さわやかな風が心地いい6月の北海道。頭上には新緑のトンネルがどこまでも続く。そしてスタートの大渋滞もどこまでも続く・・・
これぐらいのスピードがちょうどいい。今日は走ることを存分に楽しもう。
そんな気持ちにさせてくれるマラソン大会「第36回千歳JAL国際マラソン」のエントリーが開始しました。
千歳JAL国際マラソンとは
今年で36回目の開催となった千歳JAL国際マラソンは、北海道でも歴史もあり多くのランナーに愛され続ける大会のひとつです。
この大会はランニングクラブで出場するランナーが大勢います。なぜなら、マラソン大会の中では珍しい「団体戦」が行われる大会なのです。ハーフマラソンとフルマラソンのそれぞれの部門があり、1チーム4〜5人で登録し、上位4人の合計タイムで順位を競うのです。
千歳JAL国際マラソンの団体戦が北海道のランナーのモチベーションのひとつになっています。
コースはスタートから34km地点までが未舗装の林道になります。幅も狭いためスタートではトップランナー以外はものすごい渋滞の中を走ることになります。前に行きたい人はイライラするかもしれませんが、森林浴ランだと気持ちを切り替えましょう。
22.5kmの折り返し地点まではほぼ上りが続きます。高低差は155m、折り返すまでは我慢の走りが続きます。エイドは5kmごと、氷砂糖やバナナ、カロリーメイトなどが置いてあるので栄養補給はばっちりできます。
記録を狙う大会ではなく、走れることを喜ぶための大会。トップランナー以外はそんな位置づけにしたいですね。6時間使って42.195kmを楽しむ。前半は緑のトンネルを満喫して、後半はスピードを出して走ることを楽しむといいですよ。
過去大会のレポート
世界を旅するラブレター
人生初フルマラソン、千歳JAL国際マラソン完走。結果、下半身がギッシギシ。
パン持って歩こう
第35回 千歳JAL国際マラソン 会場様子~フルstart編 2015
第35回 千歳JAL国際マラソン ハーフゴール~Myゴール編
ヒコーキ光画館
第35回 千歳JAL国際マラソンを走ってきた
千歳JAL国際マラソンの楽しみ方
北海道のランナーさんにしてみれば、とくに観光ということはないかもしれませんが、日本全国から訪れるランナーさんは、前泊して観光も楽しみたいですよね。
限られた時間ですので、札幌には行かずに千歳周辺を観光するのはどうでしょう?レンタカーを借りて支笏湖やサケのふるさと水族館を回っているとあっという間に時間が過ぎていきます。
天気が良ければ支笏湖の夕日を見に行きましょう。北海道にしかない美しい景色が訪れる人の時間を止めてしまいます。
グルメでは最近話題の千歳バーガーは外せませんね。北海道に行くとラーメンと海産物ばかりという人は、ぜひ千歳バーガーを食べてみてください。千歳の鶏卵を使ったハンバーガーは、市内のあちこちで食べることができます。
いつもはドタバタで通過するだけの新千歳空港も、千歳観光だけならのんびり見て回ることができます。新千歳空港は空港なのに映画館まであるんですよ。なんと温泉もあります。走り終えて空港の温泉で汗を流してサッポロビール。
完璧です!
あれもこれも欲しがらない。そんな旅と千歳JAL国際マラソンの相性はばっちりです。大会のスポンサーはJALですが、いまは各地からLCCが飛んでいるので格安で北海道まで行けてしまいます。肩肘張らない普段着のマラソン大会千歳JAL国際マラソンはいかがでしょう?
大会詳細情報
大会名:第36回千歳JAL国際マラソン
開催日:2016年6月5日 (日)
開催場所:北海道千歳市
エントリー受付期間:2016年2月12日~2016年4月6日
エントリーサイト:RUNNET
フルマラソン
制限時間:6時間
参加費:6000円
定員:5000人
ハーフマラソン
制限時間:関門約18km地点6時間
参加費:5000円
定員:3900人
10km
参加費:3300円
定員:2000人
3km
参加費:3100円 高校以下1800円
定員:550人
3kmファミリー
参加費:2人3800円、3人4800円
定員:550人
千歳JAL国際マラソン公式サイト:http://chitose-jal-marathon.jp