トレイルランニング用シューズは通常のランニングシューズと比べると、アッパーに高い強度を持たせる必要があり、さらにソールはグリップをさせるためにゴム底を採用するので、どうしても重たくなってしまいます。このトレランシューズの重さがロードのランナーにしてみると不快ですよね。
「もう少し軽いトレランシューズがあればいいのにな」という要望に応えて作られたのがホカ オネオネのトレントです。ただ初代モデルは軽さ重視ということもあり、グリップ力に課題があったということで、その弱点を強化した「トレント 2（TORRENT 2）」が登場しました。
軽さは正義！全力でトレイルを駆け回れ
今回発表された「トレント 2（TORRENT 2）」はオフロード向けの「SKY」コレクションのひとつです。ホカ オネオネのトレイルカテゴリーの軽量&スピードモデルになり、初代モデルから次のような変更がありました。
- アウトソールのパターンを変更
- アッパーにリサイクルポリエステルを採用
まず課題だったグリップ力の向上のために、多方向に刻まれた新しいパターンのソールの溝に変更されています。さらに滑りにくいマーブル模様のラバーアウトソールを採用し、路面をつかみやすく、さらに滑りにくく仕上がっています。
最近はどのメーカーもサスティナブルを掲げていますが、ホカ オネオネもアッパーにリサイクル素材を採用してきました。オーバーレイによる補強をしているので、リサイクルポリエステルでも十分な強度があります。ただし気になるのはフィット感。
リサイクルポリエステルは柔軟性が低いものも多く、フィット感が損なわれる傾向にあります。「トレント 2」がどれくらいのフィット感があるのかは、履いてみないとわかりませんので、店頭で試し履きしてからの購入をおすすめします。
また、従来は27cmで254gでしたが、新モデルは27cmで264gと若干重たくなっています。10gの差ですので、ほとんど誤差のようなもので、それと引き換えに高いグリップ力を得ているので、走ってみると重さの違いは気にならないはずです。
着地時のクッション性と推進力を両立させたPROFLY™ミッドソールを採用しており、つま先離れの良いトレランシューズに仕上がっていますので、スピードを出してトレイルを駆け回りたいというランナーに最適な1足になっています。
「トレント 2（TORRENT 2）」商品概要
| 価格 | 16,000円（税抜） |
| サイズ | Men's：25.0–30.0cm Women's：22.0–25.0cm |
| 重さ | Men's：264g/27cm Women's：215g/24cm |
| ソールスペック | Men's オフセット5mm ヒール23mm/フォアフット18mm Women's オフセット5mm ヒール21mm/フォアフット16mm |
| カラー | Men's Black Iris/Evening Primrose Bright Marigold/Evening Primrose Women's Deep Well/Evening Primrose Indigo Bunting/Bleached Apricot |
