あたりまえのことですが、ランナーはそれぞれに足の形状に違いがあります。同じ26cmであっても、幅が広い人もいますし狭い人もいます。足の甲の高さもちがってきます。ところが、多くのランニングシューズはサイズだけしか選択肢がありません。
ランニングシューズによってはワイドサイズを用意していることもありますが、基本的にはメーカーが基準としている足の形に合わせて作られているため、ほとんどの人が、どこかで無理をしてシューズを履いていることになります。
「もう少し幅が広かったらいいのにな」
「もっとフィット感があると気持ちよく走れるのに」
そういう想いを持っているランナーさんも多いかと思います。
一方で「自分の足は幅が狭いから」という理由で、特定メーカーのシューズを選ばないという人もいます。ところがきちんと測定してみたら、実は標準的な足幅で自分の思い込みによってシューズ選びをしているという人もたくさんいます。
そうならないために、本来は自分の足を計測した上でシューズを選ぶのがベストなのですが、足のサイズそのものすら測ったことのない人が多いというのが実態です。
なんとなく感覚で「自分は26.5cm」と言っているだけで、計測してみたら25.5cmだったなんてことも珍しくありません。ですので、まずはきちんと足を測定してもらいたいところですが、そういうときにおすすめなのがニューバランスの足型計測ツール「3Dスキャン」です。
この足型計測ツール「3Dスキャン」はセンサーを使って360度から足を計測し、足のサイズ、幅、土踏まずの高さや左右差など足の形の特徴を計測。ひとりひとりの足にフィットしたシューズをご提案してくれるサービスです。
ニューバランスの素晴らしいところは、ただ測定するだけでなく、1960年から足長(レングス=踵から爪先までの長さ)だけでなく、足囲(ウィズ=足幅)でも選べる「ウィズサイジング」を採用しているところにあります。
他のメーカーでも足の測定は行っていますが、シューズの幅に選択肢が少ないため、足の形に近いシューズを提案してもらえはするものの、それが自分の走力に見合ったものでないこともあります。
ニューバランスは初心者向けのランニングシューズから、シリアスランナー向けのシューズまで「ウィズサイジング」に対応していますので(一部商品は対応していません)、自分のレベルに合った最高のフィット感が得られるシューズを手にすることができます。
ただ、足型計測ツール「3Dスキャン」はすべてのお店に設置されているのではなく、下記オフィシャルストアでのみ利用できます。
3Dスキャン導入店舗
ニューバランス札幌 / 原宿 / 銀座 / 六本木19:06 / お台場 / 名古屋 / 大阪 / グランフロント大阪 / 京都藤井大丸
計測は1分程度で終わりますので、まずは自分の足にどのような特徴があるのかを調べてもらいましょう。そのうえで実際にシューズを試し履きさせてもらって、違和感のないランニングシューズを選んでください。
さらに自分の足にジャストフィットさせたいという方には、下記店舗でカスタムインストールを作ってもらえます。価格は税込みで9,350円とやや高額ですが、1分1秒を削り出したいシリアスランナーには、ぜひ手にしてもらいたいアイテムです。
ニューバランス札幌
ニューバランス銀座
ニューバランス大阪
ニューバランスはアーチサポートインソールや偏平足などを治す矯正靴のメーカーとして誕生していますので、足に負担をかけないシューズづくりという点では他のメーカーよりも高い意識で取り組んでいます。
足に負担がかからなければ、それだけ故障リスクが少なくなり、ランナー寿命を伸ばすこともできます。
ランニングシューズを選ぶときに、日本人ランナーはタイムを削るためだけのシューズを選ぶ傾向にありますが、「長く走り続けるためにニューバランスを選ぶ」という選択肢があるということも覚えておいてください。
そのときには、感覚でシューズを選ぶのではなく、足型計測ツール「3Dスキャン」を使って、自分の足に合ったシューズを提案してもらいましょう。