本州ではマラソンシーズンは4月下旬で終わりというイメージがありますが、雪の多い北海道はむしろ5月からがマラソンシーズンの開幕です。そんな北海道で40回以上の開催されている歴史ある洞爺湖マラソンが今年もエントリーを開始しました。
思った以上にタイムが出て、しかも最高の景色を堪能できる洞爺湖マラソン。その魅力について紹介していきます。
洞爺湖マラソンとは
洞爺湖マラソンは今年で42回目の開催になる老舗中の老舗と呼ぶべきマラソン大会のひとつです。洞爺湖の周りを1周と、距離調整のためのロードを組み合わせたコースなのですが、その距離調整がこの洞爺湖マラソンの最大の難所であり、魅力でもあります。
ほぼフラットなコースはその区間片道4kmで80mを上がります。上がるということは下がるわけです。この上り坂がレースの中盤を過ぎたあたりに配置され、ランナーの足を削っていきます。
ただしこの坂道を乗り切れば待っているのは名物のエイドです。ここで飲める紫蘇ジュースはランナーの足をもう一度よみがえらせてくれます。ここまで来たらあとは気持ちで走り切るだけです。
気温が高くなってしまうと苦しいレースになりますが、気温が低ければ思った以上のタイムが出るというのがこの大会の特徴です。気温によっては自己ベストを狙うのは難しくてもシーズンベストを狙ってもいいんじゃないでしょうか。
洞爺湖とは
洞爺湖は日本で9番目に大きい湖で、「日本百景」「新日本旅行地100選」「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選定されるほどの絶景で、北海道を訪れる観光客にとっての観光スポットのひとつになっています。
洞爺湖の中島と羊蹄山はを一望できる景色はまさに絶景で、日が沈む直前は永遠に記憶したいと思える風景になります。北海道はどこを切り取っても美しいのですが、洞爺湖から眺める夕日はやはり格別です。
洞爺湖マラソンの楽しみ方
当日に札幌からレンタカーを使って会場に向かうのもいいのですが、できることなら洞爺湖温泉に1泊することをおすすめします。スタート会場も洞爺湖温泉なので朝もゆっくり出来ますし、なによりも温泉でのんびりできるのが一番です。
北海道に来て観光で歩きまわるのもいいですが、マラソン旅ですから大自然の中に体を浸すという感覚でリフレッシュしてから走るといいタイムを期待できるのではないでしょうか?
温泉街ですが、たくさんのお店があるわけでもないのでただひたすらにのんびりしましょう。ここでしか食べられないものもとして「白いおしるこ」があります。洞爺湖ではないですが、すぐ近くが海なので大きなホタテも名物と言っていいでしょう。北海道はやはり海の幸です。
仲間とレンタカーを借りてドライブしながら洞爺湖温泉を目指し、マラソンを終えてから札幌の繁華街で一杯やって翌日に帰るというのが北海道の自然と賑やかさを楽しむにはおすすめのプランになります。
大会詳細情報
大会名:第42回洞爺湖マラソン2016
開催日:2016年5月15日 (日)
開催場所:北海道・洞爺湖町
エントリー受付期間:2016年2月1日 10:00~2016年2月26日
種目(制限時間):フルマラソン(5時間30分)、10km、5km、2km
参加費:42.195km6000円 10km・5km4000円 高校・中学2500円
2km 小学2000円 親子4500円
定員:フルマラソン 6000人
エントリーサイト:RUNNET
洞爺湖マラソン公式サイト:http://www.toyako-marathon.jp