録はしばらく抜かれることはなさそうです。2000年前後というのは女子マラソンが注目された時期でもあり、もっとも華やかだった時代でもあります。

アジアで圧倒的な強さを誇る日本勢

日本のマラソンは世界から遅れているというイメージがあるかもしれませんが、アジアの中で見ると圧倒的な強さがあります。アジア歴代10傑のうち日本人が占める割合はどれくらいあると思いますか?

なんと男女ともに10人中7人が日本人ランナーです。

アジア歴代10傑男子

順位タイム氏名国籍
12時間04分43秒エルハサン・エルアバシバーレーン
22時間05分50秒大迫傑日本
32時間06分11秒設楽悠太日本
42時間06分16秒高岡寿成日本
52時間06分43秒シュミ・デチャサバーレーン
62時間06分51秒藤田敦史日本
72時間06分54秒井上大仁日本
82時間06分57秒犬伏孝行日本
92時間07分13秒佐藤敦之日本
102時間07分19秒ムバラク・ハッサン・シャミカタール

これを見れば、日本人が決してレベルが低いわけではないことが分かってもらえるかと思います。アフリカ勢が強すぎるというのが実際のところ。

ジュニアの世界記録はエチオピアのツェガエ・メコネン・アセファ選手の2時間4分32秒はアジア記録よりも速く、そのアセファ選手は世界の10傑にも入っていません。

アジア歴代10傑女子

順位タイム氏名国籍
12時間19分12秒野口みずき日本
22時間19分39秒孫英傑中国
32時間19分41秒渋井陽子日本
42時間19分46秒高橋尚子日本
52時間19分51秒周春秀中国
62時間21分17秒ユニス・キルワバーレーン
72時間21分36秒安藤友香日本
82時間21分45秒千葉真子日本
92時間21分51秒坂本直子日本
102時間22分12秒山口衛里日本

アジア歴代10傑には懐かしい顔ぶれが並んでいます。この記録のうち2010年以降に記録されたのは、2017年の名古屋ウィメンズマラソンで2時間21分台を記録したバーレーンのユニス・キルワ選手と日本の安藤友香選手だけです。

世界記録よりも偉大な世界最遅記録はあの日本人

フルマラソンの世界記録は2時間を切ろうとしていますが、それとは真逆の「最も遅いゴール」というものがあります。54年8ヶ月6日5時間32分20秒3を記録したのは、NHK大河ドラマになっている金栗四三さんです。

1912年ストックホルムオリンピックのマラソンで、熱中症になった金栗四三さんは、農家の方に保護されてレースから離脱。そのまま棄権の申告をしないまま帰国をしたため、記録としては競技が続いている状態にありました。

ところが1967年にストックホルムでオリンピック55周年記念式典を開催するにあたり、金栗四三さんがまだ棄権もしておらず、完走もしていない状態にあることが発見されます。そして、記念式典で金栗四三さんが見事にゴールを果たします。

そして、これが公式記録として残っているため、54年8ヶ月6日5時間32分20秒3が世界最遅記録となっています。

金栗四三さんが日本で記録した2時間32分45秒は当時の世界記録でしたので、世界でただ1人、世界最高記録と世界最遅記録を手にしたランナーということになります。今の時代では絶対にありえませんので、この記録は永遠に残ることでしょう。

マラソン王国日本は復活するのか

日本はマラソン王国だったという印象が強いかもしれませんが、実は近代マラソンで世界記録を記録しているのは、1935年の鈴木房重さん、池中康雄さん、孫基禎さん、1965年の重松森雄さんだけです。

瀬古さんや宗兄弟、中山竹通さんも世界記録とは無縁のまま引退しています。いずれも当時の世界トップクラスにありましたが、当時はタイムを出すことよりも勝つことが重視されていた時代でした。

レースには駆け引きがあり、勝つためには序盤のペースを大幅に落とすようなこともありました。ところが現代は「誰よりも速く走りきればいい」というスタイルが主流で、そこにナイキのヴェイパーフライが登場したことで、レースに駆け引きがほとんどなくなってしまいました。

こういう状況で、日本選手が世界に勝てるのか。

冷静に考えれば難しいというのが答えです。女子はシンデレラガールが登場することで時代が動く可能性がありますが、男子は世界トップクラスの選手が日本から登場する可能性は限りなくゼロに近いでしょう。

ではオリンピックや世界選手権で勝てないかというと、そのようなレースにおいてはまだ可能性があります。特にオリンピックは記録ではなく勝つことだけが求められていますので、スタートから駆け引きが行われる可能性もあります。

世界記録には及ばなくても、レースに勝つかどうかはまた別物です。そういう意味では日本開催の2020年は大いに期待できます。

本日発売日「ランナーズ」「ランニングマガジン・クリール」

「ランナーズ」「ランニングマガジン・クリール」8月号は4月22日が発売日です!ランニング・スタイルは隔月発売ですので今月はお休みです。

面白いことに、ランナーズもランニングマガジン・クリールも走れる体を作るための「トレーニング」に重点を置いています。今シーズンに思ったような結果のでなかった方は、トレーニング方法を見直すための参考にしてください。

ランナーズ6月号

ランナーズの注目記事は「マラソン30km以降も止まらない「健脚」をつくろう!」

まだシーズンが終わったばかりなので、トレーニングも軽いものがいいと思うかもしれませんが、秋レースで結果を出したいのなら、もうトレーニングを開始しないとカラダづくりが間に合いません。

秋レースの後半で失速したくないのであれば、まずはカラダづくり。でもどうやって鍛えればいいのか分からないというランナーさんは、今月のランナーズを手にしてください。もちろん、手にするだけでは意味はありませんが。

【特集】マラソン30km以降も止まらない「健脚」をつくろう!
【特集】本気で目指すなら「腹筋ローラー」を!!
【特集】本誌が伝えた31年「平成ランニング史」

 

ランニングマガジン・クリール6月号

クリールの注目記事は「ビルドアップでギアチェンジ」です。

短い時間で高い効果を得られるトレーニングがビルドアップですが、多くのランナーが自己流で効果の薄いビルドアップを行っています。せっかくやるなら、正しいビルドアップを身に着けたいところです。

今月のクリールは、そんなビルドアップを正しく行うためのノウハウが紹介されています。トレーニングの質を高めて、自己ベスト更新を狙いたいというランナーさんは必読です。

また、10連休のトレーニング内容が決まっていないという人には「自宅合宿のススメ」を読みましょう。せっかく10日もあるのですから、何もせずに過ごすのではなく目的意識を持って1日1日を過ごしましょう。

【特集】ビルドアップでギアチェンジ!
【特集】フォアフットは正しい走りか?
【特集】ランナーのための紫外線対策
【特集】自宅合宿のススメ

アディダス ブランドコアストア 六本木、4/24リニューアルオープン

最近はスポーツショップでランニングシューズやウェアで買うのではなく、直営店で購入する人が増えてきました。価格だけならスポーツショップのほうが安く買えることもありますが、直営店には店舗のコンセプトがあり、それによるひらめきが働きます。

目の前にあるウェアを着こなして、街を駆け抜けている自分を想像しやすい。そこには値段以上の価値があります。様々なブランドのウェアやシューズがそろうスポーツショップは便利ではあるものの、目移りしますし購入時の軸がブレがちです。

だから、気がついたら直営店に足が向き、そこで購入してしまうというわけです。

そんな、特別なインスピレーションを与えてくれる店舗展開をしているのが、アディダスです。日本全国に81ある直営店は、それぞれのコンセプトを意識したお店づくりになっているので、買い物が楽しくなります。

ただ、そんなアディダスのお店も、時代の流れによってより最先端を目指すためにリニューアルを行っています。そして今回、2019年4月24日にアディダス ブランドコアストア 六本木がリニューアルオープンすることになりました。

六本木ですので、外国人の利用者が多い店舗ですが、もちろん日本人でも利用できるお店です。

今回のオープニングキャンペーンとしては、店内商品税抜きで15,000円以上の購入された方に、アディダスの特性ウォーターボトルがプレゼントされます(なくなり次第終了)。

これからオフシーズンになるので、購入するものがないというランナーさんもいるかもしれませんが、走るモチベーションを上げるために、ウェアを新調するというのもありかと思います。

もちろん、必要でないものを購入しなくてもいいと思いますが、シティランを楽しむためのUltraboost19や、90年台のレトロスタイルのジャージなども発売されますので、六本木近くで働いているというランナーさんはぜひ4月24日の仕事帰りにでも立ち寄ってください。

店舗情報

住所東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー ヒルサイド 2F
電話番号03-5771-1020
定休日不定休
営業時間11:00-21:00
営業開始2019年4月24日(水)
アクセス日比谷線六本木駅 1C 出口徒歩 3 分

【テストプログラム参加者募集中】プーマに画期的なトレーニングシューズ登場!

これだけテクノロジーが進んでもランニングシューズというのは、相変わらずアナログなアイテムのままです。厚底になったり、カーボンプレートを入れたりと新しい技術は導入されていますが、例えばフィット感を高めるのは相変わらず1本の紐です。

そろそろランニングシューズも、子どもの頃に想像した未来のシューズに近づいてもいいような気がします。それがレースで使えるかどうかは別として、例えばスマホでフィット感を調整したり、走ったログを解析したり。

そう思っていたら、やはりシューズメーカーはとっくに動き出していました。最初に未来のシューズに近づいたのは、失礼かもしれませんが「意外にも」プーマでした。

本格的なランニングシューズから撤退に近い状態にあり、これからは違う分野に向かうのだと思われていたプーマが発表したのは、最適なフィッティングを自動で調整できる最先端のテクノロジープラットフォーム Fit Intelligence(Fi)です。

今回発表されたFiフットウェアは、トレーニングと軽快な走りのために開発されたトレーニングシューズです。ランニングのためのシューズというよりは、マルチスポーツのトレーニング用シューズですが、もちろん走ることができます。

このシューズはユーザーの足の形状を自動的に読み取ることができる、スマートなセンシングテクノロジーを搭載しています。そして、そのデータを元にケーブルシステムがマイクロモーターを使用してフィッティングの調整を行います。

ただし、Fiの正しいとしたフィッティングが必ずしも快適になるわけではないため、スマホやApple Watchを使って、微調整を行えるようにもなっています。

言葉で説明するよりも、動画を観てもらったほうが早いかと思いますので、Fit Intelligence(Fi)の発表イベントで公開された動画をご覧ください。

今回は、このシューズが発売になるよというお知らせではありません。むしろまだ開発段階にあり、発売は2020年を予定しています。現時点ではまだFiベータテストプログラムがリリースとなったばかりです。

ただ、ベータテストプログラムへの参加者をプーマが一般公募していますので、興味のある方はぜひエントリーされてみてはどうかというお知らせです。

満18歳以上の日本国内、アメリカ合衆国、ドイツ、イギリス、香港(中国)、スウェーデン、デンマーク、ノルウェイ、スペイン、インド、トルコ共和国にお住いの方であればどなたでもお申込みいただけます。

プーマが選出したベータテスト参加者には、Fiトレーニングシューズが提供され、ユーザビリティ、デザイン、技術、履き心地などのご意見、感想を共有します。

難しいことはともかく、未来のシューズに一足先に触れることができるわけです。申し込みページは英語ですが、それほど難しいものではありませんので、この土日にでもお申し込みください。

申込期間は2019年4月18日から4月29日までですので、お忘れなく。

申し込みページ
https://stage.origin-global-puma.agentur-loop.com/fi-betatesting/

1500円で高地トレーニング体験!「ハイアルチ」が春のキャンペーン開催中

高橋尚子さんが現役時代に高地トレーニングをしていたことは有名です。でも最近あまり高地トレーニングって聞かなくなりましたよね。でもそれは、しなくなったのではなく当たり前過ぎて話題になっていないだけです。

トップランナーがレースで勝つためには高地トレーニングは必須のトレーニングで、ほぼすべての選手が何らかの形で大事なレース前には高地トレーニングを行っています。

高地トレーニングを行うメリットはいくつもありますが、その中でもレースに効いてくるのが、動脈血酸素飽和度(SpO2)が下がりにくくなるということです。

SpO2というのは、血中のヘモグロビンがどれだけ酸素と結びついているのかを示したもので、普段は100なっているのが正常です。これが90以下になるとかなり高負荷になっているという指標になります。

通常のトレーニングでも追い込むときには90程度になるまで、負荷を上げるのが理想ですが、それを行うためにはかなりのスピードで走らなくてはいけません。それは関節や筋肉に負担がかかります。

ところが高地トレーニングを行うと、軽くジョグをしただけで90以下になります。そしてさらに高負荷にすると80というような数値が出ます。ようするに、筋肉や関節に負担をかけずに心肺機能に高負荷をかけることができるわけです。

その結果、平地でのトレーニングに戻ったときに、高負荷のトレーニングをしてもSpO2が下がりにくくなります。これまでと同じスピードで走った場合には、ほとんどきつさを感じることがなくなります。

そうなるとレース後半の失速を防ぐこともできますし、さらにスピードを高めて走ることも出来るというわけです。

ただ、理屈はそうなのですが、わたしたち市民ランナーがボルダーや昆明などに行くのは金銭的にもスケジュール的にも難しいですよね。そこで、いま注目されているのが、人工的に作りだした高地環境の中で行うトレーニングです。

日本国内でも、高地トレーニングができる施設が増えてきましたが、その中でも人気の高いトレーニング施設が「ハイアルチ」です。美容効果が期待できるということで、女性を中心にランナーでない人も多く利用している施設です。

ハイアルチの施設で30分ウォーキングをしただけで、2時間のトレーニングをしたのと同じ効果があるため、忙しくてトレーニングをする時間がないというランナーさんにもとてもおすすめです。

でも、高地トレーニングなので富士登山と同じように自分に合うかどうかがわからずに、入会金や月会費を払うのはこわいですよね。そういう人のためにハイアルチは体験レッスンを3000円で行っています。

そして、今回は春のキャンペーンとして、なんと半額の1500円で体験できるようになっています。たった1500円で高地トレーニングを体感できます。これはかなりお得な価格設定です。

もちろん、体験ですので実際に入会するかどうかは、体験してからゆっくりと考えればいいことです。

でも入会したくても会費って高いんでしょ?と思うかもしれませんが、例えばハイアルチ三軒茶屋スタジオなら、月4回利用できるウィークワン会員が税別12,000円です。1回3000円ですので思った以上に安いですよね。

本気で自己ベスト更新を狙いたいというのであれば、使い放題のプレミアム会員が税別19,000円で用意されています。プレミアム会員なら毎日高地トレーニングを行ってもいいわけです。トップランナーと同じ環境でトレーニングができるのは夢のようですよね。

しかもボルダーや昆明に行くよりも安いわけです。ちゃんと普段は仕事もできてしまいます(それを一番したくないかもしれませんが)。

何よりも実際の高地トレーニングと違って、人工的に環境を作っているだけですので、危険だと感じたらすぐにストップできます。専門のスタッフがついていますので安全に高地トレーニングできるというのがハイアルチの魅力です。

ただ、すべては体験してからです。本当に効果がありそうなのかを、ぜひご自身で体験してみてください。

キャンペーン詳細はこちら:https://high-alti.com

キャンペーン開催店舗一覧

<東京都>

■ハイアルチ 三軒茶屋スタジオ
・住所:〒154-0004 東京都世田谷区太子堂2-14-3 アーンリゾート三軒茶屋1-2階
(田園都市線 三軒茶屋駅 北口Bから徒歩3分)
・体験予約はこちら:https://airrsv.net/highaltisanchaex/calendar

■ハイアルチ+(プラス) 代々木上原スタジオ
・住所 :〒151-0064 東京都渋谷区上原1丁目25番1 J’sビル代々木上原2階
(千代田線・小田急線「代々木上原駅」南口2より徒歩1分)
・体験予約はこちら:https://airrsv.net/yoyogiueharataiken/calendar

■FITLABOx4
・住所:〒108-0074 東京都港区高輪1-5-21 ルート高輪ビルB1階
・体験予約はこちら:https://web.star7.jp/mypage/mobile_info.php?p=99130f421b

<愛知県>

■エイムスクエアゲート
・住所:〒467-0856 愛知県名古屋市瑞穂区新開町24-55
(名鉄堀田駅隣り、カインズホーム名古屋堀田店向かい)
・体験予約はこちら:https://airrsv.net/aimsquaregate/calendar

<石川県>

■エイムムーンフォート
・住所:〒920-8204 石川県金沢市戸水2丁目140番地
(鞍月、海側環状線沿い、アピタタウン金沢ベイ店隣り)
・体験予約はこちら:https://airrsv.net/aimmoonfort/calendar

<滋賀県>

■HAYA-ASHI
・住所:〒520-0863 滋賀県大津市千町1-25-25 なかやまビル 2F
・体験予約はこちら:https://airrsv.net/haya-ashi/calendar

GWに走りたい道!日本のおすすめ旅ランコース5選

今年のGWは10連休となっているけど、旅行をするにも宿泊費も高くて新幹線や飛行機の予約も取れない状態になっていて、仕方なく適当に走ろうかなと思っている人もいるかもしれません。

そういうランナーさんに、GWに走ってもらいたい日本のおすすめのランニングコースを5つご紹介します。実際に走ってみて気持ちよかったコースですので、やや偏りがありますが、日帰りでも1泊でも楽しめる本当におすすめの道ですのでぜひ参考にしてください。

1.六甲縦走

関西のランナーには定番コースかもしれませんが、まずご紹介するのは六甲の西端の須磨から東端の宝塚までの片道コースです。六甲全山縦走レースでは、このコースを56kmとしていますが、実際には48km程度ですので1日で走れます。

ただし、走ったり歩いたりを繰り返すと12時間以上かかることもあります。午前7時にスタートしても、ゴールが午後7時ですので、日が長くなったとはいえ後半は暗い中のランになる可能性があります。

ゆっくりと楽しみたいのであれば、三ノ宮あたりにホテルを予約して、2日に分けて走るという方法もあります。1日で走りたいのであれば、始発で須磨まで行くつもりでスケジュールを組みましょう。

2.伊勢本街道

伊勢本街道も関西のコースで、大阪玉造から伊勢神宮までの170kmの道のりです。170kmというのはさすがに長く、伊勢神宮周辺のホテルの予約も難しいと思います。ただ大阪から奈良までの暗越奈良街道なら、35km程度ですので1日で走れます。

途中で峠も走りますので、走りごたえはかなりありますし、「大阪から奈良まで走った」という達成感もあります。

余裕があるなら、そこからさらに進んでみましょう。伊勢神宮に近づくにつれて自然が多くなり、旧道が残っている場所もあります。江戸時代のお伊勢参りを感じながら気持ちよく走ることができます。

暗越奈良街道 | 旧街道地図・オンラインマップ – GPSCycling
伊勢本街道 | 旧街道地図・オンラインマップ – GPSCycling

3.東海道

言わずとしれた日本を代表する道です。京都三条大橋から東京日本橋までの約500kmの道のりですが、10日あれば走り切ることも可能です。むしろ10連休でもないと走ることができませんので、これがチャンスです。

もちろん短い区間だけ走るというのもおすすめです。関東の方なら東京日本橋から箱根まで走るというのもいいですし、「日没まで」のように時間を決めて行けるところまで走るというのもいいでしょう。

東海道の中でもぜひ走ってもらいたいのが、箱根峠と薩埵峠です。箱根峠は箱根湯本から三島までなら1日で走ることができます。薩埵峠は富士山がとても美しく見える場所で、峠そのものは簡単に越えられます。

東海道を全部走るのもいいですし、スポット的に走るのもおすすめです。

旧東海道 | 旧街道地図・オンラインマップ – GPSCycling

4.中山道

東海道と中山道のどちらがいいかと聞かれると、迷わず中山道と答えます。ただし中山道は560kmあり、さらには電車でのアクセスも良くないという問題がありますので、本当に走るのが好きという人でないとおすすめしません。

私が走ったのは真夏でしたので、夜中に走って9日間。ウルトラマラソンを完走できるなら走れない距離ではありません。でも、あまり現実的ではありませんので、こちらも分割して気になる場所を走るのがおすすめです。

コースとしてはどこを切り取っても美しいのが中山道のいいところです。浦和や大宮はさすがに見どころがありませんが、その他の宿場町はきちんと整備されていて、歴史を感じながら走ることができます。

旧中山道 | 旧街道地図・オンラインマップ – GPSCycling

5.日光街道

2〜3日でしっかり走りたいという方には日光街道がおすすめです。全長が146kmですので走力さえあれば2日で走り切ることができます。途中にスーパー銭湯などもあり、それでいて歴史を感じることもできます。

コンビニもいくつもあるので補給で困ることもありません。いつか五街道を走りたいという人の入門的なコースになっていますので、ぜひこの機会に走ってみてはいかがでしょう。

楽をしたいなら日光スタートがベストですが、日光を観光したいなら日本橋からスタートしましょう。ただし、日光もGWは観光客が大勢いるかと思いますので、あんまりのんびりはできないかもしれません。そういう意味では日本橋を目指すコースがおすすめです。

旧日光街道 | 旧街道地図・オンラインマップ – GPSCycling

まとめ

今回ご紹介したコースは実際に走ったことのあるコースだけですので、きっと国内にはもっと面白いコースがたくさんあります。「街道」をテーマに検索したり、グーグルマップを眺めてコースを自分で作ったりしてみましょう。

フルマラソンを走れるなら、1日50kmを目安に走りながら旅をすると、体も動かせて、そしてこれまで見たこともないものに出会えたりします。GWの予定が決まっていない人は、ここでご紹介したコースを参考に、自分なりの旅ランを作ってみましょう。

雨も汗も気にならないワイヤレスイヤホン・パイオニア「E6wireless」

イヤホンはワイヤレスがあたり前になり、ランナーはランニング中にケーブルが引っかかるというストレスから開放されました。とはいえ、ランニングに適したイヤホンは高価なものが多く、なかなか手が出ません。

聞いたこともないようなメーカーのアイテムであれば、防水機能のついたワイヤレスイヤホンもありますが、信頼性がいまいちですよね。音質も考えると、やはり音響メーカーの商品を選びたいところです。

・防水機能
・音質にこだわる
・ランニング中に外れない
・税込5000円以下

ここまで条件をつけると、選択肢は中国メーカーの商品しか見つかりません。そんな状況を打破したのは音響メーカーのパイオニアです。防水ワイヤレスイヤホン「E6wireless」はなんと税込4,190円で販売されます。

実際にはオープン価格ですので、値段が多少変わるかもしれませんが、4,190円はONKYO DIRECTでの価格ですので家電量販店でも同等の金額になるはずです。

パイオニアの音響技術を使ったワイヤレスイヤホンですから、音が悪いわけがありません。もちろん好みは分かれるかもしれませんが、高感度φ8mmドライバーを使っていますので、しっかりとした音が出ます。

防水保護等級はIPX4準拠ですので、完全防水ではありませんが雨の中を走っても、汗をかいても、それが長時間続くのでなければ壊れません。

連続再生最大6時間ですので、フルマラソンでの使用としては問題ないかと思いますが(6時間以内に完走してください!)、ウルトラマラソンなどには向いていません。どちらかというと普段の練習時に着用するのに適しています。

ちなみにiOSにもAndroidにも対応していますが、Androidの場合には音声読み上げアプリケーション「Notification App」を使えますので、スマートフォンに届くメール、SMS、LINEなどの今すぐ知りたい情報の通知を読み上げることが可能です。

ちょっと未来っぽくていいですよね。

デザインもシンプル&スポーティで、どんなウェアにも合わせやすいという特徴があります。カラーは4色ありますので、自分のモチベーションが上がりやすい色を選びましょう。

利用するときに1つだけ注意してもらいたいのは、歩行者の多い道路や歩道のない道路では絶対に利用しないということです。耳をふさいで走っていいのは、車やバイクなどは入り込まない場所だけです。

両耳を塞いで音楽を流すと、後ろから車が来ているのに気づかず、接触してしまう可能性もあります。想像しただけで、どれくらい危険なのか分かりますよね。

もちろん、それはパイオニアのE6wirelessに限ったことではなく、耳をふさぐタイプのイヤホンすべてに言えることです。公園のように確実に安全な場所で使うアイテムだということは忘れないようにしましょう。

そんなパイオニアのE6wirelessですが、いきなり購入するにはちょっと勇気がいるかもしれません。音にこだわりたい人なら、気に入った音が出ているのか購入前に試してみたいですよね。

そういう人のために、秋葉原で先行展示が開催されています。気になるというランナーさんは、ぜひ実際に音を鳴らして、自分の好きな音がでるのか、自分の耳に合うのかを確認してみてください。

日程:2019年4月16日(火)より
場所:東京都千代田区神田須田町1-25-4 mAAch ecute 神田万世橋内 「ONKYO BASE」

パイオニア「E6wireless」製品概要

型式密閉型ダイナミック
ユニット口径φ8mm
再生周波数帯域20Hz〜20000Hz
質量 (コード除く)19g
付属品イヤーチップ(シリコン) S/M/L
マイクロUSBケーブル
コードアジャスター
COLORYELLOW (Y) BLACK (B) PINK (P) BLUE(L)
電池持続時間最大6時間(音楽再生時間含む)
充電時間約1.5時間
電源DC3.7 V 内蔵充電式リチウムイオン電池
通信方式Bluetooth®標準規格 Ver.4.2
出力Bluetooth®標準規格 Power Class 2
最大通信距離見通し距離 約10m
使用周波数帯域2.4 GHz帯(2.4000 GHz ~ 2.4835 GHz)
変調方式FHSS
対応Bluetooth®プロファイルA2DP、AVRCP、HFP、HSP
対応コーデックSBC
対応コンテンツ保護SCMS-T方式
マルチペアリング最大8台

商品サイト
https://pioneer-headphones.com/japanese/sports/e6wireless.html

春以降のレースではかくれ脱水対策をしてスタートラインに立とう

すでに春マラソンの時期に入り、レースでの気温が20℃を超える日も増えてきました。こういうときに起きやすいのが脱水症です。脱水症は夏になるものだと思っているかもしれませんが、20℃程度の気温でも発生します。

脱水症というのはその名の通り、体内の水分が抜けている状態です。ですので、汗をかけば1年中かかる可能性があります。夏は汗が流れるようにたれてきますので、意識的に「気をつけよう」となり、脱水には意外とならなかったりします。

この時期に走るランナーに気をつけてもらいたいのが、「かくれ脱水」という症状です。「かくれ脱水」は脱水症になりかけているのに、それに気づかず有効な対策がとれていない状態のことを言います。

春は気温の変化が激しく、最高気温が20℃近くなったと思ったら翌日に10℃以下になるということがあります。このような変化に体がついていけず、ちょっと気温が上がっただけで必要以上に汗をかいてしまいます。

さらには乾燥しているのもあって、汗が滴り落ちないため、体が水分を失っているのに気づきにくいというのも、対策を取れない理由のひとつとして挙げられます。

春のレースは知らないうちに水分を失って、後半に大幅の失速につながります。「ハーフまでは調子が良かった」「30kmまではいつも以上に走れたのに」と悔やんでいるランナーさんもいると思いますが、その理由としてかくれ脱水があるわけです。

それを避けるには、こまめな水分補給が必要ですが、ここで大事なのは水分だけでなく塩分も摂るということです。

スポーツドリンクは甘いから嫌いというランナーさんもいるかもしれませんが、レース中に水ばかり飲むのはとても危険です。低ナトリウム血症という状態になって、昏睡や痙攣を引き起こす可能性もあります。

美味しい・美味しくないではなく、スポーツドリンクを飲むしか選択肢はありません。どうしても嫌だというのであれば塩を持って走りましょう。塩だとしょっぱすぎるので飲みにくいという人は、カプセルに塩を入れて持っておきましょう。

カプセルは薬局でもAmazonでも販売しています。

マラソンにおいては15℃を超えると、自分の思うような走りができなくなります。心拍数も上がりやすく、体内の塩分も水分も失われやすい。しかも走り出しは体も温まっていて心地いいからいつもよりもスピードを上げがちです。

後半失速する要素はいたるところに潜んでいます。

もちろん、かくれ脱水はウルトラマラソンやトレランでも発症します。ウルトラマラソンは涼しい時間にスタートするので、気がついたら茹でガエル状態になって、水分も塩分も大量に失っているというのがよくあります。

トレランは「水分を大事に」という思いもあるため、序盤に摂取せずにいて、体内の水分と塩分が失われてしまいがちです。そうならないためには、戦略的に水分と塩分を補給していく必要があります。

第1回のさいたま国際マラソン(制限時間4時間)はスタート時には小雨で肌寒く、そこからジワジワ気温が上がっていきましたが、多くのランナーがそれに気づかず給水をしなかった結果、ものすごい数の人が沿道で座り込んでいました。

どれぐらいの量が適正なのかは個人差がありますし、レースの種類によっても違いますが、5分でひと口くらいは飲んでおきたいところです。それを考えるとウルトラマラソンでも水分を持ち運べるリュックやポーチがあると便利です。

フルマラソンでも春マラソンなら本当はボトルを持って、5分にひと口くらいのペースでドリンク(もちろん塩分を含んだもの)を飲むようにするのがベストです。

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春マラソンではわたしたちが思った以上に体から、水分も塩分も失われています。それは意識して摂取しないと、いずれ不足して失速に繋がります。特に感覚派のランナーほどかくれ脱水になりやすいので注意が必要です。

でもやっぱり甘いスポーツドリンクが苦手だというのなら、経口補水液を飲むようにしましょう。経口補水液は吸収スピードが早く、それでいて必要なミネラルも補給できますのでおすすめです。

ただし、こちらもあまり好きじゃないという人もいますよね。そういう人はORS経口補水塩タブレットがおすすめです。500mlの水にタブレットを1個入れるだけで飲みやすい経口補水液を作ることができます。

完全に脱水症状になったときには、タブレットのまま噛み砕いて、水で流し込むという使い方もできます。ただし発泡性があるので、そのまま流し込むとゲップが出やすいので注意してください。

小さなケースに入っていますので、超長距離を走るランナーさんには必需品としてポーチなどに入れておいてもらいたいところです。大事なレースで最後まで失速しないために、こまめな水分と塩分の補給を忘れないようにしてください。


ORS経口補水塩タブレット
楽天市場:【脱水予防に】ORS経口補水塩タブレット