履き心地もデザイン性もアップ!ミズノ「WAVE RIDER 23」

関西を中心に人気が高いミズノのランニングシューズですが、その中でも定番モデルとなっているWAVE RIDERの新モデル「WAVE RIDER 23」が、2019年9月20日に発売になります。

「WAVE RIDER 23」は初心者のフルマラソンに適したランニングシューズという位置づけですが、サブ3.5〜サブ4を狙うことができるシューズでもあります。ここではそんな「WAVE RIDER 23」の特徴についてご紹介します。

WAVE RIDER 23はどんなランニングシューズ?

● 「ミズノウエーブ」により高いショック吸収性を実現
● 踵着地することで重心移動をスムーズに行える
● これまでのWAVE RIDERよりもデザインがスマート

WAVE RIDER 23のいいところ

● ワイドサイズがラインナップされている
● 柔らかな着地ができる
● これまでのモデルよりもフィット感が高い
● 通気性が高く足がムレにくい

WAVE RIDER 23の残念なところ

● 重たい
● 優等生なシューズで面白みには欠ける

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WAVE RIDER 23はエントリーモデル

ミズノのランニングシューズには、いくつものラインアップがありますが、今回発売になるWAVE RIDER 23は、サブ5を狙うレベルのランナー向けのエントリーモデルになります。

エントリーモデルの中では比較的軽量なランニングシューズですが、それでも通常モデルの27cmで片足295gもあります。ここがエントリーモデルのとても悩ましいところで、重さがあったほうがシューズは安定しますが、確実に体力を奪います。

このため、RUNNING STREET 365では初心者でも軽めのシューズを推奨し、しっかり足を作ることを推奨しています。

ただし、WAVE RIDER 23はスムーズな走りをするための工夫があり、必ずしも走っているときに重さを感じるとは限りません。しっかりと反発力を活かすことができれば、重さよりも推進力を感じて気持ちよく走ることができます。

また、エントリーモデルという位置づけですが、足運びをしやすいため、サブ3.5やサブ4を狙えるシューズでもあります。ただし、そのタイムを狙うためにあえて選ぶほど特徴あるシューズでもありません。

いいシューズなのですが、ちょっと優等生すぎるような感じもあります。選んで失敗はしないけど感動もしない。この点をどう受け取るかによって、好き嫌いが変わってくるかもしれません。

ではどんなランナーに適しているのか。

● フルマラソンに向けてきちんとトレーニングができる
● フルマラソンの目標タイムが4〜5時間

大事なのは、きちんとトレーニングを積み重ねることができるという点です。1週間に3回以上のランニングができるようであれば、このシューズの重さに負けずに、スムーズな走りを得られる足を作ることができます。

フルマラソンの目標タイムが4〜5時間であっても、忙しくてあまりトレーニングをできそうにないのであれば、もう少し軽めのシューズをおすすめします。

前作からアッパー部が変更

WAVE RIDER 22からの大きな変更点はアッパー部です。これまでとは違った編み方のエンジニアードメッシュを採用し、縫い目がほとんどないシームレス構造になったことで、フィット感が高まっています。

見た目もスタイリッシュに変わっているため、普段履きでも違和感のない最近のトレンドに合わせたデザインに仕上がっています。

これまではアッパー部が2層構造になっていたため、通気性にやや難がありましたが、WAVE RIDER 23はこれを1層構造に変更し、通気性も改善しています。

シームレス構造になり、パーツが減ったことでこれまでのWAVE RIDERとは印象が大きく変わっていますが、シューズそのもののポテンシャルはそれほど大きな変化はありません。

これまでWAVE RIDERを愛用してきたという人は、おそらくこれまで以上にストレスのない走りを楽しめるようになるはずです。

踵着地で前足部に抜けていくように走る

きちんとしたコーチにトレーニングを受けると、フォアフット着地を教えられるかも知れません。ケガのリスクが少ないというのもあり、日本でのトレンドがフォアフット着地になっているためですが、残念ながらWAVE RIDER 23はフォアフット着地には適していません。

構造から分かりますように、ミズノウェーブが搭載されているのは踵部ですので、ここから着地しなければ、WAVE RIDER 23を履く意味がありません。ただし、踵着地といってもつま先を立てるのではなく、フラット気味に入ってほんの少しだけ先に踵が着地するイメージです。

踵が着地して、中足部、前足部へと体重移動することで、ムダのないスムーズな走りができます。

ただ、ミズノウェーブの構造が自然とそのような走りに導いてくれるので、最初は踵着地の角度だけ試行錯誤するだけでOKです。どの角度で足を接地すれば体重移動が楽になるかを探ってみましょう。

WAVE RIDER 23の製品概要

価格:12,900円(税抜)
※GORE-TEXモデルのWAVE RIDER GTXは15,900円(税抜)

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